今日は気温がぐんぐんと上がって日中は27℃!?の夏日。
店内は入り口の扉を開けたままにしているだけだったけれどちょうどいい気温。
これも漆喰のお陰なんだろうか。
さらさらと感じる空気が気持ちがいい。



今日はいつも表の通りのスピーカーから流れている演歌もお休み。
「いつもの」が無いと少し物足りないなどとすでに思ったり、思わなかったり。

お店のご近所には並んで2軒食堂がある。
取材は一切お断りしているようなので向かって「右」「左」と致しましょう。

どちらもいつものれんがかかっているのだが
「右」に入れた試しはナシ。
店内に入っておばちゃんにあいさつをしても「今日はちょっと…」と言われてしまう。
一方「左」はいつも店内が賑わっている。
賑わっているというか、
いつも役者ぞろいの常連さんたちが集っているサロンのような場所となっている。
それでも私のような一見を普通に迎え入れてくれる。
テレビも見やすいようにおばあちゃんが椅子を動かしてくれる。

店主のお父さんは4人だろうが2人だろうが料理は1品ずつ丁寧に作って出してくれるので
なかなか同時には出て来ない。ここでは急ぐ必要などないからだ。

客人のひとり、パナマ帽を被って濃いサングラスをかけたおじいちゃん。
チェーンスモーカーのようで、何度振り向いて見てもタバコを吸っていらっしゃる。
でもその姿がキマリすぎ。カッコ良すぎ。
まるで「ブエナビスタソシアルクラブ」の一員かと思うほど。
違うところといえば足下が地下足袋ということくらいか。

エビ天丼のタレは甘しょっぱくてなんだか懐かしい味。

今日は「左」で少しだけおしゃべりをしたおじさんがin-kyoを訪ねて来てくれた。
店内でお話をしていると、もう一人食堂のお仲間が店の前を通る。
これからお昼に一杯(一杯で済むんだろうか?)食堂に飲みに行くそうだ。
あぁのどか。

冷やし中華が始まる頃にまた行こう。
そしていつか「右」にも「はい、いらっしゃい」と言われたい。