工房からの風

 今日は本八幡で行われた「工房からの風」へ行ってきた。昨日の夕方から降り始めた雨を心配していたけれど、目覚めたら見事な秋晴れ。上を向いて歩き続けたくなるような高い空。屋外で出展する方々のことを思うと勝手にひとりでホッとした。
器をお願いしている伊藤聡信さんも今回出展されていて、初めてお会いする奥さまともご挨拶ができた。
会場となっているニッケコルトンプラザというショッピングモールには土曜日ということもあって、ファミリーやご年配のお客さまも多く、休日のまったりとした空気が流れている。客層に偏りがなくミックスしたあの感じは独特だ。ここ3年行っているけれど、出展メンバーが入れ替わるなど、その年ごとにも毎回違った「カラー」のようなものがある。
 色々見てまわって、バッタリ会ったKOHOROの恵藤さんとコーヒーを飲みながらちょこっとおしゃべり。お店の最終準備もあって、心配性の性分がちょこちょこ顔を出すこの頃。でも恵藤さんと話をしていたら、「今焦ったって仕方ないな」とモヤモヤも少し晴れて落ち着いた。それは諦めるとか投げやりになるとかそういうんじゃなくて、ズンっと覚悟が決まる感じというのかな。「よし。これでいこう!」といったもの。
晴々とした気分で会場を後にして、気持ちは上向きなのに背中がコリでガチガチ。お店が始まる前に縁起でもないけど首がまわらない。もうどうしよもなくて、30分のクイックマッサージに駆け込むことにした。どこを押されても痛気持ちいいいのだけど、自分では自覚が無い場所が「うぎゃ!」と叫ぶほど痛かった。何だったんだあの痛みは。まぁクイックとはいえ30分でもポカポカと体が温まって、幸い首も少しは楽にまわるようになった。それだけでも行った甲斐があるというもの。