明日8/20(日)はお知らせページでも
告知しておりました黒磯SHOZOさんへ
出張ワークショップに行ってまいります。
21日は臨時休業を頂きますので
何卒ご了承下さいませ。
私がお店を始めるずっとずっと前から好きで
訪れていたSHOZOさんでのイベント参加。
緊張もしますがお声をかけて頂いて本当に嬉しいです。
私は裏方でドリンクのご用意とワークショップの先生、
木工作家・渡邊浩幸さんの作品の販売を致します。
福島へはなかなか行けないけれど。。。という方も
明日はぜひ!
夕方4時〜はSHOZO MOONでフードイベントもありますよ。
こんな機会でなければ出会えないあんな味、お店、人が集まります。
どうぞお越しください。お待ちしております。
雨続きですね
15日に千葉の実家へ送り盆に。
16日は東京。
その日の夜のうちに三春へ戻って来ました。
もう一体いつになったら晴れるの!?
と空に向かって言いたくなるほど
雨が続いている三春です。
天気予報では中通りに「低温注意報」まで。
こうなってくると洗濯物の心配どころではなく、
農作物の心配が。
農家の皆さんは収穫ももちろんですが
秋冬野菜の作付けも気が気じゃないのではないでしょうか。
「きぃっ!」と
空をにらみつけたからか???
夕方には雨も上がって晴れ間が。
夏の空がこんなにも恋しくなるとは。
人間の思うように自然はいかないことは
重々承知ですがなんとかなりませんかね。
20日の日曜日は黒磯のSHOZOさんで行われる
イベントに参加します。
子どもたちも早いところでは来週から小学校が始まる地域も。
最後の土日。1時頃〜はご予約なしでバードホイッスルの
ワークショップに参加頂けますのでお子さんとご一緒にぜひ。
もちろん大人の方の参加も大歓迎ですのでお待ちしております。
夏空が。。。とまではいかなくても
せめて日曜日は雨が降らずにいらした皆さんに
楽しんでいただけますように。
法事で。
12日にお休みを頂いたのは、
夫君のおばあちゃんの新盆で、
お寺とお墓のある柳津まで長谷川家みんなで行き、
迎え盆には一日早いけれど、提灯を下げて
家まで戻り、さらに親戚の皆さんが集まっての
法事が行われました。
私の実家も本家で祖母も同居していたことから
幼い頃からお墓参りや習わしやらを当たり前のように
(そうしないとバチが当たるとよく言われたものです)
行っていたので、長谷川家のお父さん方の会津の風習
(母方は郡山の風習)を守る気風がストンと腑に落ちるというか、
自分が歳を重ねたからかいいものだなぁと思ったりします。
風習にはなんで?とか不思議?と思うこともたくさんあるけれど
誰かが続けることをやめたらきっと簡単に
なくなってしまうだろうなということばかり。
でもそうした目に見えない「何か」を感じたり、恐れることで
守られているものもあるんじゃないのかなぁと
お盆になると特に思ったりします。
年に一度、会えるか会えないかの親戚の皆さんとも
食卓を囲んでワイワイやって。
そうやって人が集まるきっかけを
ご先祖様がつくってくれているんじゃないかな、なんて。
長谷川家母は準備できっとそんな悠長に構えてなど
いられなかったと思うけれど、相変わらずこづゆは美味しいし、
コロッケや切り干し大根の煮物も美味しかった〜。
って、食べてばっかりいたわけではないのですよ。
一応嫁なので、私は粒マスタード入りのポテトサラダと、
料理家の角田真秀さんレシピの鶏ハムを作って差し入れに。
(⇧これは人が大勢集まるときにとっても助かる一品!)
