さとのわにて  その②

ワークショップの時間が終わってからは
「旅館みやま」さんへ移動。
こちらはいまでも湯治のできる湯治旅館。
湯治部屋では自炊ができるので
地元の食材を買い込んで長期滞在もゆっくりできます。
新館はゆったりとしたつくりで、20年経っているとは
到底思えない手入れの行き届いた気持ちの良い空間。
ここのお風呂がこれまたやわらかであたりがやさしい。
少しぬるめの温度もかえってちょうど良くて
いつまでも入っていられそうな心地良さ。
参加者のみなさんも宿泊されて、
またまた美樹さんが心づくしのお料理を
作って下さって、ひとつの湯治部屋に集合して
一緒に夕食を。
ひとつの釜の飯を じゃないけれど、
食べものを囲みながらだからこそ生まれる会話というものが
あると思う。しかも温泉でみなさんの体もほぐされていて。
いいことも悪いことも人はいろんなことを抱えて生きている。
でもそれをどう捉えて日々を過ごして行くか。
美樹さんや岡安さんはじめ、参加されたみなさんは
年齢もお仕事も環境も違うけれど、
みなさん素敵な方ばかりでした。
どんな話をしていても会話が良い方向に自然ところがっていく。
笑って、美味しい料理に身も心も喜んで。
朝ごはんも↓ しあわせの湯気がふんわり
20170310-さとのわの朝ごはん.JPG
忙しい毎日を過ごしていると、ホッと自分をゆるめてあげる時間を
つくることはなかなか難しかったりします。
でもそれを見て見ぬふりをして走り続けていると
楽しんでいるときはいいのですが、どこかでパタリと
体調をくずしたり、心が疲れてしまったり。
そんなときこそ遠く旅に出てゆるりと湯治などいかがでしょう?
(転地療法で400kmの法則というのがあるらしいです。)
白鳥がたくさん!こんな景色を間近で↓
20170310-白鳥.JPG
鈴木美樹さんが企画する「さとのわ」のワークショップや
参加せずともただただ食事をしてお風呂につかるだけでもぜひ。
鳴子温泉は食べ物はもちろん、お水もとっても美味しい場所ですよ。
三春の良いところもたくさん見つけて知って、in-kyoもがんばろ。