夜中にコーヒー飲んで

帰り道、無性にコーヒーが飲みたくなっても
寄れるお店が無く、家に帰って
今、この日記を書きながら夜中にコーヒーを飲んでます。
今日はお店が終わってからアノニマのみなさんとゴハン。
ただゴハンじゃなく、送別会に混ぜてもらったのだけど
そんな特別な感じはしなくて、
もうもうの煙にまみれて食べる肉がひたすら美味しかった。
でもなんというか、ぽか~んとどこか上の空というか。
普通にみんなで楽しく美味しく焼肉を食べたなぁという感じで。
飲んでても全然酔いがまわらなかった。
透明のフィルムでカバーをされた店内のテレビでは
「風の谷のナウシカ」をやっていた。
焼肉屋さんにテレビなんて無くてもいいよね、と思っていたけど
あってもいいなと今日は思ったり。
夜空には久しぶりに見る薄ーい月と星が。
でもそれも一時だったようでお店を出る頃には
雲で見えなくなっていました。

居眠り

昨日は久しぶりにUさん宅へ。
初めての雛まつりを迎える9か月の
おうこちゃんに会うのも今年が初めて。
おうちゃん、横ノリでリズムを取っていたけれど、
それも昨日が初めてだったらしい。
赤ちゃんは何もかもはじめてずくしなんだなよなぁ
とあらためて考えたら感動してしまった。
ぷにぷにしていて、だっこのとき全身を委ねきるその体の重みも
すべてがいとおしい。誰だお前はってくらい乳母気分。
ゴハンは1品持ち寄りだったけど、昨日は見事に
じゃがいもが大集合(笑)
だって新じゃがが美味しそうで・・・
久々のUさんのお料理やスイーツは
やっぱりすごい。
Uさんの味がする。って変な言い方だけど、でもそう。
と、日記を昨夜のうちにアップするはずだったのが
気づいたらパソコンのキーボードに手をかけたまま寝てました。
昨夜のようにいつの間にか電池が切れるみたいに
寝ているときもあれば、いつまでも目が冴えて眠れない日もあったり
やっぱり2月はムズムズとどこかがおかしい。
昨日はおうちゃんα波をもらってきたんだな、きっと。

時間の流れが

昨日の金つぎ教室・クッシー先生が
器に手を加えていくにつれて、
「どんどん器がかわいくなっていきますね」
と言っていた。
はい、本当に。
見た目がじゃなくて、情が移ってそう思う感覚。
それをじわりじわりと感じながらゆっくりとした時間の流れを味わう。
たぶんそれは宮下夫妻が作りだしているものなんだと思う。
今日はその時間の流れ方の余韻をひきずっていたら
あっという間に一日が過ぎていった。
でも決してもったいないとは思わなくて、いい時間の流れ方だった。
家に帰ってきて夕飯を食べながら
やーっと借りることができた「歩いても 歩いても」のDVDを観る。
くすっと笑ったり、ゾワっとする一瞬もあったり、涙がにじんだり。
どれも家族という小さな世界で起きているできごとややりとり。
普段、私が流してしまっているような両親とのちょっとした会話の中にも
あとから思い返すことが色々あるのだろうな。
あたりまえと思っていることが永遠ではないということは
頭でわかっているけどなかなか大事にできていないなぁ。
今日もこんなに寒いのに、映画の中はお盆の頃で
スイカをお風呂場で冷やしていたり、とうもろこしの天ぷらを
揚げていたり・・・百日紅の花のピンクや夏の日差しが羨ましくて
ちょっとあちら側へ行きたくなった。
夏になったらまた観よう。何度も観たい映画。

金継ぎ教室

今日も雨が降ったり止んだりの寒い一日。
春から金継ぎ教室をin-kyoで行う予定で、
その前にまずは自分が体験せねばと
今日はお昼前からご近所の漆作家夫妻の宮下家へ
不注意で割ってしまったり欠けをつくってしまった
器を持って金継ぎを習いに行く。
先生は宮下妻・クッシーこと櫛谷明日香さん。
今日一日では全部はできない作業だけれど、
どんな工程があって、実際どれくらいの
時間が必要かも身をもって体験するために。
なんてことを考えていたのも最初のうちで、
どんどん作業にひき込まれて集中してしまう。
割れたり欠けたりしたものが次第に再生されていく
姿をみるのが、しかもその修復作業を自分で
やっているのがとにかく楽しい。
あんまり説得力が無いかもしれないけど、
ひとりで黙々とやる作業が案外と好きなんだと思う。
普段、早い時間の流れの中にいたりするので
あせらず自分のペースで少しずつゆっくりと進めていく
作業というのが好きなのだと。
お昼は宮っちが作ってくれたゴハンを。
そして夕飯の時間になり晩御飯までごちそうになってしまった。
考えてみたら、ひとつのことにまる一日集中していた。
一日が24時間じゃなくて48時間だったらいいのになぁ。
続きの作業はまた次回。
作業が進むにつれて、自然と直した器に愛着が生まれていくのが
なんだか不思議な感じがした。
教室の詳細などは決まり次第また追って
お知らせ致します!

