ハレの日じたく

昨晩は、にっぽんフォルムさんでのトークイベントの夜でした。
ことごとく雨。搬入の日も雨。とまたもやイベント雨女クイーンです。
足元が悪く冷え込む中、ご来場下さった皆さま、
感謝の言葉に尽きます。
わたくしの拙いトークイベントのフォローは、
お客様とにっぽんフォルムのみなさま、そして
イベントにお料理で華を添えてくださった古田陽子さんのお陰です。
本当にありがとうございました。
イベントで古田さんが作ってくださったおせち料理のアレンジは
私自身もとても参考になりました。今年のお正月用に
ぜひ作ってみようと思います。
尚、「ハレの日じたく」の展示は1/12まで行っておりますので、
お近くにお越しの方はぜひにっぽんフォルムさんへお立ち寄りください。
さて今日は土曜日。
イベントが何もない日だったけれど、朝から来客続き。
午後には久々学生の頃の友人Kさんがちびっこを連れて初めて
お店に来てくれた。なんだかこうして会うのがとっても不思議な感覚。
宿題が終わらないよぅ・・・とか初詣に鎌倉へ一緒に行ったことが
ついこの間のことにように感じられるというのに。
私だけがそのままそこへポツリと居残りしているようにも思ったり。
そこへ今度はかわしまよう子ちゃんがやってきて。
沖縄へ行って何ヶ月かが経つけれど、ずいぶんと元気そうで
何よりと心から思う。
よう子ちゃんとの付き合いはかれこれ10年以上が経つ。
10年の間に決して頻繁に会っていたわけではないけれど、
つきあいというのは時間とか頻度とか距離とかそんなもので
単純に計れるもんじゃないんじゃないかというのが
よう子ちゃんとのつきあいで感じるところ。
「たまに」でも「離れていても」何も変わらないって悪くないなと。
バタバタしていてお店が終わってから雑務を。
今日は早く帰るぞーなんて思っていたけれど、
キリが良いところまでやっていてら結局遅くなって
アノニマMさんと近くのお店でゴハンを。
ちこっとホロ酔いで江戸通りを歩いていると、強風でイチョウ並木の
イチョウの葉が舞っている。この週末で葉もおちてしまうんだろうか・・・。
そう思いながら靴が埋まるような落ち葉の中をわざと蹴り上げるようにして歩いた。
長靴を履いたらわざと水たまりに入りたくなるのと同じで
子供のころからそうするのが好きだった。なので今日もそんな調子で。
クシャリカシャリと耳に心地よく響く枯葉の乾いた音。
好きなことってあんまり変わっていないんだなって
街灯に照らされてキラキラしているイチョウの葉を蹴り上げながらふと思った。