家族のような

只今、in-kyoでは写真家・大沼ショージさんの
写真展を28日まで行っています。
そしてショージさんは今月、なぜか福島づいていて
23日から福島市に新しくできた「OOMACHI GALLERY 」と
そのお隣、「食堂ヒトト」にて
写真展「火と。水と。土と。」が始まりました(12/2まで)
琵琶湖のほとり、北之庄、火と水と土の近く。
その土地を耕すと決めた一人の若いお百姓、
廣部里美さんの眼差しの一年を追った写真。
細かな説明はここでは野暮になるだけですので
ぜひとも足を運んでご覧下さいませ。
写真を見て、ただ見つめて感じるだけの時間はとてもいいものです。
先々週、山口さんの展示の設営に。
先週はとある雑誌の取材で我が家へ。
そして今週はまた福島市での展示で今月は3度の来福。
ショージさん、我が家へ合宿?帰省していて?まるで家族。
明日には同じくもう一人の家族、写真家・萬田康文さんが
福島にやって来てショージさんともに
食堂ヒトトにて「カワウソ酒場」なるイベントを行います。
(食堂ヒトトにて予約不要*18:00-22:00)
萬田氏もつい昨日まで東京にて写真展を終えたばかり。
写真事務所・カワウソのお二人とも写真づくしの11月のようです。
in-kyoも萬田氏にはAIR ROOM PRODUCTSのDM撮影を、
そのデザインは奥さまの朋子さんにお願いしているのです。
来年の春には萬田氏の写真展をin-kyoで開催しますので
まだ少し先になりますがこちらもどうぞお楽しみに。
尊敬している自慢の家族(擬似ですけど。笑)たちです。

粉雪が

今朝、チラチラと粉雪が静かに舞いました。
ちょうど小学生の登校時間。
私は夫くんの出勤時間に合わせて
お店に送ってもらったのでかなり早めの出勤時間。
でもそのおかげでたぶん三春ではこの冬
初めての雪を見ることができました。
どこか心躍るというか。。。
豪雪地帯じゃないからそんなことも
言っていられるのでしょうが、
冬は冬でなんとも美しいなぁと思う瞬間です。
明日、明後日は定休日。
今週、日曜日(26日)は山田稔明さんと高橋徹也さんのライヴです。
あとわずかですがお席をご用意できますので
ご興味のある方は山田稔侍さんのオフィシャルHPから
お申し込みください→*

冬の景色に

先週の14日に山口和宏さんの展示が終了致しました。
期間中はたくさんのお客様が、そして2度3度と
足を運んでくださる方が多く、本当に感謝しております。
ありがとうございました。
その後、器を手にされた方はもう使い始めていらっしゃいますか?
「柿を乗せてまだしばらく飾っています」
そんなお声もチラホラと頂いています。
私も購入したばかりの器はそうやってしばらく
あれこれどう使うかをイメージしながら
視界に入る場所に置いておくことが多いのですが
どうぞどんどん使ってみてください。
使ってみて心配だったり、あれれ!シミが。。。
なんて気になることがあったら遠慮なくご相談ください。
もし万が一油のシミなどが使い始めについて気になったとしても
日頃の洗って、拭いて、使ってを繰り返していくことで
馴染んでいき目立たなくなっていきますので。
展示期間中、三春の町はちょうど紅葉の一番の見頃でしたが
その時期も過ぎて、冬へと景色がまた少し移ろっていくのを
感じながら日々を過ごしています。
昨日は結局降りませんでしたが雪マークの天気予報も。
雪!という言葉にどうも犬のように内心ワクワクしてしまう
私とは対照的に、運転のことなどを考えて
どんよりとした気分になっている夫くん。ごめん。
店内はあたたかくして美味しいコーヒーや紅茶を
ご用意しておりますのでお気軽にお立ち寄りください。
寒い日はホットのりんごジュースもオススメですよ。
20171120-ショージ写真ぶどう.JPG
大沼ショージさんの写真も後半の写真に入れ替えて
イチヂクやメロン、イチジクが写っているというのに
なぜか冬にピッタリな写真の色合いとなっております。
28日までの展示となっておりますのでぜひご覧ください。

