美味しいものがやってくる。

江戸通りの銀杏並木はまだほとんどが黄緑色なのに、
隅田川から吹く風はずいぶんと冷たくなってきた。
最近、朝の鼻歌はマッキーの「冬がはじまるよ」が定番になりつつある。
in-kyoのお店番の日。
アノニマ・スタジオはキッチンが完備されているから
無性に何かが作りたくなる。
と思いながらもお昼はそんなに時間は無いので
パパっと1品温かいものを。
そう思って月曜日は家からスープの具剤だけタッパーにつめて持っていった。それとおむすび。
ひとつはすったショウガを混ぜただけの塩むすび。
実はこれ、土曜日の冬じたく展でムラタさんが出していたおむすびの真似っこ。ムラタさんのは下茹でした豆をゴハンと一緒に炊いた豆ゴハンにショウガを混ぜたものだったけれど。美味しかったから忘れないうちに作っておこうと思って。もうひとつは青唐辛子味噌入り。
頂いた洋ナシをデザートに。
20071108-昼ごはん11月5日 001.jpg
火曜日は長崎のHさんからの頂き物で、クール宅急便で届いた長崎ちゃんぽん。
これは麺と具とスープが一緒に冷凍してあって、水を加えて煮立てて麺がほぐれたら出来上がり。さつまあげやらかまぼこ、あさり、きゃべつなどなど具だくさんでとても美味しい。器がちょうど良いのが無くて山盛りになってしまったのだけど・・・。
20071108-昼ごはん11月5日 002.jpg
アノニマ・スタジオには毎日のように
美味しいものが集まってきておやつも充実している。
嬉しいけれどあっという間に体重が増えそうでキケン。
ペットボトルでなく、沸かし立てのお湯でお茶も飲める。
ただそれだけのことなのにホッとする。「火」の力かな。
体を芯の方からちゃんと温めてくれる気がする。

休日

昨日はshop初めての土曜日&アノニマ移転後初イベントの日。
「冬じたく展」にいらっしゃったお客様が開店前から入口に並んでいて、オープンと同時にフロア全体がワイワイと賑やかになる。私もお昼ごはんを確保?してお店を開店。
イベントが行われたお陰で昨日もたくさんのお客様にお越し頂きました。中には2度目、3度目のお客様もちらほら嬉しい限り。器を大事そうに手にとって悩んで選んで下さった方、銀のポットを結婚記念日に購入して下さった方。あぁきっと大切に使って頂けるんだろうなぁと思うと娘を嫁に出した親?としてもとてもシアワセ。
閉店後は冬じたく展主催チームとヘルプチーム(またもや沼津・halの後藤さん!内田真美さん!)たちと近くの居酒屋さんへ。しめに鰻重が食べられる美味しいお店。
あまり気がついていなかったけど、相当お腹が空いていたようで、かなりの量をしかも短時間で食べてしまった。福井の日本酒(あぁ名前が思い出せない)もサラサラと呑み口が良くてキケンだったし、内輪の飲みのひとときは、緊張の糸をやっとほぐすことができたようで、とにかく笑い転げて楽しい会だった。
音が鳴るものの電源をいっさい切って、今日は起きたいときに起きるようにした。起きたら夕方だったりして…。なんて思っていたのに目覚めたらAM11:30。案外普通のような気もしたけれど、10時間は寝ている。自然に目覚めても不思議はないか。
益子にも中目の展覧会も、本当は行きたかったけれどどちらも断念して大人しく過ごすことにする。
20071104-昼ごはん11月4日 001.jpg
お昼ごはんは鮭を焼いたのと、ごはんとおみおつけ。それと柴代くんにもらった肉厚のシイタケや冷蔵庫にあったオクラやトマトを網で焼いたもの。ただ焼いただけなのになんて美味しいんだろ。シイタケは家で採れたものって言っていたけどすごいなぁ。旨味がつまったジューシーなシイタケだった。

