小さい秋

部屋から見える近くの公園の木々。
今年は紅葉する前に葉が落ちてしまうかなぁと
思っていたけれど、どうやら先週あたりの寒さで
葉が色づいてきた様子。
「あれれれ。おいて行かないでよ!慌てちゃうじゃない」
なーんて会話をしているみたい。
極端に寒かったり、気温が上がったりの日々に一生懸命
追いつこうとするかのように銀杏の木もモミジも
カエデも公園に行っていないうちにいつの間にか紅葉していた。
少しずつの変化に気づいていなかった私は余裕が無かったのかもな。
今朝は6時に起きて(といっても布団から起き上がったのは6:30だけど)
朝ごはんを早々に終えて、仕事へ行く前に近所の公園へお散歩。
鳥たちの鳴き声が公園に響いて、人もまだ少なくて。
昨夜の雨で落ち葉は湿っていたけれど、それでも踏みしめると
カサカサと秋の音。子どもの頃からこの感触も音も好きだった。
早起きは三文の・・・
などと言うけれど、三文以上に得した気分。
朝日に照らされて透き通るように光る銀杏の葉も、
雨で湿り気を帯びた苔蒸す幹の表面もどれもキラキラと美しく、
空気も澄んできれいだった。
明日も起きれるかな。
頑張って早起きしようっと。