猫話

リビングでカチカチパソコン作業をしていると、
「うぅぅぅーーー」
という低い鳴き声が台所から聞こえてきた。
んっ?レオさん?
台所へ行ってみると、近所の野良猫、メタボリックタヌキが
ちゃっかり上がり込んでいるではないかっ!
私の姿を見るやいなやスゴスゴと逃げ出した。
ひょっとしてレオのことをいじめたのもこのメタか?
レオの仇!と逃げるメタを追いかけてみたものの、
相手はまったく慌てていない。
いや、慌てていても体が重くて猫らしく走れないのだ。
体をたぷたぷいわせながら「えっほ、えっほ」という程度。
なんだか気の毒になって追いかけるのもやめた。
もともと追い払うだけだったし。
家に戻ってみるとレオはちゃぶ台の下に小さくうずくまっている。
「まーったく負けん気だけは強いくせに・・・」
安全が確保されたことがわかると
ちゃぶ台の下から這い出して来て足踏みをするように爪とぎ。
これ、むしゃくしゃしたり、思うようにいかないときによくやるポーズ。
「きょうの猫村さん」にも出てきますね。
ついでにレオ様はガブリっと人の足や腕に噛みついてくる。
それ、人間界では逆ギレとか八つ当たりって言うんですよ。レオさん。
ゴハンもガツガツ。それはやけ食い。
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