静かな水面のように

気温が下がりましたが昨日と比べると空が澄んでいる。
しゃんと目が覚めた。
静かな水面のような心地で一日を過ごしたいと思います。
今夜は間に合えば新宿の経王寺で行われる震災慰霊祭と
田口ランディさんの朗読会に行ってみようと思っている。
先週のトークイベントから頭の中でいろんな考えがぐるぐると蠢いている。
少し鎮めるためにも。祈ろう。

啓蟄

暖かくなりましたね。
お店の表にある甕の中には、メダカがいるのですが、
冬の間は底の方でじっとしていたのに、
ここ2〜3日は水面近くまでやって来て動きも早い。
昨夜は帰り道に沈丁花の香りがフワリとして。
春ですね。
今日はお店が終わってから馬喰町ART +EATのライヴイベントへ。
松田美緒さんの力強く透明な歌声と渡辺亮さんのパーカッションに
どこか遠くへ連れて行かれたようだった。
それは森だったり、北の地だったり、小川の中だったり…
今日のためだけに演奏された曲も。
会場全体が熱気に包まれて、サイコーの時間でした。
(サイコーと掛け声が入る曲があったのでした)
このイベントは、9日まで開催されている
映像人類学者・分藤大翼氏の「森の民の音楽と食事」展での特別企画
明日は、いきづく森と題してトークイベントが行われるのですが
なんとそこに私も参加することに。
果たして明日はどんな時間になるのやら。
ドキドキしながらも、楽しみでもあります。
イベント以外の時間にゆっくり展示を見るというのもおすすめですよ。
興味のある方はぜひ。
馬喰町ART+EAT www.art-eat.com

3月に突入

時間の流れが早い。
まったく追いついていない。
今日も朝からいろんなことをやっているようなやっていないような。
気づけば外は暗くなっていて・・・
なんだか散漫だ。いかんいかん。
震災の頃のことからこれまでのこと、
これからのことについての原稿を書いている。
忘れてなどいないはずなのに、細かなことをひとつひとつ
思い出しながら書き起こす作業をしていたら、
いろんな思いが蘇ってくるようで気持が振り子のようにウロウロとしている。
震災からもうすぐ2年。
自分への問いかけのような作業。
なかなか厳しいけれど、やり通したい。
さて。
昨日は蔵前界隈の月一イベントの日。
in-kyoではつくばのイチゴ農家・禿鷹plusさんから
美味しいいちご3種(とちおとめ・紅ほっぺ・おおきみ)と
ジャムを送って頂いて販売しました。
店内がいちごの香りで満たされて
一気に春めいた気分の一日でした。
おおきみという珍しい品種は、はじめて口にしたのだけれど、
なんというかコンデンスミルクのような甘みがあって
味わったことのない美味しさでした。
禿鷹plusさんではいちご畑でのいちご狩りや
配送もして頂けるので興味のある方は
こちらをご覧ください。→禿鷹plusのHP

香り

実家の庭先に毎年咲く八重の水仙。
今年は寒い日が多かったからか、
例年だったらお正月の頃には咲き始めるのに
今頃になってやっと。
何本か摘んで帰って来て、自宅の玄関先に活けてみた。
数本だというのに玄関が甘い春の香りでいっぱいに。
お店で育てているヒヤシンスも、あっという間に花が咲き始めて、
首が重そうだったので切って花を別の瓶にさして飾っていたら、
球根からまた花芽が・・・こちらも良い香りをふりまいてくれてます。
風は冷たいけれど、小さい春はやってきてますね。

お祝い

つい先日友人が入籍!
おめでたいことです。
忙しい二人なので、パーティーはまだ先とのことだけど
ま、まずはお祝いを。と渋谷のトレフルさんにお花を頼んで
届けて頂いた。
ミモザが入ってそこだけパーっと春がやって来たような
黄色系でまとめたアレンジメント。
お花は頂くのもプレゼントするのもワクワクするものですね。
今週に入って、ようやく体調が戻ってきたので
お祝いの食事会にも参加させて頂いて、
調子に乗って食べ過ぎないように
気をつけながらよく噛んで。
美味しい料理が体に沁み渡りました。
ミモザのふわふわのようにほのぼのとしたいい時間だったなぁ。

