一週間分の日記をUP致しました。
お時間ございましたらよかったら遡ってみてください。
天気が良くて、まだ明るいうちに帰れる時は
歩いて帰ることが多いこの頃。
桜川沿いの遊歩道を歩いていると
ヒグラシの鳴き声。
まだ梅雨明けもしていないというのに
夏の終わりのようで少し寂しいなぁなんて思っていたら
タイミング良く「ホーホケキョ」とウグイスの声。
今年が特別なのか?三春は例年そうなのか?
帰り道の途中では週末に行われる
田村大元神社のお祭りに向けてお囃子の練習をしていた。
笛の音に合わせて子どもたちが叩く独特の太鼓。
お祭り見に行けるかな。楽しみだな
この土地で迎える初めての夏。
はじめて耳にする季節の音、匂い、色。
ポチポチと
夕食後、たまった洗濯済みの洋服の山を
一気に片付ける。
ようやく毎日の生活ペースがつかめてきたかなと思いつつ、
やはりまだまだ新しい出来事の連続でもあり
それはそれでもちろん楽しいのですが、
家に帰ってごはんを食べた後はバタンキューという日が多い。
が、今日はなぜだか目が冴えている。
できずにスルーしていた家の雑事を済ませてちょっとスッキリ。
ここ数日体に発疹が出て無性にかゆい。
はじめは虫さされか何かと思っていたけれど、
全身にぽちぽちと出始めて、おさまったかと思えば
またかゆくなり。
調べてみると、虫さされ以外だと内蔵や自律神経の乱れも
発疹の症状が出るのだとか。うーん…。
まだまだ続くようならば病院に行かねばかぁ。
早寝早起きは心がけているものの、
どこかまだ神経が休まっていないのかも。
休息大事ですね。
だるまちゃんとてんぐちゃん
定休日。
梅雨らしいどんよりと重い雲。
それでも湿度がそれほど高くないのが有り難い。
掃除やら片付けをゆるゆる済ませて
お客様から伺っていて行ってみたかった
「遊の丘」へお昼ご飯を食べに。
こちらは三春のお隣の町、西田町の丘の上。
見晴らしの良い場所でご夫妻がカフェとギャラリーを
されています。
ランチは曜日によって手打ち蕎麦の日とカレーの日があるようで
この日はお蕎麦の日。コーヒーは自家焙煎。
カレーの日にもまた行ってみたい。
そしてその後はこおりやま文学の森資料館で8/21まで行われている
「かこさとしの世界」展へ。
加古里子さんと言えば子どもたちに大人気の絵本
「だるまちゃんとてんぐちゃん」シリーズ。
館内では原画はもちろん、「てんぐちゃんからの手紙」と題してクイズが所々にあって
童心にかえって純粋に楽しめる展示。
また郡山市文学資料館の建物も記念館として鎌倉から移築された久米正雄自邸も素敵で
手入れの行き届いたお庭をぐるりと散歩できてとても気持ちが良い場所でした。
久米正雄氏の満面の笑顔の銅像も良かった。
だるまちゃんとてんぐちゃんの絵本に私が出会ったのは
大人になってからで、はじめは「何でだるま?」
「次に出て来るのは何で天狗なの?」と不思議でしたが
子どもにはそんな概念はないのですよね。
身近なお友だちのような、ひょっとしたら自分にもどこか似た
存在だから親近感がわくのでしょうね。
この日の帰り道は展示で流れていたてんぐちゃん音頭がずっと頭から離れませんでした。
館内で購入したかこさとしさんの(現在92歳!)
