涙壺

昨日、お店をお休みさせて頂いたのは大事なふたりの結婚式に出席するためでした。ご来店を予定されていたお客さまにはわたくしごとで申し訳ありませんでした。
結婚をしたふたりとは昨年の「もみじ市」がきっかけで知り合って、まだ1年半ほどしか経っていない。けれど、関係というものは時間だけがつくるものではないということをしみじみと感じさせてくれるおふたりなのだ。
昨日のパーティーは会場全体、そこら中にシアワセな空気が満ち満ちていて何度も涙が出そうになった。いえ、泣いてました。あの場にいたみんなが家族っぽかった。
涙といえば、小谷田潤氏が作った「涙壺」が引き出物に。昔、戦地に赴く夫を思い、妻が流す涙をためる為に使われていたという涙壺。ただし小谷田君が作った「涙壺」は、悲しい涙ではなく、嬉しい涙をためるためという思いが込められている。ロマンチストな新郎K氏にぴったりなエピソードだ。
nullそしてアノダッテのジャムも。
私のはきれいな色をした白寿南瓜のジャム。
手書き文字がまたニクい。
ほかにもたくさん。とにかくみんなの祝福する思いがたくさんつまったとても素敵な時間だった。
幸せ袋というものがあったらきっとぱんぱん。