父の見舞いに病院へ。
付添は必要のない病院なので
私自身が病院でやることはないのだけれどと思いつつ、
自分がベッド脇で読む本とか
編み物の道具やらを持って出かけた。
が、先週まで点滴やらなんやら管を体にたくさんつけていた
父がそれらは全部はずされて、先に到着していた兄と
ラウンジで話をしていた。
ホッとしたのと拍子抜けしたのとで脱力した。顔色も良かったし。
まだまだベッドに横になったままかと思っていた。
現在の医療の進歩にも驚かされるけれど、
人間の生命力というのはすごいもんだ。
「あと2~3日で退院できるんじゃないか?」
などと父は言うけれど、まぁそれはないですよ。
手術直後はこちらが心配になるような
わけのわからないことを口走って
噴き出して笑ってしまうほどの突拍子もない発言に
ついぞ痴呆が始まってしまったのでは?とこちらは心底不安になったというのに。
どうやらそれは麻酔や薬による影響で
術後せん妄というものらしい。
ということは兄が調べてくれたのだけれど。
発言も正常に戻っていつもの会話もできるようになった。
父もその間に何を言ったりしたかは覚えていないようだけれど
神様になった夢を見ていたらしい。
これにも笑った。
神様になって夢の中で一体何をしていたんだろう。
神様にはならなくていいです。
父は父のままで。
健康でいてくれたらそれで。

お粥

子どもの頃はよく熱を出したりお腹を壊したり。
あまり体が丈夫ではなかった。
寝込むと食事は決まってお粥。
だからお粥はしばらく好きではなかった。はずなのだが。
勝手なもので美味しいと思えるお粥もあるんだなぁと
気づいたのはすっかり丈夫になった大人になってから。
この度の回復食もお粥。
出汁と梅干しも一緒に入れて炊いて。
お米の甘みが体に沁み渡る。
しばらく固形物を食べていなかったので
少しでもすぐにお腹がいっぱいに。
いつもが食べ過ぎだったんだなぁ。
父親が入院したというのに自分がこんなで情けない。

体調日記

火曜日の昼から今日までゴハンらしいものを食べていない。
断食をしたことはないけれど、
体験したことがある人に聞くと、
偏頭痛がしたり(血糖値が下がるから?)
具合が悪くなったり(好転反応?)することがあると。
実は昨日はまさにそれで、
偏頭痛と熱も無いのに節々が痛くて仕方なかった。
それが今朝にはウソのようにすっきり。しゃっきり。
頭もいつもよりはクリアになっているような。気がする。
相変わらず食欲は戻ってこないので
玄米甘酒とか白湯とかせいぜいイチゴ1個とかで満足してしまう。
暮らしから「食」の時間がなくなるというのは
なんとも味気ない。
そう。字のごとく味も気もなくなってしまう。
たくさんであることや、贅沢なこととか、それが大事なのではなく。
美味しく楽しく味わうこと。
それは体にだけでなく、五感に必要なのだ。
と、体調を崩してあらためて気づくとは。
はぁぁ。
そろそろお粥くらいは食べてみようかな。。。

冷え取りの甲斐?

昨日の朝はあんなに元気だったのになぁ。
開店前に撮影があって、早起きをして
お店で朝ごはんを食べて・・・その後のこと。
昨日はお店を早じまいさせて頂き、
家に帰ってまずは半身浴。
食欲がまるでなかったので何も食べずに
白湯だけ飲んで7時には寝てしまった。
途中何度か嫌な夢にうなされて、
起きたり何だり。
お昼から何も食べていないというのに
お腹に何か動物でもいるかのように
ピクピクと胃が張って。
内臓がおかしなことになっている感じがした。
が、雨も雪も止んで、すっきりと晴れ渡る今朝の空を見たら
「あぁ起きねば・・・」という気に。
今日も朝から水分しか摂っていないのにお腹が空かない。
体調は昨日に比べてずいぶんと良くなったけれど、
食べたいものが頭に浮かばないというのは
つまらないものだなぁ。
体調を崩すことはあっても案外と回復が早いのは
冷え取りの甲斐もあるんじゃないかと思っている。
春に向けて体が変わり始めているのかもしれない。

本日

体調不良のためお店を早じまいさせて頂きました。
誠に申し訳ございません。
今日は早く寝てすっきりと体調を整えようと思います。