お味噌

ヨガ友でもあり、発酵友の会(勝手に命名)でもある
M子さんから先日貴重な手作りの2年味噌を戴いた。
甕を使って仕込んでいらっしゃるというお味噌は、
長く熟成させていることもあって、塩の味がやわらかく、
旨味が凝縮されている。
もったいなくてちみちみ使いつつ、でもこのお味噌なら
少し多めに使えば出汁を入れなくてもいいかも!と思うほど。
今なら芽吹き始めたばかりのやわらかなヨモギの新芽を
細かく刻んでお味噌汁へ入れれば、フワッと春の香りが楽しめる。

包みも素敵!

「大吉みそ」の名前は、丸のままの大豆が
ゴロゴロ入っているからと。当たり豆として
見つけると嬉しくて、つまんでそのまま口の中へ。
しっかりと味噌味になったこの大豆がまた美味しい。

さてさて。我が家のお味噌は一年ものだけれど、
お嫁に出してみようかしらと、M子さんの包みを真似して
筆を取り出し、何と書こうかと考えた挙句
「日々 元気みそ」
と名付けてみた。
美味しいか、そうでないか。好みがあるのでわからないけれど、
こんな名前なら食べてもなんだか嬉しいかなと。
お味噌は身体をあたためて、お腹の底から元気にしてくれるし。
お味噌作りは自分が楽しいから続けていて、
しかも知人が育てた材料の美味しさに加え、
木桶の力も手伝って、年々美味しさが増しているような。
まさに手前味噌だけに自分の身体が一番に喜んでいる。

出汁を入れなくても十分美味しい。


お味噌の味、どうだったかなぁと思っていたら、
M子さんが今日お店に来て「美味しかったわぁ~」と言って下さった。
なんだか我が子を誉められたようでとっても嬉しい。
しかもしかも。またまたお礼にお手製の「きび餅」を戴いた。
ほんのり黄色がかった春めいたお餅。
どうやら今日はM子さんのお宅近くにある見渡神社のお祭りで、
そのお供えにと作ったお餅とのことで有難く頂戴しました。

今月は春の雑草で酵素シロップづくりもご一緒する予定。
うふふ。
こういうことを一緒に楽しめる方が近くにいるなんて夢のよう。