タケノコの季節

今月は3週続けてタケノコの下処理をしている。
1週目は宅配で自分が頼んだもの。
2週目はご近所カワウソのOさんのお父さんが掘って来たおすそ分け。
毎日のようにポリポリポリポリ季節を味わう。
・サッと茹でてお醤油をかけてお刺身風。
・お出汁と醤油、酒で煮て
・菜種油で炒めて醤油とバルサミコで炒め煮
・網で炙って塩かお醤油
あー美味しかったと食べ終わる頃に
近所のサルビアさんから再びおすそ分け。
再びお米農家の山崎さんちの米ぬかを使って下処理。
眠くても他の仕事があっても、これだけは早くやらないと
せっかくの美味しさを逃してしまう。
子どもの頃はおばあちゃん子だったので、
茹で終わったタケノコの皮に梅干しをはさんで
ちゅうちゅうとタケノコの香りを楽しむことをしていた。
昔のおやつ?みたなもんだったんだろうな。
あれがけっこう好きだった。
お醤油ずくしだったので今度のタケノコは梅和えとか
若竹煮にしてみよう。

来福⇔福行

23日は臨時休業を頂いて福島へ行っておりました。
ご来店下さった方がいらしたら
お店の貼紙を見てがっかりさせてしまったかと思います。
本当に申し訳ございません。
22日の夜はお店の後片付けを済ませて、
その足で上野へ向かい新幹線で郡山へ。
新幹線に乗ったとたんに眠気に襲われ爆睡。
1時間ちょっとで郡山に到着。あっという間です。
到着してからは美味しいお酒はもちろん、
美味しい料理も用意してくれているBarへ。
お店に訪れるのは2度目だというのにホッとできる静かな場所。
こうしてまた馴染んでいく場所が少しずつ増えていく場所ができたことが嬉しい。
翌日は福島のあんざい果樹園へ。
到着するなり、あんざいお父さんとお母さんが
「お天気がいいから外でごはん食べる?」
「いいですねぇ」
と返事を言い終わらぬうちにお母さんが台所でピクニックの準備。
煮物やネギ、きのこの肉巻きの炒め煮、青菜のからし和えや
ランチパック(と呼んでいる海苔にごはんをはさんだだけの簡単おむすび)
コーヒーセットやアウトドア用のバーナーなどもかごに詰めて
車でひとっ走りの運動公園へ。
ここは広大な敷地内に球場や競技場、
そしてFOR座RESTが行われていた
古民家を移築した民家園などもある場所。
青々とした木々の緑を見るだけで涙が出てきそうだった。
桜の満開の時期には少し遅れて葉桜になり始めていたけれど、
山に近づくにつれてまだ満開の木々もいくつか。
桜並木とその下に満開の雪柳の生け垣が続く景色を眺めながらお花見ランチ。
空が広くて青くてあんざいお母さんの作るお料理が美味しくて。
ささやかだけれどかけがえのないひととき。
そうした瞬間をしっかりと受け止めて味わおう。
うん。シンプルに。それだけを。
お腹がいっぱいになった後は、すぐ近くでしぼりたての牛乳を販売している
「さとう牛乳」さんに立ち寄ったり、小山の上にぽつんと建つ赤い壁の神社にお参りしてから温泉へ。
陽が傾きかけていたものの、まだ明るい中で貸切状態の露天風呂。
トロトロとした不思議な肌触りの温泉は
お風呂上がりも肌がしっとり。
ここのところ休みなく動いていたので
どうやら疲れもたまっていたようです。
あたまとこころの休日。
「ただいま」
そう思える場所、人がいることに感謝。

永井宏さん

4/20の思い出し日記
世田谷の巣巣さんで行われた「永井宏作品展 summer works 1998」
期間中に編集者の丹治史彦さんとトークイベントを行いました。
イベントに参加して下さったみなさま、企画をして下さった巣巣の岩崎さん
ダン・ラ・ナチュールのなっちゃん、お手伝いをかって出て下さったみなさま。
そして丹治さん。ありがとうございました。
2011年の4月にこの世を去った永井さん。
イベントのお話を頂いてから永井さんの文章を
何度か読み直し、そのときの自分にフィットしたり、
気になるものには付箋をつけていたら
本が付箋だらけになっていました。
今さらながらです。
そのことを直接永井さんに伝えられないことが悔やまれます。
でも永井さんが伝えたかった思いは、
残してくれたその言葉の数々を通じて
今も、これからも、出会った人たちの中で
ずっと生き続けていくのだと思います。
そのことに気づけて良かった。
言葉を紡いでいくこと。
ささやかなシアワセに目を向けること。
私も続けていかなければ。