他にも会津でお父さんやお母さんが用意してくれた
馬刺し(会津ならではのようですね)やお寿司などご馳走たくさん。
食事が落ち着いてからは子供たちもいたので
庭先で花火もやって。。。一日早かったけれど迎え火のようでした。
翌朝も朝ごはんに味のしみたこづゆをいただいて。
お仏壇にも漆のかわいらしい小さなお膳にご飯やこづゆ、
お漬け物や煮物がちまちまと盛られたものが。
明日は千葉の私の実家へ。
ちょうど送り盆。
では行ってきます。
国宝
いわきといえば、国宝の願成寺白水阿弥陀堂があります。
行ったことがなかったので
omoto宅に泊まらせて頂いた翌朝、
三春へ帰る前に立ち寄ることに。
ちょうど蓮が見頃で極楽浄土に見立てた庭園の
向こうに阿弥陀堂を望むことができるという設計。
平安時代に建立された当時は極彩飾の雅な
お堂も現在は850年以上の年月を経て枯れた、
それでも重厚な姿を残している。
お務めをされているお坊さんが解説をして下さって
参拝客もまばらだったので静かな心地で
ゆっくりと拝観することができました。
この日は一足先にomoto家を出ることになった私たちに
智子さんが持たせてくれたおむすびをお寺の目の前の公園で。
たくさんのトンボが遠くで飛び交っているのを見ながら、
気持ちの良い緑の原っぱを前にして美味しいおむすびをパクリ。
(このおむすびがこれまた本当に美味しいのです)
早起きは三文の得。
その帰りにはいわきの公共温泉「さはこ湯」に立ち寄り、
午後から仕事だった夫君も大充実の1日でした。
omoto夫妻
9日の夜にはいわきのomoto夫妻宅で行われている
定例の集まり「満月講」へ。
満月は8/8だったけれど、いわきのお祭りと
重なっていたため日にちを1日ずらしての開催に。
そのおかげで水・木定休の私たちも今月は参加することができました。
しかもリビセンチームのみんなとも一緒に。
満月の翌日でしたが、この日も見事な美しい満月が
夜空に浮かんでおりました。
手作りの料理を一品持ち寄って、
お久しぶりの方も、初めましての方も一緒に
その日のお題について語り合う。
人が集まって食卓を囲む場づくりをomoto夫妻は
震災後6年にわたってずっと続けてきているのです。
しかも毎月。
簡単にひと言で言ってしまっては安っぽくなってしまうけれど
本当に本当にすごいことだと思います。
お店でもないアトリエ兼自宅というプライベートな
場を使ってのそうした時間は「美味しい・楽しい」だけではない
贅沢なお二人の懐の深さと温かさを感じさせてくれるもの。
揺るぎない強さと本当の意味での優しさ、
しなやかさを持ち合わせたお二人が大好きです。
彼らが作っているものも。
10月にomoto夫妻にご協力頂いて
1日だけの楽しい学びの企画を考えています。
詳細はまた追ってお知らせいたしますので
どうぞどうぞお楽しみに!
隠居の一部が生まれ変わって
今年の二月。
千葉の実家の隠居部屋の解体レスキューに
来てくれた長野県諏訪市の
リビルディングセンタージャパンの東野唯史・華南子夫妻と
スタッフの金野涼子さん。
解体直前の隠居からとても丁寧に、
そして手際の良い作業で
どこかでまた必要とされるであろう廃材たちを救い出してくれました。
リビセンにお話をつないでくれたのは
お米農家の山崎さん。この日も埼玉からはるばる千葉まで
手伝いに来てくれて、みんながヒーローに思えた一日が
ついこの間のことのように思い出されます。
「必要なものがあれば廃材で何か作りますよ」という
素敵な提案をしてくれた東野氏。
色々考えた挙句、以前からずっと欲しいと思っていた
お店のキッチン内に設置する小さな食器棚をお願いすることにしました。
言うのは簡単。
私はサイズとどこで何に使うかを伝えただけ。
それなのに窓からの光を遮らないようにとか
仕上げの滑らかさとか、細やかな気配りで製作して下さったものを
(図面は東野氏が、製作は金野涼子さん)
なんと車に積んで届けて下さったのです!
