5:30起床。

今朝は住んでいる団地の草むしりの日。
朝6:30から作業開始との連絡があったので
昨夜は寝坊をしないようにと緊張しながら布団に入った。

各家庭から住民が集合して30人くらいはいらっしゃったかな。
用意された軍手をして鎌を持ち、
まだ涼しく気持ちの良い時間を使って黙々と一時間草むしり。
最近禅の本を読んでいたので、草むしりをしながら
次から次へと頭に浮かぶもの…これが煩悩というものかぁなどと
すでに煩悩だらけの頭で作業に取り組む。
次第に草をむしることだけに集中していると頭の中が空っぽになっていくのが気持ちいい。
きっと座禅などはこれに似ているんじゃないだろうか。
清々しい気分で一日がスタート。
草むしりの作業はこれから月1で夏まで続きます。

引っ越して間もなくして夫君がベランダで
プランター菜園を始めた。
最初はプランターを2つ並べて
苗も遠慮がちに少しばかり。
それが今ではプランターが4個並び、
種植え用の小さなポットがいつの間にかズラリと整列している。
ゴーヤはいよいよグリーンカーテンを作るべく支柱を立てて。

ここのところの暑さで植えたばかりのはずの苗はぐんぐん成長。
ナスやトマトは花を咲かせ、蒔いた種からは芽が出始めた。
私は気になるときだけ水やりをする程度。
それでも成長を見るのはやっぱり嬉しいもんです。
これからウッドデッキも作って、
夏にはそこでビールを…なんて妄想も広がっている様子。
ウッドデッキを作るのはもしかして私がやることになるんじゃないの?
そんな風向き?え?





引越をして来てからまだ2ヶ月だというのに
自宅にはすでにいろんな友人たちがよく訪ねて来てくれて、
泊まって行くことも多い。昨夜も。

昨日のご飯は餃子。
餃子を焼き始めるまでにつまめるものをあれこれ作って
私もつまみつつ、餃子作りに取りかかる。
実は餃子を包むのが好きなのです。
ひたすら具を詰めて包んで、詰めて包んで。
キュッと整った餃子がバットに整列するかのように
どんどん並んでいく姿を見るのが気分良く、
それが私にとっての餃子作りの醍醐味。
焼きは二の次なのです(ホントはここが大事なのにね)

こうなってくると二人よりも食べる人数は多い方が楽しい。
途中からMくんも加わって4人。
どんどん作って焼いて、食べて。焼いて、食べて。
焼きに飽きると水餃子もやって。
毎日はこんなにワシワシ作れないけれど、
食卓をみんなで囲む風景というのはやっぱりいいもんだ。
写真など撮ることも忘れて皆満腹。

久しぶりの休日。

昨夜は夫君が仕事から早く帰ることができたので、
郡山の映画館へ「海よりもまだ深く」のレイトショーを
観に行った。
是枝監督の「歩いても、歩いても」での樹木希林と阿部寛の共演に続く作品。
阿部寛のダメな大人っぷりも、「あれ」で通じてしまう間柄とか
樹木希林が何気なくつぶやく深い言葉とか。
笑えたり切なかったり、自分にはもうどうしようもないことだったり。
でも明日はまたやってきて生きていく。できれば光のある方へ。

家に帰ってきてからもしばらく映画脳になっていて、
ぐるぐるその世界にひたっていたら、
今日になってカレーが無償に食べたくなった。
というのは映画にカレーうどんが出てきたから。
かつお出汁でのばしたカレーには短冊切りにした油揚げ。
それが何てことはないのかもしれないけれど、とっても美味しそうだった。
お昼ご飯にそれを食べることは叶わなかったけれど、
出かけた先で夫君はビーフカレーを選び、
私はナポリタンスパゲッティーを選んだのは
少なからずその影響。

お昼に郡山市美術館へ行った以外は三春の町を散歩。
私は通勤で町を散策する機会があるものの、
夫君は日中は仕事でなかなかそんな時間がないので
近くの神社に行ったり、山道を少し歩いたり。
おじいさんとおばあさんのような過ごし方だけれど
そうやって少しずつ町のリズムや環境に体を馴染ませていくのが楽しい。

↓ こんなひみつの花園のような広場も。




蔵前にいる頃から食べ物を頂くことが多かった。
お腹を空かせた顔でもしてるんだろうか。
いやはやありがたことです。

三春にやって来てもそれは変わらず。
喜多方のしっかり太いアスパラ。
お隣りさんにはピカピカのいちご。
お菓子やお肉、いぶりがっこというのもあったなぁ。
友人が育てた小豆もありがたく。

ご近所でお菓子を作る女性には焼きたてのプレッツェルを。
先日はスコーンを頂いた。色々と研究中なのだとか。

そして一昨日はたこ焼き。
すぐにでも食べたかったけれど閉店後までがまん。
たこ焼きは冷めてプスンとしぼんでしまったけれど、
久々のソース味は閉店後の腹ぺこのお腹を満たしてくれた。
ごちそうさまでした!

