今日から西荻の魯山で伊藤聡信さんの個展が始まる。
私もこれから出かける予定。
その前にアノニマで明日まで行われている
名古屋のNAUTさんの家具展示へも。
そして明日からは能登へ。
久しぶりだなぁ。
能登では二三味珈琲さんが先月カフェをオープンされたので
そこに立ち寄ることが楽しみのひとつ。他にもいろいろ。
相変わらずバタバタしてるなぁ私・・・
あちらではのんびりした時間を満喫しよう。
ただお天気だけが心配・・・。
雨女説再浮上。
うーん。
このまま涼しくなって夏が終わってしまうのも寂しいなぁ。
オリンピックも終わってしまうしねぇ。
蝉は今日の涼しさとは関係なくジリジリ鳴いている。
それもなんだか切ない。
そんな事はまったく関係なく、気持ちよさそうに寝ている猫1ぴき。
↓
通じてる?
ウチのレオ(1歳5か月オス猫)は、
毎朝パトロールするかのようにお外へご出勤。
どうもハンター魂に火がつくのか、最近外でいろんなものを捕まえてきて困る。
つい先日も台所の方から母の叫び声が聞こえてきたので
慌てて駆けつけると、キッチンマットの下に蛇がぐったりしていたとか・・・
私が行ったときにはすでに蛇は外に放り出された後だったので
見ずに済んだけれど、実は母が叫ぶ直前に私はそこで水を飲んでいたわけで・・・
寝起きで寝ぼけていて蛇に気づかなかったらしい。
それは良かったんだか悪かったんだか。
そんなわけで外から帰ってくるとヒゲにクモの巣がからまっていたり、
地面にゴロゴロしているのか、体が埃っぽい。
せっかく首には靴作家UZURAさんの素敵な首輪がついているというのに
これではまるで野良猫だ。
ひっかかれるのを覚悟!今日は重い腰をあげてレオ様を洗ってやることにした。
そういう空気って動物はさすがにすぐ察知する。
私の顔を見るなり戦闘態勢。足にかみついたり腕にかみついたりとにかく抵抗。
戦いのゴングがお風呂場に鳴り響く。
どうにか水場から逃げ出そうとするレオは私の肩に食い込むほど爪を立て、
よじ登って脱出しようと必死。私は泡をすすぐのに必死。
こちらはもう着替えなければならないくらい全身ビシャビシャになりながら
どうにか洗い上げ、タオルで拭くのすらままならない。
毛づくろいをしながら私を睨みつけるその顔は
「何するんだよ。こんにゃろ!こんにゃろ!」と言っているようだった。
レオにしてみたらせっかくカスタマイズして気に入っていた毛皮を
新品にしてしまったようなもんなんだろうな。
きれいに乾いたら毛の艶も甦ったようにツヤツヤ。
今までかなり埃まみれだったということだ。
「ほら、男前さんになったじゃないの」
なーんて話しかけたら気を良くしたのか
午後から嘘のように大人しくしている。通じているんだろうか?
私が必死にパソコンカチカチ打っている脇で
のんきにスヤスヤ寝ておりますよ。くぅ羨ましい!
ま、たぶんこんなに大人しいのも今日のうちだけで
きっとまた明日の朝にはハンターになってご出勤だな。
映画「少年時代」 のような・・・
昨夜郡上八幡から帰ってきました。
なんだか鍼をやってもらった後のように
頭の中心あたりがじーん、じーんとしているようで
午前中はほとんど使いものにならず。
あ、それはもちろん具合が悪いとか頭が痛いとか
そういうことでじゃなくて、余韻に浸って体の一部を
郡上に置いてきてしまったようなふわふわした感じという意味で。
昨年の日記にも書いたけど、長良川鉄道に乗りこむなり、
頭の中では井上陽水の「少年時代」がBGMのように
ずーっと流れていた。
緑が濃くて、迫って来るような山の背後にはムクムクと入道雲。
長良川の美しい川の流れとひぐらしの鳴き声・・・。
昼間の、チリチリと肌を焦がす強い日差しとそれに反して
心臓がきゅっとするくらい冷たい川の水。
夢の中にいるような郡上踊りの下駄を鳴らす音や
明け方近くの朝焼けの空の色と色とりどりの浴衣の色・・・
フラッシュバックするみたいに映像と音と匂いが頭に浮かんでくる。
井藤さんの展示の際に大変お世話になった庄村米穀店さんにも
伺うことができたし、偶然にも同じ日に遊びに来ていた
吉田次郎夫妻に会うこともできた。
それもこれもそこに暮らす井藤さんファミリーのお陰だなぁとしみじみ。
2泊3日だったのに1週間くらい行っていたような気分。