展示は明日まで。

今月3日から開催しております山口和宏さんの展示も
明日、14日までとなりました。
会期終了後もかたちとサイズを絞って
継続販売致します。
また、大沼ショージさんの写真展は28日まで開催。
カレンダーも継続して展示&販売しておりますので
ぜひご覧ください。
20171113-使い込んだ様子.JPG
明日まで山口さんの私物をお借りして
使い込まれたカッティングボードや器も
ご覧いただけます。(わたくしの私物もご用意しております)
使い込んだ様子を見て「こんなに表情が変わっていくんですね」
「これだけ使い続けることができるんですね」など
安心して木の器を手に取ってくださる方が多く、
本当に嬉しい限りです。
お買い上げの方、またお買い上げをご検討されている方も
何かご不明な点などございましたらいつでもご相談ください。

三びきのくま

絵本の「三びきのくま」
何度読んだことでしょう。
物語の中に出てくるスープが入った器とスプーンは確か木でできていました。
子供の頃から(ずいぶんと大人になるまでもか、)
木の器というとあの「三びきのくま」の家で
くまの家族が食事をしている場面が頭に浮かびます。
素朴であたたかくてホッとするような。
それぞれの暮らしに沿った姿に味わいが増す木の器。
毎日見ていても飽きません。
20171113-栗の木.JPG
本日まで三春のまちなかでは「三春街かど写真展」という
展示が行われていました。
in-kyoもその会場の一つにもなっていたわけですが、
カメラを首から下げたおじさま方がゾロゾロと
いらしたり、町なかを散策しながら写真に見入る様子は
なんだかとっても微笑ましいというか、
つくづくいい町だなぁと思った日曜の午後でした。
20171113-中村さんの写真.JPG

今日、明日は

dans la nature千葉奈津絵さんのケーキを
イートインでお出ししております。
今日はお二人でいらした方が
それぞれ1種類ずつをオーダーしてシェア
される方が多くいらっしゃいました。
明日(日曜日)も少量ですがご用意しておりますので
季節の美味しさをぜひ。
山口さんの木の器との相性もぴったりです。
20171111-りんごケーキ.JPG
20171111-レモンケーキ.JPG
展示も火曜日までとなりました。
ぜひこの機会にお越し下さいませ。

写真

山口さんの展示も後半に入りました。
作品はまだまだたくさんご覧いただけますので
(個展が終わってからも引き続きお取り扱いはしますが
これだけの作品数が見られるのは個展期間ならではです)
ぜひこの機会にお越しください。
今日からまちなか4箇所の会場で始まった三春街かど写真展。
日頃はin-kyoにいらっしゃることはないであろう
写真好きのおじさま方が会場のひとつにもなっている
in-kyoに足を運んで下さって、お話もさせて頂いて
ありがたいひとときでした。
絵画のようにも見えるショージさんの写真に
驚かれる方も多いです。
木の器がある暮らし。
写真を飾る暮らし。
決して特別なことではなく、日常の中にも
そんな風景をイメージしてご覧頂けたら嬉しいです。

今日はゆるりと

木曜日が定休日ということが定着したのか
今日はご近所の方々が立ち寄って下さる他は
ゆるりとした1日となりました。
20171109-紅葉の階段.JPG
三春の山々の紅葉はそろそろピークを
過ぎたところも多く、それでも美しい自然の色の重なりに
目を奪われている毎日です。
20171109-写真とボード.JPG
お休み明け、店内に入ると木々の香りに包まれて
なんとも気持ちのよい朝。
20171109-しょーちゃんカレンダー.JPG
壁に飾られた大沼ショージさんの写真とカレンダーも
やはり何度見ても見飽きないどころか
目が離せないほどに引き込まれてしまいます。
来週、17日〜は写真6枚を入れ替えて展示。
前半にいらした方もまた是非足を運んでご覧いただけたらと思います。
(写真はビンテージ印画紙にオリジナルプリント8×10
ウォールナット材の額付きで販売しております。
またカレンダーは税別¥2500にて販売。
専用の額を受注注文で承っております。)
明日、10日〜12日は三春街かど写真展が開催されます。
ご近所、いとうカメラさん、まほらホール、みはる壱番館裏手の土塀、
そしてin-kyoも大沼ショージさんの写真展で参加しております。
街歩きをしながら各箇所での写真を是非楽しんで下さい。