写真はかわいいプレッツェル


三春のお店では営業時間を10時−17時にしています。
以前の蔵前のお店に比べてずいぶんと前倒しです。
が、7時にはすでに辺りは暗く、夜遅くまで営業している
飲食店も少ないので、みなさん自宅に帰って
ご飯の仕度という方が多いようです。

5時にお店を閉めて、
早くにお店を出れる日は歩いて帰ってごはんの準備。
朝できなかった掃除や洗濯をする日も。
そうやってあれこれやってもまだ外が少し明るかったりすると
なんだか得をしたような気になります。
ひとりの暮らしからふたりへ。
そして仕事のしかたも組み立て中。


さて今度の休日は何をしよう。



今日は気温がぐんぐんと上がって日中は27℃!?の夏日。
店内は入り口の扉を開けたままにしているだけだったけれどちょうどいい気温。
これも漆喰のお陰なんだろうか。
さらさらと感じる空気が気持ちがいい。



今日はいつも表の通りのスピーカーから流れている演歌もお休み。
「いつもの」が無いと少し物足りないなどとすでに思ったり、思わなかったり。

お店のご近所には並んで2軒食堂がある。
取材は一切お断りしているようなので向かって「右」「左」と致しましょう。

どちらもいつものれんがかかっているのだが
「右」に入れた試しはナシ。
店内に入っておばちゃんにあいさつをしても「今日はちょっと…」と言われてしまう。
一方「左」はいつも店内が賑わっている。
賑わっているというか、
いつも役者ぞろいの常連さんたちが集っているサロンのような場所となっている。
それでも私のような一見を普通に迎え入れてくれる。
テレビも見やすいようにおばあちゃんが椅子を動かしてくれる。

店主のお父さんは4人だろうが2人だろうが料理は1品ずつ丁寧に作って出してくれるので
なかなか同時には出て来ない。ここでは急ぐ必要などないからだ。

客人のひとり、パナマ帽を被って濃いサングラスをかけたおじいちゃん。
チェーンスモーカーのようで、何度振り向いて見てもタバコを吸っていらっしゃる。
でもその姿がキマリすぎ。カッコ良すぎ。
まるで「ブエナビスタソシアルクラブ」の一員かと思うほど。
違うところといえば足下が地下足袋ということくらいか。

エビ天丼のタレは甘しょっぱくてなんだか懐かしい味。

今日は「左」で少しだけおしゃべりをしたおじさんがin-kyoを訪ねて来てくれた。
店内でお話をしていると、もう一人食堂のお仲間が店の前を通る。
これからお昼に一杯(一杯で済むんだろうか?)食堂に飲みに行くそうだ。
あぁのどか。

冷やし中華が始まる頃にまた行こう。
そしていつか「右」にも「はい、いらっしゃい」と言われたい。





三春のお店をオープンさせてから1ヶ月が過ぎました。
早いような、もうずいぶん経ったような。
どちらとも言える不思議な感覚。

お店の大きな窓からは同じようでいて
見飽きることなどない光景が毎日繰り広げられている。
軒先にできたツバメの巣は
ツバメの滞在時間が長くなって…そろそろ卵が産まれるのかしら。
1ヶ月前には町中が桜一色だったのが今は桐や藤の紫が色を添えている。
お次は白い花だそう。まるで花のバトンリレーみたいだ。



先日の定休日、仕事を兼ねて我が家に滞在していた駒形家族のSちゃんと夫くんと3人して
まだ頂上までは登ったことがなかった城山公園の頂上へ車で向かった。
天候に恵まれた日の夕暮れ時。
夫くんには我慢してもらい、私とSちゃんは缶ビール片手に。
夫くんはかわいそうに炭酸水。

ちょうどくっきりと大きな夕陽が辺りを染めながら沈むところ。
ぢりぢりぢりぃぃぃと何かが焦げる音がしそうなほど燃えるようなオレンジ色が
山と雲の合間に沈んで行く。そんな景色を見ながらのビールは最高だった。
今度は歩いて頂上へ向かおう。そこで夫くんともビールで乾杯だ。

お百姓さんがその昔、お天道様に向かって
「今日も一日ありがとうございました」と
手を合わせるように、自然と首が垂れる思いがした。
今日の無事をありがとう。
日々の中にあるシアワセとはそんなことかもしれない。