著書「未来のだるまちゃんへ」(文芸春秋)を読むのが楽しみ。
この本はこどもたちへ向けて書かれたのかもしれないけれど、
そんな子どもたちを育てる大人たちへのメッセージでもあると思います。
はじまりました
お知らせページでも告知しておりましたが
本日は都合により開店時間を12時〜とさせて頂きました。
午前中に諸々と事務手続きがあり、
用事を済ませて早めのお昼ご飯を食べてから
お店を開けることに。
と、思いついてご近所の食堂へ。
以前にこの日記にも書いた私の中での通称「左」の方です。
はじめて訪れたときからメニューにあった冷やし中華。
この前行ったときにはまだやってないのとのお返事だったけれど
7月に入ったし、さすがに始まっているでしょうと注文すると
ご主人はまるでずっと作り続けていたかのように「はい」とひと言。
「冷やし中華はじまりました〜」
寿司桶のようなこの容器。
内側が水色なのが冷やし中華専用ということなんでしょうか。
薄焼き卵も注文が入ってから焼いてくれました。
開け放たれた店内の窓からは網戸を通して涼しい風が入って来る。
その風に揺れて青銅の風鈴がきれいな音を鳴らして。
梅雨明けもまだですが、気分は夏へ。
あーだこーだと
昨日の選挙結果について、また投票率について。
ビール飲みながら、せめて美味しいものでも作って
その料理を食べながらあーだこーだ一緒に話がしたかった!と
友人にメールをしたらやはりそのように友だちと昨夜は過ごしていたらしい。
目の前に流れる隅田川から吹く風と、
そして同じような思いを持つ仲間がいるということ。
その場にいなくてもそう思えるだけでも
ずいぶんと助けになる。慰められる。
私がメソメソしたところで何が変わるというわけでもない。
アンテナを張りつつ、でもそれに振り回されること無く
また自分の日々をしっかり歩むしかないのだよなぁ。
と、家で夕飯を食べながら頂き物の美味しいワインを飲みながら
そんな話を夫君と話す。友人のようにそんな話ができる人で良かった。
とぼとぼ
参議院選挙の日。
お店が終わって明るいうちに歩いて帰宅。
きれいな夕焼け空に見とれながら歩くその途中、
役場のスピーカーから三春町全域の
投票率が放送された。
想像以下の投票率に歩みが止まってしまった。
が、思い直して家路へと急ぐ。
なんとなくモヤモヤした気持ちが晴れないまま、
夕飯の仕度をしながらラジオのニュースを
聞いていると、18時の時点での全国の投票率が
発表された。
その数字、27%!!??
びっくりしたというか、愕然とした。
三春は約40%だったからむしろ高い方といえるのかしら。
選挙結果以前にこの投票率の低さになんというか、がっかりした。
夕飯を食べながら各県の選挙速報のニュースを聞く。
東京選挙区で私が期日前投票した三宅洋平の名前がまだ読み上げられず…。
結果ももちろん大事だけれど、やはり投票率の低さに
どうにも気持ちがしぼんでしまって行き場がなく、
今夜はとにかく早寝をすることにします。
来福
公私ともにお世話になっております
佐々木美穂さんが本日来福。
in-kyoでも現在ポストカードを販売させて頂いておりますが
私がお店を始めるよりも前、Zakkaが原宿の
地下のお店にあった頃から
友人へのお便りやプレゼントに添えるカードとして
せっせと購入しておりました。
(イラストのかわいさはもちろんなのですが
一枚の絵の中に込めたユーモアセンスが抜群なのです)
そんな美穂さんご一行さま。
三春を楽しんで頂くには…
ツアコンさながら頭をぐるんぐるんさせて
あれこれオススメの場所をお伝えしたのですが
午後から雨が降り始め…どうだったかしらと
帰られてからも気になって仕方ありませんでした。
美穂さんたちに限らず三春にはじめていらした方に
自分のおすすめをお伝えできるようにまずは自分が
色々と見たり行ったり体験せねばと吸収中。
今月はお祭りやイベントが多いようで…
7/15(金)16(土)は「ちょっくら市」(本陣醤油屋さん店内にて)
毎月第三 金・土
7/16(土)17(日)は「田村大元神社御礼」
7/17(日)軽トラ市(中町公営駐車場内)
7/18(火)法蔵寺の蓮まつり
7/26(火)きゅうり天王・八雲神社例大祭
そして来月は各町内で行われる盆踊り…
特に「きゅうり天王」気になりますよね。
お参りの際に二本のきゅうりを奉納し、
帰りには違うきゅうりを一本持ち帰るのだそう。
その持ち帰ったきゅうりを食べるとこの一年
無病息災で過ごせるのだとか。
何できゅうりなのか?
