ちょっと足をのばして。

n100のイベントが終了した翌日、
久しぶりにルビジノへ。
と、ペーパードライバーの私が自力で行けるはずもなく、
Yぼーの車で連れて行って頂いた。
夏には青々した大きな葉に、ピンクや白の花を咲かせる
蓮畑が一面に広がる景色も、今は土と枯れた冬の色。
でも空は快晴で、畑の向こうに見える霞ヶ浦も青く、
これもまた美しい。
前川夫妻とも久々のんびりとお話することができたし、
愛犬のチャイさんにもごあいさつができた。
あの場所は、ひたすらゆるゆるとした時間が流れている。
初めてルビジノを訪れたときと変わらない時間の流れ方だ。
と、思いながらもその後に行く予定の場所もあったので、
十分満喫してルビジノを後に。
予定といっても前川夫妻に教えて頂いた物産館で
野菜を買ったり、道の途中にあったEM農法を取り入れている
レンコン農家・吉田農園のレンコンを購入することなんだけど。
レンコンがなんと1kgで¥700!さらに買った分と同じくらいのおまけも1袋!
このレンコンがこれまた本当に美味しくて、あれから毎日のように食べている。
蒸せばねっとり粘りがあるし、焼いたり油で揚げればシャクシャクとした
歯ごたえとホクホク感も。レンコン最高!
この翌日は成田(正確には下総神崎という場所)にある
「寺田本家」の酒蔵見学へ。
お友達のMさんが通う太極拳の先生が企画した見学ツアーに
便乗して参加させて頂いたのだ。
ひとり1品持ち寄りでだったので、仕入れたレンコンを使って
「れんこんの南蛮漬け」を。これは高山なおみさんの
「野菜だより」という本に載っているもので、つい先日もオカズ宅での
持ち寄りの会へ持って行って、お酒に合うと好評だったので調子に乗って再び。
本の中では衣に片栗粉を使っているのだけど、葛粉を使ってみた。
蔵の見学では麹の良い香りに包まれながら、
ご主人の寺田さんが丁寧に説明して下さった。
その間も蔵人さんたちは冷たい水を使って、
ゴム手袋もせず素手でお米を洗う作業の真っただ中。
でも誰ひとりとして眉間にシワを寄せるような顔をしている人はいなくて、
みんな本当にいい表情。テキパキと機敏な動きは息がぴったりと
合っていたし、見ていて清々しかった。
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楽しくにこやかに作られたお酒は呑む人の表情も
和らげて、楽しい気持ちにしてくれる。
ひとり1品の持ち寄りも、20人くらいいたから1周するだけでも
たいへんだったけど、いろんな味が楽しめてお酒とともに
美味しく楽しい時間を過ごさせてもらった。
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発酵から学ぶことはたくさん。
寺田さんが出された「発酵道」という本はお酒に興味が無くても
おもしろく読めますよ。