朝からの激しい雨もお昼頃にはいったん落ち着いた。
こうして雨が降るごとに緑は濃くなり、ぐんぐんと成長する。
今はツツジに加え、藤やシャクヤクが咲き始めて
町を歩いていると、どこからか甘い花の香りが漂ってくる。

三春に来てまず驚いたことが
町の人たちがあいさつをしてくれることだった。
全く知らない人でも道ですれ違えばだいたい
「こんにちは」
と言ってくれる。
それが小学生の子どもたちも、部活帰りの高校生までも。
当たり前のことのようだけれど、それに驚いているのだから
自分はこれまで知らない人には挨拶をしていないということだ。

「わぁ!」と心の中で思って、驚きと同時に
自然と笑顔になっている。
なんと気持ちの良いことなんだろう。
幸せの連鎖だ。

「元気にあいさつ」

小学校の頃に習った標語のようなことを
今さらながら習慣にしようと思う今日この頃。

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お知らせのページにもUPしましたが
明日は定休日。
12日〜14日は臨時休業を頂きます。
15日のopen時間は13時〜となりますので
何卒ご了承ください。
ウグイスの鳴き声がまだ聞こえる一方で
カエルが軽やかに鳴き始めた。
どうやら早いところでは田んぼに水が入り始めたようです。

お店にいらっしゃるお客様が、三春の良いところを
色々と教えて下さいます。
それは食べ物屋さんだったり、お寺や神社だったり、人だったり。
今日はこれからちょうど始まる田んぼの風景の
素晴らしさを教えて頂きました。

自然は待ってはくれず、緑は日ごとに濃くなり
景色も姿もどんどん変わっていく。
その様子を見逃さないようにとついつい欲張ってしまう。
けれど少しずつ少しずつ出会っていくことにするとしましょう。


夕方母に電話。
母の日だというのに何かを贈るにも思いつかず今日になる。
ごめんなさいの罪滅ぼしの気持ちで用は無くても電話する。
山のツツジが満開だよ。とか
すずらんが咲き始めてきれいなんだよ。とか
町の方々に良くして頂いてお店もなんとかやってるよ。などなど。

なんてことはない会話のやりとり。
母がホッとしているというよりは、
私が母の声を聞いてホッとしているのだと電話を切ってから思った。
お母さんありがとう。
私は元気にやってます。


陶芸家の五月女寛さんが三春に遊びに来てくれました。
三春の駅でレンタサイクル(電動自転車)を借りて
隣町からふらりとやって来たかのような身軽さで。
それはなんだか蔵前での日常が地つなぎのような光景で
思わず笑ってしまいました。

嬉しいなぁ。

今まで何も縁がなかった場所が誰かがいることでつながっていく。
私自身もそうして訪れた町がどれだけあることか。
まだまだ行くことが叶わずにいる土地も、
思いを馳せるだけで心が広々としていく。
こうして実際に訪ねて来てくれるということが
こんなにも有り難いこととは。


お店のカウンターの近くには五月女さんとエムピウの村上さんから
開店祝いに頂いた五月女さんの壷(花器)があります。
欠けたようにかたちづくられた花器には、野の草花がよく似合う。
スッと添えた緑は、そこから芽を出したかのように生き生きと見えて。
この壷は西荻窪の「みずのそら」で開催された個展のために
つくられたもの。今は亡き「みずのそら」のオーナー・小峰さんと
約束をした展示だったとのこと。
展示のDMが届いたときには胸がザワザワするくらいその世界観に惹き込まれました。
飲み仲間のとめちゃんとはまた違う一面を見せてもらったような嬉しさと驚きとがあって。

昨夜はその小峰さんの一周忌。
我が家で夫君と友人も加わり、4人で食卓を囲んで
展示のこと、作品のこと、小峰さんのことなどなど
あれこれ話をしながらご飯を食べ、美味しい日本酒を頂いて。
いい夜でした。

そして今日も私たちがまだ知らない三春のいいところを満喫して
五月女さんは帰って行きました。

「あぁ行ってみたい」「行ってみよう」

そう思える場所をつくろう。









あっという間ですね。

新しい毎日がビュンビュンと過ぎて行きます。
もっとじっくり味わいたいなぁという私の気持ちは
おいて行かれるように、山の緑の色も日ごとに濃さが増している気がします。

お店がここで始まってから
ご近所の方から遠方の方、
蔵前のお店にいらしたことのある方まで
ご来店下さって、色々とお話をさせて頂いて。
とてもとても新鮮な毎日です。

明日4日は水曜日ですがゴールデンウィークのため
休まず営業しております。

来週は急なお知らせで大変申し訳ないのですが
臨時休業を頂きます。

5/11(水)定休日
5/12~14 臨時休業
5/15(日)13:00〜open

誠に申し訳ございませんが何卒ご了承下さい。