8月6日

広島平和記念日。
1945年の今日、広島に原爆が投下され広島市外は壊滅。
14万人の死者を出した。
それが朝の8:15。
今朝ラジオをつけてFM NHKを聴いていると
リオデジャネイロオリンピックの開会式の様子が中継されていた。
世界が平和でありますようにと願う気持ちは一緒だけれど
なんとも複雑な気持ちに。
両親は子どもの頃に戦争を経験しているので
(母は両親とは離れて東京から茨城へ疎開をしていた)
私が幼い頃に何か食べ物を残そうものならその度に戦争の話を聞かされていた。
経験していないからどれだけ想像しても本当の意味での理解は
できていないかもしれないけれど、子どもだって十分にわかるのだ。
戦争は二度と繰り返してはいけないと。
どれだけ詳細に説明をされてもオリンピックの開会式の様子は
映像で見ないと想像がつかないなというのとはまるで違うこと。
そんな一方でおめでたいことも。
友人たちの事務所の6周年。
友人の妹が出産。
そうそう先日はM家にも第二子が。
大変な世の中かもしれないけれど生まれてきてくれてありがとう。
ピカピカの命は未来の宝だね。
20160806-夕焼け 入道雲.JPG

桃1個で

夏風邪は長引きますね。
皆様もどうぞご自愛下さい。
先日の定休日も体調があまりすぐれず
1日家で寝ておりました。
動いていないものだからか食欲もわかず…
と言いつつ、大好きな桃は別。
しかもそれがあんざい果樹園の桃となれば!
桃1個で医者いらず!?
もともと桃は子どもの頃から大好きでしたが、
はじめてあんざい果樹園の桃を食べたときの
驚きは今でも忘れられません。それからというもの、
私の中でのキングオブフルーツに君臨しております。
カリっとした食感と輪郭のある甘酸っぱさが美味しい暁。
今年初めてのあんざい果樹園の桃です。
結局この日は1日桃と番茶と梅干しくらいで
あとはひたすら寝て。
それでもお腹が空かなかったなぁと思ったら
ちょうど新月の日。
頭よりも先に体が月のリズムに沿ってデトックスしようと
していたのかもしれません。
この際、もう抵抗することなくデトックスしきってしまおうと思います。
月のリズムと体や自然の呼応を知ると面白いですよ。

そういえば

熱でうなされながら寝ている最中のこと。
夕方目が覚めると団地の遊び場で子どもたちが
何人かでおしゃべりをしているのが聞こえてきた。
ひとりの女の子がしきりに「仰げば尊し」と
何度も口にしているので、歌声が聴こえてくるかと
思いきやなかなか歌う出す気配がない。
それでも何度もその子は口にするのできっとみんなで
歌いたいのだろうと聞き耳を立てて待っているのに
やっぱり最初の歌いはじめが出て来ない。
いっそのこと私が歌ってあげようかしらと
思ったけれど、病人が出しゃばる幕じゃないと
熱に唸りながらもどかしくジリジリ。
結局歌は聴けずじまいで子どもたちの話題は別の方へと
転がっていった。
私だけが取り残された気分でモヤモヤが残る。
それにしてもこの季節になんで「仰げば尊し」だったんだろう?
熱が出てるんだから何も考えずにひたすら寝ればいいものを
次から次へと思考がぐるぐる働いてしまっていた。
はぁこれまた貧乏性よ。

回復しました。

月曜日から木曜日までお休みを頂き
色々ご心配やご迷惑をおかけしてしまいました。
大変申し訳ございませんでした。
3日3晩38℃台まで上がった熱が下がらず。
いつもは熱が出ても一晩寝れば回復するはずが
今回ばかりは熱で体が痛くて寝ていることもままならず、
致し方なく4日目に病院へ。
4日目、木曜の朝になってようやく熱が下がり始めました。
大人になってからの高熱は体に堪えますね。
「そうもしないとこいつは休まないからな」と
体に戒めを受けたような気もします。
この半年、いや一年は本当に突っ走ってきてしまいました。
いろんな意味でこの辺で休んで体制を整えるべき時期だったのかもしれません。
夏の暑さを受け止めるための体質へ
そして三春の町で暮らす本来のリズムへシフトするために
体が調整をしてくれたんじゃないかと思ってます。
大事にしなければ。