in-kyoに隠居の一部があらたなかたち(いのち)を
与えられてやって来たかと思うと本当に感慨深いです。
祖母に見守られているような気もします。
しみじみ嬉しいなぁ。。。
製作して下さった金野さんに会えなかったのは残念ですが
今回はニューフェイスの青柳めぐみさんという頼もしいスタッフに
会えました。
これはもう何としてもリビセンに行かねばです。
実はこの日はその後、みんなでいわきのomoto家へ。。。
記念日
雨が降ったり晴れ間がのぞいたり
ぐるぐるぐるぐる空の様子が朝から忙しい1日。
夕方には雨が降り始めて今夜から明け方にかけては
台風が東北方面に接近との天気予報。
夏野菜や果物、そして秋には収穫となる田んぼの稲などの農作物に
どうか影響が出ませんように。
西の方面では住宅に浸水などの被害もあったようで。。。
自宅にテレビがないものだから
映像で被害の様子などを目にすると刺激が強いというか
ショックが大きい。
今日も銀行のテレビで被害の様子が映し出されていて
目が離せなくなってしまいました。
今日は個人的な記念日でもあります。
が、昨年もだけれど特に何をするでもなく
(まぁ仕事もありますし)
自分たちが美味しいと思えるご飯を自宅で食べて
好きなお酒で乾杯できれば十分で。
記念日だからどこへ行くとか特別何が欲しいとかそういうのもなく、
つつがなく平和に過ごせた1年に感謝!だなと思うわけです。
自分たちがそんな淡々とした調子だというのに、
家族のような友人たちがお祝いのメールを送って来てくれました。
そんな友人たちがいることこそがギフトです。宝だな。
立秋の日に
昨年の日記を見返すと、立秋には秋風のような
涼しい空気に包まれていたようですが
今年はいやはや。
台風接近による湿度の高さと気圧の変化。
朝から体が重くて起き上がるのも苦労しました。
お洗濯物を干せば2〜3時間でカラッからに
乾くような日が早くやって来ないかな。
って「立秋」という言葉を聞くと
そんな日が来ないまま夏が終わってしまったら
どうしようなどとも思ったり。
まだまだ夏にやりたいことは山ほどあるのだけれど。
夏といえば桃。
もうかれこれ10年以上前に初めて知った福島の桃の味は
あんざい果樹園の桃、暁(あかつき)
硬くて、口に入れると瑞々しくて甘さと少し酸味もあって。
もともと桃は大好物だったというのに
こんなに美味しいのを知ってしまうなんて罪。。。と思ったものです。
それからというものの、1年に1度の恵みを心待ちにして
毎年お願いしているのです。
今年も。
無事に収穫されてこうして箱を開けた時の喜び。
本当に本当にありがたいことです。
あんざい果樹園では桃に始まり梨、洋梨、りんごと
これからの季節は収穫が続きます。
注文の用紙はin-kyoにも置いてますよ。
この世界の片隅で
8/6 広島平和記念日。
まだ私が生まれていない日本に起きた悲惨な出来事。
二度と繰り返されてはならないこと。
このなんてことはない平和な日常が
大きな力で奪われ失うことのないように。
映画「この世界の片隅で」
東北だと8/11まで仙台のチネ・ラヴィーダで
東京都内だったら7箇所ほどの映画館で
上映されているようです。
その他全国的にもロングラン上映されています。
まだご覧になっていない方はぜひ。
盆踊り
8月に入って、町のあちこちから盆踊りの練習の
笛や太鼓の音が聞こえてくるようになりました。
今日は八幡神社での盆踊り。
in-kyoのあるエリアの隣町の町内会となるのですが
もちろん参加もOK。
youtubeを見ながらひそかに踊りの練習をしていたのですが
出張へ出かけた夫君の帰りが遅くなるとのことで
参加を断念(帰りの手段がなくなるため)
来週11日の中町での盆踊りまでお楽しみを取っておくことに。
昨年は7月に体調を崩してそこからさらに急性副鼻腔炎へ。
ちょうど今頃は病み上がりでまだマスクをしておりました。
本調子で踊りの輪に参加というわけにもいかず、
残念な思いをしたので今年はぜひにと。
三春町内ではこうして毎週のように盆踊りが行われます。
町の人たちがこの土地のために
ずっと続けてきた様子があたたかく、なんとも言えない良さがあるのです。
太鼓や笛、生歌。そして町内の方々手作りの焼きそばやフランクフルト、
くじ引き抽選会などなど。素朴でどこか懐かしくて。
私が子どもの頃に体験していた風景にも重なるような。
変わらなくていい景色ってあるんですよねぇ。