まだまだ余韻に浸ってます。
そしていつものごとく食べたものも忘れてませんよ。
*食べ物メモ*(他にもいろいろあるけれど・・・)
・天ころ(天ぷら蕎麦のこと。「ころ」は冷たいという意味)
・井藤家でのバーベキュー
川魚のあまご(身がふんわりしていてとても美味!苦味も全く無し)
長ナス
オクラ
どじょうインゲン
アスパラ
かぼちゃ
ゴーヤの酢の物
ほう葉めし
・万紀子さんのパン
・自家製ベーコン
・餃子大会
・海老ソバ
今年もあの土地へ
お知らせにも書きましたが9/24(水)、
茨城県結城市にある「cafe la famille」で1日喫茶イベントを行います。
昨日はその打ち合わせのために定休日のファミーユへ。
私の他にもイベントの際にパンをお願いする
cimaiの三浦有紀子ちゃんとスイーツをお願いする
村上みゆきちゃんも一緒に向かう。
と、その前にcimaiのお店へ立ち寄る。
改装前の姿しか見ていなかったので、その変貌ぶりにびっくり。
cimaiらしいシンプルですっきりとした清潔感が漂うお店。
什器に使っているアンティークの家具のお陰ですでに落ち着いた感じもする。
残念ながらお店はお休みだったけれど、その姿を見れただけでも良かった。
今度は開店中に行ってみよう。お近くの方もぜひ。
ファミーユは定休日だというのにオーナー奥沢さんがお昼ゴハンを
用意してくれていた。というか、ハナからねだってお昼時に伺っている確信犯。
私たちも厨房に入らせて頂いてほんの少ーしお手伝い。
厨房はコックピットのようになっていて、奥沢さんのあの細い体からは
想像もできないくらいのパワフルさとスピードで料理がどんどん出来上がる。
手伝いなどと言ったけど、実はほとんど手伝ってません・笑
奥沢さんは何も言わなかったけど、あれは厨房の様子を知っておくために
あえてそうしてくれたんだと思う。気配りの人だ。
楽しいイベントになるように頑張って美味しいコーヒーいれます!
で、今朝は早朝に起きてお墓参りへ。
昨日は迎え盆に行けなかったので「ごめんなさい、ごめんなさい」と
念入りにお墓で手を合わせた。
実家からは歩いていける距離にお墓がある。
迎え盆は夕方早目の時間に行って、2日目は早朝に。
そして送り盆は遅めに行く。
ちょっと面白いのは迎え盆のときに玄関に用意しておく水を張った洗面器。
裸足で歩いてウチに来られたご先祖様の足を洗うという意味で用意するものなんだけど、
子どもの頃はそんなことも知らないので、お墓から帰ってくると
「気持ちいい~」などと言って私がそこで足を洗っていた。
今でも洗面器を用意しているのだけど、この歳でやったら確実にバチがあたるな。
明日の送り盆にも行けないからお線香をあげて出かけよう。
出かける先は
昨年も訪れた「郡上踊り」を踊りに郡上八幡へ。
うぅ踊り、忘れてるなぁ。
「イチロウさんち(正しくは七厘三分)の春駒♪春駒♪」
井藤さん宅に到着したら練習しなきゃ。
ではでは行ってきます!
昨日、今日。
10日から夏休みに突入。
けれど昨日は普段お店が営業中にはできないこと、「棚卸」をしに蔵前へ。
アノニマでは只今お料理本の試作が行われていて、
お昼ゴハンはスタッフの皆さんに混ざって試食。
何品ものお料理をいっぺんに頂けるなんてなんたる贅沢。しかもそれらのお料理がこれから本になるのだ。
いろんな人の手を介してかたちになる本。楽しみ、楽しみ。
昨日は午前中に1本取材を受けた。その後お昼ゴハンで力を蓄えたところで午後からは一人でひたすら数字とにらめっこ。
会社勤めをしていた頃も、8月といえば棚卸の時期だった。アナログな会社だったから全部手書きで在庫を書き出して電卓で計算。今と一緒。まさかあの頃の経験が今に役立つとは。ほんと、無駄なことってないんだな。
どうにか昨日中に作業をやり終えて、予備日にしていた今日はお休み。
実は休みに入る前に、1日の予定を小学生の円グラフのようにして(って円までは書いてないけど)計画していた。けれどそれも初日で早くも計画倒れ。
子供の頃と何も変わってない・・・だめだなぁもう。
頭の中は常にぐるぐるとせわしないのに、体がついていかない。これは暑さのせいだけでもないな。
休みの間に朝のヨガも復活させてみるかな。
↑
先日あんざい家から届いた桃!