3日から

ブログをなかなか更新できずにおりましたが。。。
20171108-山口さん展示.JPG
3日から始まった木工作家・山口和宏さんの個展
「日々の、木の器」
そして今回のDMの写真を撮影してくれた大沼ショージさんの
写真展「木の器」を只今開催しております。
(山口さんの展示は14日まで。ショージさんの展示は
作品を入れ替えて28日まで開催いたします)
20171109-山口さんの展示と写真.JPG
3、4日には山口さんも福岡県の吉井町からはるばる三春へ
いらして在廊して下さいました。
この2日間では実際に山口さんの器を使って
GET WELL SOONさんのパンの試食をして頂きながら
普段の扱い方やお手入れの仕方などを
山口さんに直接教えて頂きました。
試食のパンには木のプレートにオリーブオイルを
たっぷり入れた人参のペーストやジャガイモとクリームチーズの
ペーストを乗せたものを添えたのですが、
お客様からは「油染みはできないんですか??」という
質問に、
「大丈夫なんですよ。僕の家ではコロッケや唐揚げなどにもよく使います」
という山口さんの答えにビックリされている方も多く、
実際に使っているところをご覧いただいた甲斐がありました。
気に入って選んだ器を安心してお使いいただくために
伝え手(お店側)ができること。
私もまだまだ勉強をしなければならないことがたくさんありますが
こうした機会を少しでも多く増やせたらと思っております。
今日は定休日でお休みを頂きましたが
明日は展示期間につき営業致します。
週末の土、日曜日にはdans la natureさんのケーキを
イートインでご用意致しますので(なるべく山口さんの
器でお出しできたらと思っております)
ゆっくりと無垢の木の手触りや山口さんの器の
ホッとするような安心感を手に取って感じて頂けたら嬉しいです。

今日でまる10年を迎えました。

特に何をするでもないのですが
今日でin-kyoはまる10年を迎えました。
今朝はいつもよりも早くお店に行き、
山口さんが早めに届けて下さった
展示用の作品の検品を少しずつ進める作業を。
そんな合間に宅急便の荷物が届く。
送り主を見て「あ!ひょっとして。。。」
はい。実は昨夜は10年のことを意識していたのですが
今朝になってやることを黙々とやっていたら忘れておりました。
届いた荷物を見て思い出したわけです。
陶芸家のくまがいのぞみさんが
dans la natureの千葉奈津絵さんに毎年お願いをして
贈ってくれるアニバーサリーのケーキ。
今年はあんざい果樹園の紅玉リンゴを使ったもの。
キャンドルもちゃーんと10本用意してくれています。
なんとも心のこもった贈り物とお手紙。
いつもお世話になっているのは私の方なのに。。。
10年の間にはお店の引越しが2回。
住む場所も環境も変わったこともあってそれだけの年月が
経っていることにあまり実感がわかないのですが、
そんなぼんやりとした私が、どうにかこうにかこれまで
やってこれたのはまわりの人たちのお陰でしかありません。
お客様や作家の皆さん、お取引のある会社の皆さまにも
いつも支えて頂いています。
感謝の言葉はどれだけ重ねても足りないほどですが
何かで返せるとしたらやはりこの先、お店を続けていくという
ことでしかないように思います。
モノの行き来だけでなく、人が集まって何かが繋がり
広がっていくような。
大きなことをしようだなんて大それたことは考えてませんよ。
(ま、やろうと思ってもできませんけど。)
in-kyoはもっと気軽な場所。
以前に民放サロンにも書きましたが
誰もが気軽に立ち寄れてゆっくりできて、
たまたまそこにいる人と会話したりして。
そんな「縁側」みたいなホッとできる
場所になればいいなと思っているのです。
一歩一歩また歩みを進めていこうと思います。
仕事ばかりでなく暮らしもまるごと一緒に。
11年目に入るin-kyoもこれからもよろしくお願い致します。