朝in-kyo

in-kyoはあくまでも器を中心に扱うお店ですが
第2、第4のcimaiのパンの販売や
aalto coffee 、teteriaの紅茶、
山崎さんちのお米、たべるとくらしの研究所のビンもの。
オカズデザインの保存食、最近ではマリー・ルゥの
パンケーキミックス・・・
こうして挙げてみただけでもたくさんの食べものも
OPEN当初からいろいろ販売させて頂いております。
私がくいしんぼう故ということが1番の理由ですが
小さなお子さんからご年配の方まで喜んで下さって
それがまた嬉しかったりもします。
その食べものレギュラーのひとつでもある旅ベーグル。
月に一回、販売だけの月もあれば、
ベーグルとスープの朝ごはんイベントを
お互い無理のないように、自分たちが楽しめる範囲でゆるく行っています。
気づけばそんなスタイルで始まった旅ベーグルとスープの朝ごはんの日も
1年半が経とうとしています。いやぁ早い!
先週の金曜日の朝は、いつもの朝ごはんに加えて
青木隼人さんのギター演奏をお願いできることに!
ライヴ。というかたちとはまた少し違って、
食事をしながら聞こえてくるのが
青木さんの生演奏という贅沢な時間。
だからキッチンからは食事の用意をする音が聞こえるし、
お客様同士の話し声、通りを歩く人たちの足音や車の音も一緒に耳に届く。
それを排除してしまうのではなく、
その日のその時間だけの朝の音全てが青木さんの演奏と
相まって、なんともいえない心地良い空間を作りだしてくれました。
ご予約して下さったみなさま。
青木さん、旅ベーグル松純、ご近所カワウソのお二人も。
ありがとうございました。
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そうそう。
今回はスープは豆とジャガイモのポタージュ
サラダは色とりどりの豆を使ったマリネ。
これらの食材は札幌のたべるとくらしの研究所から
送って頂きました。ありがとう!
緊張したり、準備に手間取ったり体はヘトヘトなんだけど
やっぱり楽しい。
またぜひ行いたいと思います。

久しぶりの

日記更新です。
春うらら・・・
うかうかしているうちにしばらく日記を更新できずにおりました。
まずは先月行われた「さとのわ」のイベント風景の画像を。
作業をしながらだったのであまり上手に撮れておりませんが・・・
あの日も春らしいあたたかな日で・・・などと思ってましたが
この数日でやっとあたたかさを実感できるようになって気がします。
が、油断をすると風邪をひいたり体調を崩しがちな時期ですので
皆さまお身体どうぞご自愛を。
以前の日記にも書きましたが、前回の「さとのわ」では
宮城県からばんつぁんとしてお話をして下さった神戸智恵子さん

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どこか懐かしくてホッとするような土地の言葉。
またぜひお話の会をお願いしたいと思っております。
そしてお話が終わってからは、里山ごはん。
たくさんの種類のお漬物やおかずが次々とテーブルに並び、
美味しいお料理を囲みながら参加者の方々も会話がはずみます。
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お料理担当は、若き母ちゃん!遠藤智恵さん
「おこあ」の炊き具合といい、具の味付けといい
本当に美味しくて美味しくて。
わたくし、会が終わってからのまかないのときもずっと食べてました。
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そして「さとのわ」の頼もしい企画リーダー!鈴木美樹さん。
お着物に割烹着姿がキマッてます。お隣りはお手伝いをして下さった松尾さん。
鳴子での企画もいつも興味深いものばかり。
実は宮城県の大崎市は台東区となんと姉妹都市なんです。
ますます身近なつながりが。
東京の桜はソメイヨシノが終わって、今は八重桜がちょうど見ごろ。
鳴子の桜はこれからのようですね。
東北にもそろそろ春の訪れが。
次回の「さとのわ」の企画は7月中旬を予定しております。
どうぞお楽しみに。

4月1日です!