ごはん、ごはん。

昨夜はちょっと早く帰ることができた。そう思うと欲張って色々やりたくなってしまう。で、部屋の片づけを始めたりゴタゴタと余計なことをやっていたら結局深夜。あぁなんて貧乏性なんだろ。えぇい!今日は余計なことは絶対しないぞと決めて、家に帰っても見ないフリ。気がつかないフリ。そうすることもときには重要だ。
今朝の朝食はオープンの手土産に頂いたパンに、以前作ったセミドライトマトとほうれん草に塩コショウ。トマトが良かったからか、このドライトマトの美味しいこと。スープに入れたり重宝していたけれど、もうすぐ無くなってしまう・・・。あぁもっとたくさん作っておくんだった。
20071103-朝ごはん11月2日 002.jpgお昼は井藤さんに頂いたおやきを蒸したのと色々残り。
温かい食べものを気持ちの良い空間で頂くと、消化にも良さそう。そういえばここのところずっと考え事をしながらゴハンを食べていた。食事をしているときはやはり食べ物そのもののことを考えている方が何となく良い気がする。
動物的に食べものに向き合ってそのものの味を味わっていると、味の輪郭をくっきり感じるというのかな。これからお昼はなるべくお弁当を作って行くことにしようっと。
20071104-お昼ごはん11月2日.jpgバタバタした日々が続いていたからか、「お店の準備大変だったでしょう?」とよく聞かれるのだど実は案外ケロッとしてる。鈍感なのか?もちろん眠かったり、疲れたりという体力的なことはあるのだけれど、決して「大変なこと」などとは思っていない。強がっているのではなく本当に。きっと気持ちが体を支えてくれるんだなぁって。好きなことに夢中になっている子供と一緒。

大安吉日

昨日「in-kyo」がオープンしました!
朝一からたくさんのお客様にお越し頂きまして本当にありがとうございました。遠方から足を運んで下さった方々も遠いところありがとうございました。↓開店直前の写真。20071102-オープン当日.jpg
そして三重の而今禾からは米田恭子さんが、沼津のhalからは後藤由紀子さんがヘルプに!Sちゃん、南Hちゃんの4人で強力レジチームを結成。
またteteria大西氏、そのお手伝いにNちゃん。内田さんがウェルシュケーキを、夕方からはオカズデザインが美味しいケータリングを。。。
20071102-ハーブティー.jpg20071102-オカズケータ.jpg
大々的なパーティーは当初からしない予定でしたがいらっしゃった方にささやかながらのプレゼントということで、みんなが協力してくれてポッと心温まる一日となったのです。
お花やお菓子を贈って下さった皆さま。本当にありがとうございました。
お店は今日もお花の良い香りで満ちてました。
前日はスーパー助っ人Sちゃんが来てくれたお陰でサクサク準備が進んだものの、気がつけばPM11:00が過ぎており・・・すぐ近くのデニーズに南Hちゃんと3人で夜食?を食べて帰りました。あ、途中で丹治さんも加わりビールを少し。
今日は夕方から雨が降ってきたこともあって落ち着いた一日に。ここのところ不規則になっていたからそろそろ生活を立て直さなければ。昨日の帰りはあまりの眠さに駅のホームで立ったまま寝ていて、膝がカックンカックンしてました・・・笑

いよいよ。

間の日記をアップできないまま(追ってアップします!)いよいよオープン前日。
いやはや。毎日が早く、1週間、1ヶ月をものすごいスピードで駆け抜けた。本来私はのろのろペースなものだから普段の4倍の加速、いやもっとかもしれない。ターボ級。
こうして走り続けてこれたのもまわりで応援してくれる方々がいるお陰だと思っております。本当にありがとう!!距離の問題ではなく、遠く離れた友人や、しばらく会っていない友人。もちろんつくり手の方々も。足を向けて寝れません。
お店は始めることで終了するのではなく、そこでやっと真っ白いスタートラインについただけ。力をかしてくれたみんなのためにもこの先は続けていくことにエネルギーを注いでいこう。このエネルギーの注ぎ方は私の中で、文章を書くことにも重なっている。まずは自分の頭の中で考えたことを言葉にして、かたちにして。長距離走のような作業を続けていく・・・。
20071031-オープン前 001その1.jpgそんなに器用ではないくせにお店と本のお仕事と、両方やっていこうだなんて欲張りにもほどがあるかもしれないけれど、これは「いつかきっと」と思い続けてきたことだからやり通してみたいと思っている。おばあちゃんになって腰が曲がっても。
とにかくひとことでは言い尽くせないけれど、そんな場を与えて下さった丹治さんをはじめ、アノニマ・スタジオのみなさんに心から感謝を。
さぁ明日から頑張ろうっと。
画像は何日か前の準備風景ですよ。前日にこの状態だったら、寝袋持ってアノニマに泊り込みでも終わらないです(笑)