そこがまだ調べきれておらず…。
とにかく興味津々なのです。
yammy LIVE@若松屋旅館
今日はお店が終わってから近くの若松屋旅館で
行われたジャズシンガーのyammy さんのライヴへ。
旅館でライヴ!ということで
食事付き、温泉にも入れるという
なんとも素敵なライヴチケット。
私と夫君は仕事が終わってから向かったので
開演ギリギリ到着のため温泉は断念でしたが。
でもそれがなくてもとにかく素晴らしい時間だった。
初めて聴く彼女の歌声にどんどん引き込まれ、
間のトークの際のチャーミングな笑顔にも魅了。
会場には老若男女が集まり、同じ時間を共有している
幸せにすっかり癒されてしまった。
福島県出身という彼女自身もやはり地元でのライヴは
特別なものなのでしょう。じんと胸に響くものがありました。
お声をかけてくれたのはこのライヴでピアノ担当だった
真樹さん。彼女は仁井田本家の女将でもあるのです。
演奏もカッコ良かったなぁ。ありがとうございました。
三春から三春へ
休みの朝、早起きをしてお出かけ準備。
昨日はいわきのomoto夫妻と一緒に
omoto家を通じて知り合った
茨城県日立市にある「三春」という和食のお店へ行くことに。
お休みの日だし、お昼にビールなんていうのもいいねぇと
車ではなく電車に乗って向かうことにした。
まずは磐越東線に乗っていわきまで。
その路線の車窓からの景色がとても美しかった。
濃い緑の壁の中を電車がすり抜けて行く感覚。
途中夏井川渓谷も見えてすっかり旅気分。
いわきで常磐線に乗り換えて日立駅で下車。
今度は目の前に広がる太平洋。
駅から五分ほど歩いたところにある元は料亭だった「三春」で
omoto夫妻と待ち合わせ。昭和25年創業だそう。
待ち合わせの約束をメールでやり取りしている時も
三春と三春でややこしいことこの上なく。笑
海を眺めながら個室で頂くランチ。
どれも1品1品ていねいに作られていて、
〆の笹巻きは蒸し上げられてほかほか。
デザートの寒天も美味しくて。
それが1500円(税別)!
お近くの方はぜひ一度!(要予約)
(茨城県日立市旭町2-8-14 TEL0294-22-1567)
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笹巻きご飯の具は豚肉。この他に鰻や雲丹も。
地方発送もして下さるとのこと
電車に揺られる時間。
ぼんやり海を眺めながらゆっくりと頂くお昼ご飯。
そして夜はまたomoto家で語らいながらの晩ごはんを頂いて。
いろんなことをした充実な一日だったけれど、
平和でたっぷりとしたたおやかな時間でした。
「幸せ」とはどういうものなのか。
案外とそれはささやかなもの。
世界平和ももちろん願っているけれど、
まずはそれにつなげていくために必要な
身近な日々の幸せ、平和を守りたい。
3年前に福島のあんざい果樹園で行われた
「まよいながら、ゆれながら」の出版記念イベントでも
みんなで願い事を短冊に書いて笹に飾り付けた。
今年の七夕のお願いごとも家族や友人、知人の日々の幸せを願って。
このblogを読んで下さっている方は皆さん選挙へ行かれると思います。
が、もしまわりで「行かないよ」という人がいるならば
7/10ぜひ一緒に選挙へ行って下さい。
当日が無理でも期日前投票は前日9日まで行われています。
まだ間に合いますよ。
無関心ではいられないはずの状況です。
集団的自衛権行使?それおかしいでしょう?
まずは個人が意思表示しなければ何がどう決まろうと、
この国の行方が間違った道へ進もうと何も文句は言えませんから。
駒形に
3年前の今日、蔵前のアノニマ・スタジオの1Fから
同じく蔵前(住所は駒形)へin-kyoを移転OPENしました。
今日まで同じ場所で営業をしていたら移転後丸3年、
4年目を迎えるところでした。
陽射しがまぶしく照りつける夏日で、
近所の友人、知人が仕事の合間に時間をつくって
代わる代わる顔を出してくれたことが思い出されます。
3年前の日記を見直してみたら、
人が集い、語らうそんな「場」をつくりたかった。
というようなことを書いていました。
「モノ」を販売はしているけれど、
ただ消費されていってしまうだけのものではなく、
「モノ」を通じて、とか「モノ」がきっかけとなって
何かを知ったり、人が出会ったり。
in-kyoがそんなつなぎ目のようになれたら。
3年前に思っていた「場」と今思うものは
土地が変わっても同じように考えているもんだなと
思ったらちょっとホッとするような気持ちに。
あの日、蔵前界隈のみなさんがお祝いで贈って下さった
花壇のオリーブは寒さでいったん弱りはしたものの、
三春の花壇へと移植しました。
また元気にのびのびと枝葉を広げますように。