ころころと天候が変わるこの頃。

今日は昼頃から冷たい雨が降り始めた。
これが「花おこしの雨」となるのだろうか?

三春観光協会のHPでは滝桜の開花状況が
逐一画像で更新されている。
ずいぶんとつぼみは赤みを帯びて膨らんできているけど
まだもう少し。開花予想は13日との情報ですが
さてどうでしょう。
気が急いてなんだかそわそわしてしまう。

今日は父の誕生日。
そして明日は2011年にこの世を去った美術作家・永井宏さんの命日。
お通夜の日の帰り、鎌倉駅に向かう道の途中では桜吹雪が舞っていた。
毎年桜に心奪われ、でもそこには切なさも混じって
だからなおさら涙が出るほど美しく感じるのかもしれない。

永井さんは福島にも何度か足を運んでいらした。
かれこれ15年以上前だったと思う。

「こんなところがあってね、行ってみたらいいよ」

こうしてよくみんなにいいと思う場所や人を
気軽に(そそのかすように?)すすめていた。
どういいかはあまり教えてくれない。
そんな調子だからこちらも「ふぅ〜ん」と軽く聞き流したいのだけれど
だいたいが気になってしまって頭の片隅にしっかりと残っている。
そうして訪れた場所のひとつが福島市の「あんざい果樹園」であり、
あんざい家のみんなとの出会いでもあり、新潟のエフスタイルのお二人とも。

永井さんからお話を聞いていたお二人には会ってみたいとずっと思っていた。
それが10年以上前になんと三春で行われたとあるイベントでご一緒することに。
その後、福島に縁が生まれ、私は現在三春で暮らし、お店を構えることになるとは。
なんだか全て永井さんにコマを動かされているような気さえしてくる。
でもその采配に今更ながら感謝しています。

たまに永井さんが今にも扉を開けて、
「やぁ」とお店にやって来そうな気がするときがある。
いや、すでにフットワークの軽い永井さんのことだから来てますね。きっと。
少し先を行って、こちらがウロウロと進む道にあかりを灯してくれていたんだなぁ
って今だから思える。気づける。そのことを直接言うことができなかった。

三春は今日はこんな寒い雨降りだけれど、
明日、葉山の海は晴れてウィンドサーフィン日和になるといいですね。永井さん。