田んぼアート

仁井田本家の帰り道にある田んぼアート。
田植えの頃から看板が出ていましたが
ようやく全貌が。
20160722-田んぼアート.JPG
赤米や黒米の苗の色の違いで
絵をつくっているようです。
昨日は暑かったと思っていたのに
心なしか肌寒く。
それでも早くもひまわりがあちこちで
咲き始めていて、子どもたちも夏休みが始まったようです。
団地の集会所からは今朝からラジオ体操第一が流れ始めました。
私たちは参加しなくていいのかしら?

段ボールハウス

昨夜、美味しい日本酒を造る酒蔵・仁井田本家の
美人女将・真樹さんからメールで
「段ボールハウスを作るから明日手伝ってほしい」と業務連絡。
なんだかよくわからなかったけれど、おもしろそうなので
お昼までだったら行けるねということなり夫君と仁井田本家へ。
段ボールハウスを何に使うかというと
週末23日(土)に仁井田本家でスイーツデーが行われるので
(毎月行われてます!)そこにやって来る子どもたちが
遊べる場所を作ろうということになったそうで…
誰かが中心になって作るのをお手伝いすれば良いのかな?
あまり役に立たないけれどと行ってみるとなんと私と夫君と
真樹さんの三人で制作することがその場で発覚。笑
俄然本気を出さねば!と違うエンジンがかかる。
で、できあがったのがこちら。
20160721-段ボールハウス.JPG
中に入ると案外広くて日陰で涼しいし快適なんですよ。
郵便受けの上には「仁井田本家」の文字も。
呼び鈴までついているんです!
最後に完成させるのは当日集まる子どもたち。
この家にペイントしたりシールを貼ったり
楽しんでもらえたら嬉しいなぁ。
窓から顔を出しているのは仁井田家の三女のさきちゃん。
色々お手伝いをしてくれました。
ミンミンゼミやヒグラシが鳴いている中での作業。
入道雲のような雲も出ていてまるで夏休みの工作の宿題を
やっているような楽しさがありました。
途中で頂いた甘酒のシャーベットがこれまた美味しくて。
いい休みだったなぁ。
私は当日はお店があるので伺えないのが残念ですが
お近くの方はぜひ!
詳細はこちら→仁井田本家のホームページ

陽射しが強く

標高が高いからでしょうか?
風は涼しく感じられても日中の陽射しは
肌をチリチリ焼くように強く。
日焼け止めを塗っているけれど
山や海に行かなくても今年は日焼けをしそうです。
今朝は店内の掃除を終えて、
開店前に銀行やら郵便局などの用事を済ませ、
思い立って三角揚げを買いに朝日屋さんへ。
(こちらは朝8時から営業されているのです)
そこから裏道を通って川沿いの道を…
と歩き出したらまったく日陰がナシ。
麦わら帽子を被って出なかったことが悔やまれる陽射しの強さ。
お出かけの際は帽子と水は忘れずに。ですね。
20160719-桜川.JPG
小学生は今日あたりが終業式なのかな?
お店は暑さのためか静かに暮れていき。。。
が、気を取り直して明日は定休日。ゆっくり骨休めします。

蓮まつり

五時半起床。
お店の近くの法蔵寺というお寺で朝6時から
「蓮まつり」があるというのでいつもよりも早起きをして
出かけてみることに。
20160719-蓮まつり3.JPG
早朝だし、ゆるくぽつりぽつりという人出を想像していたら
境内にはすでにたくさんの人。
蓮の花がちょうど見頃でいろんな種類(108種といわれています)が
花開き、裏山の斜面には青く涼しげな紫陽花も満開。
人が多くてもなんだかみなさんニコニコしていて
ゆるやかで、お茶が振る舞われたり、朝ごはん(おむすびと美味しいお漬け物)まで
お振る舞い頂いて、ここは極楽浄土なんじゃないかという光景。
風はまだ涼しいものの陽射しが強く、日よけに蓮の葉っぱを
頭に被った妖精のようなおじさんもちらほら。
お参りを済ませて幸せな気持ちで満たされた一日の始まり。
蔵前のときも近くにお寺や神社があったけれど、ここも。
実家の近くにも神社がありました。
そんな環境にいたのでお寺や神社が身近にあって
自然に手を合わせることができるって気持ちが落ち着きます。
山や川、海なども同じで。

