先週、今週

先週、今週の定休日は
夏に企画展をお願いしている作家さんの工房へ。

先週は那須に工房を構える
酒井蘭子さんを訪ねて。

染付の器の印象が強かった蘭子さんですが、染付、白磁以外にもあらたに灰釉の器も今回見せて頂いて、静かに、でもワクワクとした気持ちがじわじわとこみ上げてきました。

「あ、いいな」

それってずいぶん直感的というか、理屈でなく本当に感覚でしかないのだけど、自分がどういったものに対してそう感じるのか?この場合は器ですが、器そのものはもちろん、やはりその向こうに作り手の暮らしが見えるかどうかかなと。どのようなものを目にし、感じ、選び、食べ、どんな日々の暮らしがそこにあるのか?以前よりもさらにそこを大事にしたいと強く思っているんだと自分に対しての発見。

「あぁ。一緒に食卓を囲んでみたいなぁ」
そんな風に思える作り手が生み出す器は、きっと使っていて楽しいだろうな。料理の顔が次々と浮かんでくるような器。と、蘭子さんの工房へお邪魔して感じたこと。

in-kyoがまだ東京にあった頃にお会いしたのがはじめましてだった蘭子さん。
そのご縁は宮城県鳴子市で「さとのわ」を主宰している鈴木美樹さんから。いろんなタイミングが合って、今回企画展のお願いをすることに。楽しみな企画展の詳細はまた追ってお知らせ致します。