森のようちえん

昨日やっと確定申告書を提出してきました。
はぁすっきりした。
知ってるんです。提出後のこの爽快感。
毎年そう思いつつもできないのが情けない限りで・・・。
さてとさてと。
「お知らせ」のところにも書きましたが
「森のようちえん」ってみなさんご存知でしたか?
私は新潟の木工作家・市川さんのところをはじめて訪れた時に
日本でそうした活動をしている女性がいることを教えてもらいました。
森のようちえんは北欧・デンマークで始まり、
現在ではヨーロッパ全土にも広まっているそうです。
簡単に説明すると園児たちは森に集まり、森を歩き
森でお弁当を食べ・・・豊かな自然にあふれた森がようちえん、
森が子どもたちの先生というわけです。
はじめて話を聞いた時から「なんて素晴らしいんだろう!」と思ったし、
もし自分に子供がいて、そんな環境が近くにあったら
ぜひ通わせたいと思ったほど。
「わたしに自然の中でしか培えないものがあること、
そして子どもは子どもの中で育つことを教えてくれたのが、
森のようちえんだった。」
と、デンマークの森のようちえんを視察してこの冊子をつくり、
日本で活動をしている小菅江見さんが冊子の中で語っています。
日本では活動していく上でまだまだ難しい問題があるようですが、
まずは「広く知ってもらう」ことなのかな。と思い、お店に冊子を置かせて
頂けないかと小菅さんにお願いしたのです。
 実は先日の日曜日はアノニマイベントスペースで
廣瀬裕子さんプロデュース「六ヶ所村ラプソディー」の上映会がありました。
この映画は機会があったらぜひ見てみたいと思っておりました。
実際映画を見て思ったことは、自分があまりにも事実を「知らない」ということ。
知ったからといっていきなり何かを大きく変えることは
できないかもしれないけれど、今日からでも、ほんの少しのことでも
自分にできることがあるのならやるべきだなと、今までよりも
強くリアルに意識しようと思ったのでした。
いずれにしても「知る」ことからはじめようかと。
言葉だけとかイメージとかそういうんじゃなくて
事実や意味を。
その上で自分はどうするか、何ができるかを考えたいなと。