ベランダプランター

春先に夫君が種を蒔いたり苗を植えて育てはじめた夏野菜。
少しずつ収穫の時期を迎えており、
自給自足とはいきませんが夕飯やお弁当の一品に
色を添えてくれています。
本日はピーマン。
20160718-ピーマン収穫.JPG
なかなか立派です。
プランターながら一丁前です。
晩ごはんのおかずの生姜焼きに千切りにして加えてみました。
元気な歯ごたえと苦味が夏の味。
収穫量は少しなのでその分大事に味わうから
なんとなく食べてしまうということがなくていいものだなと。
「いただきます」「ごちそうさま」が自然と。
いいですよ。小さく栽培。

田村大元神社礼大祭

町のホームページもあるけれど、
行事などの情報は町のあちこちに貼られている
ポスターで知ることが多い。
毎日見かけるものだから、このアナログ感が
かえって記憶にしっかり刻まれる。
お店の目の前のヨークベニマルの壁にも
専用の掲示板があって、今月来月は
お祭りや盆踊りなどが続く。
昨夜はお店が終わってから田村大元神社の礼大祭へ。
お店がある「中町」は町内が違うのだけれど、
こちらの神社は自宅がある地域の氏神様にあたるのです。
長獅子や三匹獅子の舞を見ることができるというので
境内へ行ってみると…
あれ?神楽殿で舞っているのは町内のご婦人方。
獅子舞は昼間だったのかな?と少しがっかりしつつも
お参りをし、この日の為に練習していらしたご婦人方の
舞を鑑賞(これがまた楽しかった)し、
昼間とは違う提灯に照らされた境内の
華やいだ様子にしばらく浸っていた。
が、蚊の襲撃に遭い夫君とあきらめて車で帰ろうとすると、
いつもの道路に規制が。
ちょうど獅子舞が坂道を降りて来るというので
車を駐車場に停めて見学をさせて頂くことに。
長獅子の舞は(中に10人の男性が入って)
私が今までに見て知っていた獅子舞とは違い、
もっともっと荒々しく、まさに邪を払う力強い聖獣?
ちょうどゆるやかな下り坂を下りながら、そして最後は
階段を上って境内へと向かう姿は獅子というか龍のようでもあり…
長獅子の後ろに続くのは三匹獅子。
獅子の面にカラスの羽のようなたてがみ?
に見立てたものを被り、太鼓を叩くのは小学生(5〜6年生だそうです)。
その後ろに続くのは低学年(3年生)の小学生。
しかも誰もができるわけではなく、この地域の男の子しかできない大役なのだとか。
20160718-長獅子.JPG
境内に入ってからの舞がこれまたすばらしく、
蚊の襲撃などしばし忘れ、まるで「もののけ姫」の
ワンシーンに入り込んでしまったかのように
心奪われ、なんとも幻想的なひとときを過ごすことができました。
この土地で絶えること無くおそらく何百年と受け継がれてきたお祭り。
三匹獅子のお役目を卒業して大人になると、
今度は長獅子の一員として祭りに参加することになるのでしょう。
観光のためでもなく、そこで生まれ暮らす人のためのお祭りということに
(それはあたり前のことなんだろうけれど)感動した。
20160718-3人獅子.JPG
三匹獅子のお母様方に
「長獅子の背中についているたてがみ(和紙でできている)が
舞っている最中に落ちることがあるからそれを拾って持っていると
お守りになるんですよ」と教えて頂いた。
途中、雨が降ったりで濡れて汚れていたたてがみを拾い上げ、
家に帰って泥などを水できれいに洗いながすと
邪を払う清い白が現れた。