私のキングオブフルーツ。
ひきしまっているというのかな。
甘味の中にほんの少ーし酸味もあって、
だからこそ甘味を引き立てているというか。
桃を食べていると、あんざい家の直売所の風景や
家族のみんなの顔がぶわーっと浮かんでくる。
蚊取線香の匂いとか、お昼ごはんのうどんのこととか、
早朝に聞こえるパンパン!という銃のような鳥避けの音・・・自宅にいながらにして一瞬福島に行って来たような気分。
ひいき目無しでもあんざい家の桃は本当に美味しいんだけど、人の顔が見えるものって、それ以上のものを届けてくれるように思うなぁ。
忘れないうちに
今週の出来事を っと。
木曜日はアノニマTくんとMさんの若人にくっついて
「太陽バンド」のライヴに行って来た。
「太陽バンド」や「スカンク兄弟」の音楽は、
お店の開店前とか閉店後に作業しながらよく聴いている。
聴いていると余計な力が抜けるし、ヘコタレそうな気分の日も、
それがバカバカしくなるくらいどこかに吹き飛んでしまう。
ライヴは初めてだったけど、いやぁほんと楽しかった。
ライヴ中、どうやら口角がずっと上がりっぱなしだったようで、
その証拠にトイレで鏡を見たら口の脇にほうれい線がくっきりと刻まれていてちょっと動揺した。
まっ、楽しかったんだからいいか。
楽しいことは連日続く。
翌日はお店が終わった後、京都からやって来ているOさんと
幡ヶ谷のCという中華料理屋さんでゴハン。
メンバーは7人。ここのお店は人数に合わせてお料理の量を調整してくれるのだけど、中華はやっぱり大勢が楽しい。それにたとえ暑さで弱っていたとしても、あそこに行くと、食べていくうちに暑さも味方にしてしまうくらいの活気がお料理にもお店にもあって元気が沸いてくる。
Oさんからは「楽しいとこ」というお題があったので、
お店をどこにしようかと考えていたのだけど正解だった。もちろん楽しいメンバーと会話があってこそだけど。
今日は渋谷のROOM 1Dというギャラリーに行ったら
中華メンバーと偶然バッタリ!
こういうことホント多いです。
ギャラリーではこれから東京で活動を始める「camp」の
スツールの展示が13日まで行われています。
(HPに内容がアップされてませんがいろんな木材を
使ったスツールが50脚!場所も良いところです)
Oさんの美味しいコーヒーも!?お時間ある方はぜひ!
思い出し日記
日記を書かないうちにあっという間に1週間。
毎日書かなきゃ「日記」じゃないですね、はい。
何にも無かったなと思うような日でも
何かしら書くことはあるわけで・・・うぅでも追いついていない!
明日から夏休みに入ることを思うと、小学生の頃にワープして、
1学期の終業式のような気分。夏休みの宿題がたくさん。
遊びの予定もたくさん。
そして思い出し日記。
そういえば小学生の頃も思い出しながら日記を書いたりしてたっけ。
先週はM野屋浴衣まつりという楽しい企画に参加。
「浴衣まつり」というからには一応浴衣がドレスコードなわけで、
お店が終わった後、大慌てで浴衣に着替えて浅草松屋の屋上ビアガーデンへ。
今年2度目の浴衣。こうしてちょくちょく着る機会があると
着付けも前回よりはすんなりとできるようになってきて有難い。
それにこの界隈の夏は浴衣がよく似合う。
それにしてもビアガーデン、久しぶりだったなぁ。何年ぶりだったろう?
暑い、暑いと言いながらビールで乾杯!
ビールが特に好きというわけでもないのだけれど、
汗をかきかき外でああしてみんなとワイワイするときはやっぱりビールがしっくりくるな。
「真夏の夜のビアガーデン」には隅田川の川風がサワサワ吹いて、
汗をかくのさえも気持ち良かった。
で、つい先日。
朝お店に着くと同時に荷物が届く。
荷物は大阪堺市にある器のお店、Oogiの井出さんからだ。
箱を開けるとそこには振ったらたぷんたぷんと音がしそうなくいらい
瑞々しい水ナスが並んでいた。
ピカピカのナス。
生のまま塩もみにしてそこにオリーブオイルとレモン、黒コショウというのもいいし・・・
山形の郷土料理、「だし」にいれるのもいい。
どうやって食べよう。帰りの電車の中でそんなことを考えている。
体が欲しているのか、夏野菜をわっしわっしと食べている今日この頃。
さらに続き
花火の翌日(7/27の日曜日)はin-kyoお休みの日。
この日はつくばのShingoster LIVINGのお庭でバーベキュー!
お店も営業している中での開催で、なんだかおもしろいシチュエーションでした。
材料はM原夫妻が前日に大洗海岸市場近くのお魚屋さんで
仕入れてきたという大量のお魚。そして夏の元気な野菜たち。
どれもプリプリ元気で美味しいぃぃ。かったぁ。
茹で卵をスモークしたのもクセになりそう。
あれを作るためにスモーカーが欲しいと思ったくらい。
一日お日さまにあたることも最近少なかったから
クラクラしつつも食べたり笑ったり。
庭先にはビニールプールもあって、ちびっこたちは水遊び。
スイカもプールにプカプカ浮かべてまるごとのスイカを割って
みんなでたらふく食べた。
夏休み前だけど、子どもの頃の夏休みのような一日だった。
↓
これはShingosterさんのかき氷。
カフェメニューにも加わるとか!?
