夏至

月曜日の定休日。
いろんなことが重なりすぎて、どう考えても
終わるとは思えなかった自宅の引っ越し準備。
ほぼ半べそ状態でなんとか全ての荷物を段ボールに詰め、
引っ越し屋さんをお出迎え。
はぁぁ。引っ越し作業は3歳…いや、5歳は年取ります。
6年間過ごした部屋。
好きな町で暮らすことができて、
自分の時間を好きなようにのびのびと過ごすことができた。
ありがとう。と思いながら呆気なく荷物が運び出されて
がらんとした部屋を隅々水拭き。
窓という窓、押し入れの襖、キッチンの引き出しなど全てを開け放ち、
風を通すことで自分の足跡や気配を消していくように。
時間をかけて水拭きが済むと、清々しさと同時にちょっとした寂しさも。
こんな風に愛着が感じられる場所で暮らせたことは
本当にしあわせだったなぁとしみじみしてしまった。
ので、夕方ひと仕事を終えて外はまだ明るかったけれど、
ひとりビールで乾杯。
少しの間、友人宅に居候をさせて頂くことになった。
新しい明日。新しい暮らしのはじまり。
後で知ったことだけれど、この日は夏至。
しかも大安だったそうな。
幸先いいかな?
さてはりきってまいりましょう。
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