搬入と試食

 昨日、今日で搬入&検品作業を行った。作家の方々からの荷物を開けるときは、発注しているものがわかっているというのに心が躍る。そのことだけにウカれるつもりはないけれど、でも販売する側の私がそういう喜びみたいなものはずっと持っていたいとも思う。
20071026-搬入&試食 001.jpg
そして昨日も今日もお手伝いをかって出てくれた友人たちがいる。お店で使用するテーブルは新潟の市川正和さんにお願いし、ご本人が昨日新潟から車に積んで運んでくれた。他にも近所に住む曽田さんや宮下くんが自転車で。柴代くんも藤野から。先日沼津の古道具市で購入したトランクを積んでNちゃんがミゼットで。本当に心からみんなに感謝。
お店がこれからもそうして人が集まる場所になりますように。場所があるということはなんてシアワセなことなのだろう。特別用事や理由が無くても、ふらっと立ち寄ってそこに行けば会えるというのは自然な感じがしていい。
昔、美味しいコーヒーを出す「寄港地」という喫茶店があったけれど、そんな名前のような場所になれたらなぁ。
20071026-搬入&試食 003.jpg
今日はアノニマのキッチンでお料理本の試作が行われていた。作業をしていた私たちまで試食のご相伴にあずかった。しっかりした味付けなのに、どれもこれもじんわりとやさしい味。こうした試作と検証をレシピごとに行って、アノニマのお料理本は出来上がっている。
試食を終えてからもうひとがんばり。今日予定していた作業はとりあえず終了!あとは週末からディスプレイに入る予定・・・。

松陰神社→経堂行き

 午前中に細かな事務仕事を終えて、午後からはオカズデザイン夫妻も参加するお茶会に行くために松陰神社へ。オカズ夫妻と会っていなかったらこんなに世田谷線に乗ることもなかったなぁきっと。バスのようなサイズ感がなんともほのぼのするし、草木の近くを通り過ぎる様子は江ノ電にもどこか似ている。お茶会が開かれる古民家の庭先には熟れたザクロが落ちていて、ルビーみたいにピカピカした実が艶かしかった。
中で美味しいルイボスティーとタルトをひとりで頂いていると、もみじ市仲間のKとN本くんもやってきて一緒にお茶を。ふたりはオカズ作のカレーを美味しそうに食べていたけれど、私は時間が中途半端で我慢することにした。
そのあとは3人で歩いて経堂に向かい、友人の四分一亜紀さんが展示を行っているロバロバカフェへ。歩いても30分。電車に乗っても30分。誰かと一緒だと方向音痴の私でも、知らない道を安心して楽しく歩ける。そういうもんなんだな。
9時までだと思っていたロバロバが日曜日は7時までということを、到着5分前に知って動揺する。到着は6時55分。7時閉店ということを教えてくれたもみじ市仲間、アノダッテのおふたりとバッタリ。店内に入るとやはりもみじ仲間のAちゃんとあんざい果樹園のS君とS川さんにも会えた。結局ロバロバ店主のいのまたさんのご厚意でゆっくりさせて頂いた。
もみじ市はもう間近。準備もあるし、普段の仕事だってあるだろうに、もみじ仲間のシブちゃんの展示を見ようとみんながやってきて・・・あたたかいなぁ。こういうメンバーがいるから私も頑張って参加しようと思えるのだ。
シブちゃんとは、展示の写真や小冊子の中に描かれた福島のあんざい果樹園に一緒に行っていて、季節の匂いや色、音、光なんかを展示を見ながら懐かしく思い出していた。お店の準備に入ってからはなかなか伺えずにここのところもどかしい思いをしている。引き戸のサッシをガラガラと開け、「ただいま~」と言って帰るように通っている場所へまた。