寒い雨の日の定休日

人間ドックの結果が届き、
とりあえずは良しといったところ。
健康であることの有り難さについて
あらためて考えてみる。
外出したり、取材を受けたりいろいろなことをした一日。
疲れたなぁと思いつつ、
なんだか頭が起きてしまっている。
ので、昨日読み始めた「幸福論」の続きを読むことに。

Happy!

久々の晴れ間にエイヤっとばかりに一気に洗濯。
細々と事務仕事やらなんやらとやっていたら
昼間はあっという間に時間が過ぎていった。
夜はとあるお店で開かれたとある会へ。
そのお店で用意して下さった寺田本家のお酒と美味しいお料理の数々。
味もふくよかなら、気持もふっくらとさせてくれる日本酒やお料理。
特に日本酒は「なんじゃもんじゃ」という名前のお酒が美味しかったのでここにメモ。
集まった人たちもみんなが同じ空気を楽しめる方たちばかりで
お陰で寒さとここのところのモヤモヤが一気に晴れた気がした。
寺田本家の蔵元のご頭首が書かれた「発酵道」という本は
おすすめなので興味のある方はぜひ。
帰り道、乗り換えの駅で20代とおぼしき女子同士が
バイバイの代わりに「Happy Valentine!」
と言っていたのがなんだか年末の
「良いおとしを~」という感じと似ているのがおもしろくて
私も心の中で「Happy Valentine!」と言っておいた。
今年も自分で用意したのは義理チョコだけだったけど
代わりに?Nちゃんにとってもとっても美味しそうな
チョコレートケーキを頂いてしまった!
うふふ。明日のお楽しみ。

今日は文庫を

昨日は古本を、今日は文庫を。
お店の合間にイベントスペースをちょこちょこ
ウロついては気になる本が色々あって困ります。
(イベントは明日14日までです!)
今日は筑摩書房さんのコーナーで
「私の幸福論」福田恆在
「カモイクッキング」鴨居羊子 の2冊を
「私の幸福論」はアノニマSさんの強力なおすすめで
ぜひに!と言われたので素直に購入。
実はこのコーナーは新潟にあった北光社さんという
本屋さんの店長だった佐藤さんがセレクトしたそうです。
文庫のカバーも北光社さんのもの。
残念ながらお店は昨年に閉じられてしまったのですが
地元の方々に大変愛されていた本屋さんだったと伺ってます。
昨日、今日は佐藤さんも新潟からいらっしゃっていて、
その佐藤さんを訪ねて(応援?)新潟からのお客さまもちらほらと!
本がつないだ愛だなぁ。

ブックマーケット

今日からアノニマイベントスペースで始まったブックマーケット。
今年は古本屋さんも出展されていて
ついついお買い物。
織の本とめし碗の本。
そして縞の本。
うーんパラパラ眺めているだけでも楽しい。
そして今日はまたかれこれ7~8年ぶりの再会が。
あまりに突然でお店もワシャワシャしているときだったので
普通にしていたけど、
今、こうしてあらためて思い出していたら
なんだかじわっと涙が出てきた。
当時となーんにも変わらずお母さんのようなあったかい人。
また会えて良かった。
お店をやっていて良かった。

雨のち雪?

朝から寒かったですね。
雨が降り始める前から湿気を含んだ冷え方で。
今日は自分弁当はお休みの日。
というのも中山智恵さん(山と川でひと文字違い・笑)が
アノニマ南さんのところへ
お弁当を持って打ち合わせに来てくれることに
なっていたからで・・・。
あ、私の分は便乗です。ありがたいぃぃ。
いろんな味と香りと食感のバリエーションが
味わえて食べていて楽しい。
ごちそうさまでした!
中山智恵さんは今、発売中の「暮らしの手帖」で
のり弁当のアイディアページのお料理を担当されています。
詰め方やのり弁のおともも参考になります。
さーて明日はまた自分弁当。
冷蔵庫の中には昨日作った
ひじきの白和えとこんにゃくのピリ辛煮、
にんじんサラダがお弁当用にスタンバイ。
ぬか漬けもある。
常備菜があるだけでちょっと安心。

water water camel

お昼にaalto coffeeの庄野さんに電話をする。
コーヒーの注文や他にも用事があってしばしおしゃべり。
音楽の話になってメールでもおすすめされていた
「water water camel」のことを調べようとしていたのに
忘れていたことを思い出す。
最新のアルバム「さよならキャメルハウス」の1曲、「運命のアラサー」という
曲をおすすめされていたことも。
運命でもないし・・・アラサーではなく、すでにアラフォーだけど
この曲いいです。他の曲も歌詞を大事にしているなぁと。
庄野さんとはお互いジャスフォーだからでしょうか。
音楽の趣味が近いのかも・・・
話は変わりますが。
先日、お店にいらしたお客様が、私の日記を読んで
乳がん検診を受けに行ったというお話をして下さいました。
何かを訴えてというのでもなんでもない
この日記が、何かのきっかけになったかと思うと
なんだかとっても嬉しかったです。