帰り道、車に乗った途端に雷がゴロゴロ。
ゴロゴロどころか、ドッカン、ドッカン落ちていた。
短時間とはいうものの、雨もものすごい量で・・・
金沢や兵庫で降った豪雨も心配。
その後大丈夫なんだろうか・・・
知人のお店でも床下浸水になったとか。
メールとか携帯とか便利になったことは多いけれど、
こんなときはまずはぽーんと駆けつけることが
できたらいいのにと思う。
すぐに駆けつけられない場所にいると、「大丈夫」という声を聞いて
ホッとしても、実際目で確かめられないだけにやっぱり気になる。
つづき
隅田川の花火からあっという間に1週間。
先週の土曜日は隅田川の花火大会だった。
何年か前に将棋倒しになって以来、テレビで見ることにしていた。
が、祭り好きの血が騒ぐのか、やっぱり朝からソワソワ。
夕方になって汗だくになりながら浴衣に着替えていると、
美人のAさんが涼しげに浴衣で登場。
同じお店の浴衣なのに何が違うの?なんで?なんで?
帯が上手く決まらなくて困っていたところだったので
ちょうど良いところでAさんに直してもらった。
in-kyoの閉店後、表へ出るとアノニマの建物前には人が地べたに
座って場所取りをしていた。
残念ながら川はこんなに近くても前の通りからは
まわりのビルが邪魔して花火は見えないのです。
そうかといって橋まで出てしまうと立ち止まって見ることは
できずに歩かされてしまうし・・・。
で、Aさんと私は近くのお店で軽く一杯。
美人さんと一杯なんて贅沢、贅沢。
先約があったのでAさんとはそこで別れてその後は
花火の見えるIさん宅でゴハン会。
いやはや、まわりはお料理上手な方々ばかりでまいります。
山椒が効いた鳥のから揚げ、他にも色々、
どれも美味しかったぁ。
花より団子?花火よりゴハン?
浴衣を着ても色気なし。ってなんの標語でしょ。
今年は浴衣を着る機会を増やして粋に着こなせるようになるぞぉ。
ブルーベリーととうもろこし。花火・かき氷・スイカ・バーベキューそれからそれから・・・・・・
タイトルの通り、あいかわらず食べ続けているような日記です。
先週の木曜日、群馬県在住の鍛造作家、成田さんのもとへ
オカズ・デザインの吉岡夫妻と遊びに・・・いえいえ、本当は
成田さんのお知り合いのブルーベリー農園へお手伝いに行く気満々で
出かけたのだけど、いやはや結局お客様状態でブルーベリー狩りをさせて頂くこととなった。
びっくりするくらいの大粒のブルーベリー。
実は1週前にも成田さんが贈って下さって
その程よい酸味と美味しさにびっくりしたばかりだった。
でも実際自分が摘み取ると、驚きと嬉しさはまた格別。
おてんとさまでぬくくなったブルーベリーは、案外とクセになる。
摘みとったものをバケツにいれつつ、調子に乗ってパクパク口に放り込む。
実は暑さでクラクラしていて、食べてそれをなんとか正気に戻していたところもあるのだが・・・。
言い訳?言い訳?
成田さんの工房にも案内してもらって
お昼御飯にお蕎麦を食べたばかりだというのに
トウモロコシや冷えたミニトマトをつまみながら
ノンアルコールビールで乾杯。
途中、アジアのスコールのような激しい雨が降り出して、
工房のトタンの屋根を雨粒が強く叩く音にすっぽりと包まれた。
話し声がかき消されるくらいというのもあったけど、
大人が4人して工房から見える山を眺めながら、
黙ってただただ雨音に耳を傾けていた。
会話が要らない無の時間を共有できるのってなんだかいいなぁ。
翌日頂いた成田さんからのメールにも「あの時間が印象的だった」とあった。
トタンの青と鉄の錆びた茶の色の組み合わせの外観、
そして整然としていた成田さんの工房自体も私にとってはとても印象的だった。
頂いた朝採りトウモロコシ。甘くて瑞々しくて今年食べたトウモロコシではチャンピオン!
手軽に美味しく蒸すには、最後の薄皮を残してレンジで3分半と成田さんに教えてもらった。
皮が蒸し器の代わりをしてくれる感じで、ウチでも試したけどやっぱり美味しい。
先週の出来事をいっぺんに書こうと思ったけどやっぱり盛りだくさん。
まだまだ続くということで・・・。