工房からの風

 今日は本八幡で行われた「工房からの風」へ行ってきた。昨日の夕方から降り始めた雨を心配していたけれど、目覚めたら見事な秋晴れ。上を向いて歩き続けたくなるような高い空。屋外で出展する方々のことを思うと勝手にひとりでホッとした。
器をお願いしている伊藤聡信さんも今回出展されていて、初めてお会いする奥さまともご挨拶ができた。
会場となっているニッケコルトンプラザというショッピングモールには土曜日ということもあって、ファミリーやご年配のお客さまも多く、休日のまったりとした空気が流れている。客層に偏りがなくミックスしたあの感じは独特だ。ここ3年行っているけれど、出展メンバーが入れ替わるなど、その年ごとにも毎回違った「カラー」のようなものがある。
 色々見てまわって、バッタリ会ったKOHOROの恵藤さんとコーヒーを飲みながらちょこっとおしゃべり。お店の最終準備もあって、心配性の性分がちょこちょこ顔を出すこの頃。でも恵藤さんと話をしていたら、「今焦ったって仕方ないな」とモヤモヤも少し晴れて落ち着いた。それは諦めるとか投げやりになるとかそういうんじゃなくて、ズンっと覚悟が決まる感じというのかな。「よし。これでいこう!」といったもの。
晴々とした気分で会場を後にして、気持ちは上向きなのに背中がコリでガチガチ。お店が始まる前に縁起でもないけど首がまわらない。もうどうしよもなくて、30分のクイックマッサージに駆け込むことにした。どこを押されても痛気持ちいいいのだけど、自分では自覚が無い場所が「うぎゃ!」と叫ぶほど痛かった。何だったんだあの痛みは。まぁクイックとはいえ30分でもポカポカと体が温まって、幸い首も少しは楽にまわるようになった。それだけでも行った甲斐があるというもの。

お引越し?

 いよいよ来週の搬入作業にあわせて自宅にある荷物などを、ヤマトの引越し便を頼んで運んでもらう。引越しの際はだいたいいつもそうなのだけど、見積もりの際に伝えた荷物よりも確実にダンボール数が増えている。
その時点ではまだまだ梱包段階ではなく、今回はほぼ8割が割れ物だったので荷造りをしたら思っていた以上に増えてしまった。立てたりしても良いのなら荷物も予定通りに乗ったのだけど、無理に乗せて割れても困るし・・・ということを考えると結局サイズを変更して無理のないように詰めてもらった。
運び出すとほんの15~20分ほどで作業は終わってしまった。昨日は値付けや梱包など夜中までかかっていたのに・・・。
 一部の家具なども運び出して、少しがらんとした隠居部屋を見るとひと仕事終えた感。まだまだこれからがスタートなのに。アノニマにあの荷物を入れたらさぞかし印象が変わることだろう。
20071024-漆椀&アノニマ準備 005.jpg
引越し便が来る直前に、木枠のガラスケースの台に使えそうなものが何かないかと、ガラクタばかりの蔵をあさっていたらちょうど良さそうな木箱を見つけた。フタを開けると中からは巾着に入った筒状のものが何本も。「なんだろう?」とさらに巾着の口を開くと中から出てきたのはたくさんの漆のお椀!どうしようか、このお椀たち。

ツメの打ち合わせ

 昨日はPM7時からアノニマでお店のスケジュールや諸々の打ち合わせ。アノニマに行く前に上野(入谷)の「北山珈琲」というお店に寄って珈琲豆を買い、ひとつはコーヒーの本を送るお約束をしていた早川ユミさんに、近くの郵便局から本と一緒にお送りした。もうひとつは常設展示中の土庵さんに。北山珈琲の豆は以前にsasulaiのK澤くんに教えてもらって最近よく行っている。
 
オープンを2週間後に控えて、細かな部分の確認をアノニマスタッフの下屋敷さん、南さんも交えて丹治さんと4人でおこなった。アノニマ1Fフロア担当の南さんには私が不在の際のお店のお会計などもお願いしている。南さんは人のあたりがやわらかいし、お話していてなんだかホッとするし安心している。逆に私がスタッフの皆さんに迷惑をかけることのないようにしっかりしなければ。
打ち合わせが終わったら途端にお腹が空いてしまい、自宅までとてもじゃないけどもたなそうだったので「ともすけ」さんへ。めずらしく空いていたのについついカウンターを選んでしまう。ひとりでいらっしゃっていた男性のお客様も「カウンターいいですよね」と、ちょっと席を詰めながら言ってくれる。ほんと。ひとりかふたりならカウンター。
「お腹が空きました~」と言いながら扉を押し開けてカウンターに座り、生ビールを飲んで、ともすけさんの美味しいお料理を頂き・・・至福。嫁入りしたい・・・じゃなかった。この場合はともすけさんのところに婿入りしたいということになるのか。
ウチの方の電車は終電が早く終わってしまう。が、最近は途中の駅から平日は深夜バスというものが出ていて非常に助かっている。昨夜も深夜バス。停車場所が決まっているから(当たり前か)途中下車はさせてくれない。以前に一度、信号待ちで止まった際、運転手さんに頼んでみたけどダメだった。ルートの関係でウチの前をだいぶ通り越してぐるっとまわり、最寄の停留所から10分ほど歩いて戻ってくるようになる。まぁバスのお世話にならないように帰ってくれば良い話なんだけど。