定休日明けと共に月も変わり、
消費税も5%から8%へ。
なんだか慌ただしい3月でした。
ラジオから聞こえる「年度末、年度末」という言葉が
これほど耳に残る年もなかったかもしれません。
さて4月に変わってどうなるだろう?と
思っておりましたが、今日はいつものまま。
in-kyoはin-kyoのペースで。
変わらずお客様がご来店下さって有り難い限りです。
今日からは18時までの営業時間だったところを
19時まで営業致します(9月末まで)
in-kyoのサマータイムスタートです。
あ、これはエイプリルフールでもなんでもなくホントです。
陽がのびてきたので、お仕事の帰りにでも
寄り道コースにいれて頂けたら嬉しいです。
気の効いたウソをつくこともないままに過ぎていった一日。
隅田川沿いも、家の近所の川沿いも桜が満開。
そして昨夜は友人のお店、SyuRoの桜を仰ぎ見ながらのお花見。
満開の時期に、しかも良いお天気の日にお花見ができたこと。
SyuRoの宇南山ちゃん、スタッフのみんな、集まった皆さんの気遣いと
大盤振る舞いに感謝感謝です。ありがとー&すごいなぁうなちゃん。
桜を存分に満喫しようっと。

桜の前に

お店の入口に置いている小さな桃の木の盆栽。
今年もいつの間に芽吹いたかと思うと、
どんどん蕾が膨らんで・・・
ポンっと音を立てたかのように今日花を咲かせました。
今のお店に場所を移したときに
友人がお祝いでくれたもの。
そのときは夏だったから
小さな桃の実をつけていました。
そして今年で3年目。
強風で倒されたりなんだり、
なかなか厳しい環境だと思うのだけれど、
今年も律儀に咲いてくれた。
ありがとう。
桜よりもひと足お先に。
隅田川沿いの大きな桜の木の蕾も
ずいぶんとふくらんできた。
もうすぐ。もうすぐ。
桜の頃はなんだか気持が急く。

さとのわ

日曜日は定休日でしたが
「さとのわ」イベントの第2回の日
お天気も良くポカポカ陽気の日曜日。
たくさんの方々にご参加頂きました。
本当に皆さまありがとうございました。
皆さんがお話に耳を傾けている様子。
にこやかにお話ししたり、食事をしている様子を見ながら
こちらまでホクホクとした心地がしておりました。
裏方をしながらだったので写真を撮る間がなかなか無かったのですが
少しの写真とあわせてイベントの様子は後日あらためてUP致します。
語りべとしてお越し頂いたばんつぁん
(おばあちゃんという意味。といっても実際は若い)こと神戸智恵子さん
美味しい料理を初めてのキッチンでどんどん作ってくれた
頼もしい若き母ちゃん遠藤友恵さん。
お手伝いをしてくれた佐藤さん 蘭ちゃん 松尾さん。
そしてそして今回も明るく楽しくバイタリティー溢れる鈴木美樹さんには
尊敬と感謝でいっぱいです。
その他にも梅干しやらお漬物やら販売用の小物やらを手作りして
用意をしてくれた鳴子のかあちゃんたちも本当にありがとうございました。
鳴子の温泉にゆっくり浸かりに行きたいなぁ。

春分の日

春分の日を境にまたあらたな季節、
年度のはじまり。
地球歴というものを聞きかじって、
そのサイクルをよくよく見てみると
腑に落ちることがいくつかある。
負に落ちなくても、本能的に何か
新しい扉を開くような感覚があったりする。
それはワクワクするような良いことばかりではないかもしれないけれど、
だからこそ悪い部分にスポットを当てるんではなく、
わずかだとしても良い部分をすくい上げようと思う。
ザワザワと心が落ち着かない。
けど、目を閉じて耳をすまして聴こえる声に
耳を傾けなければ。
自分メモ。

永井宏さん

来月の20日に世田谷の巣巣さんで
永井宏さんについて、
編集者の丹治史彦さんとトークイベントを行います。
(予約受け付けは巣巣さんへ)
だから今一度永井さんの本を読み返している。
これまではサラサラと読み流していた言葉も
今あらためて読み返すとハッと立ち止まる文章があったりして。
それは読む時間帯なのか、季節なのか
自分の心情なのか。
そのときの自分にピタリとくるものには付箋をつけたりしているうちに
気づけば付箋だらけになってしまった。
今さらすみません。永井さん。
電車に乗りながらそんなことをしていると、
次の駅で扉が空いたら「おっ!ちえちゃん」なんて言いながら
永井さんが乗って来そうな気がするときがある。
永井さんが亡くなられたのが春だからだろうか。
沈丁花の香りがしたり、そろそろ桜が花開く頃だと思うと
気配を近くに感じたりしている。