昨日から「冬が来るまえに」展スタート

寒くなってきましたね。
昼間はあたたかくても
東京でも朝晩はぐんと気温が下がったり。
昨日からオーガニックコットンとのメイド・イン・アースさんと
国産絹にこだわった塩野屋さんとの展示「冬が来るまえに」が
スタートしました。
いつものin-kyoの店内とは違って
ふわふわのオーガニックコットンや
絹製品がたくさん並んで新鮮です。
共同で制作したという絹の靴下は
冷えとりにおすすめです。
そして「気になってはいるけれど・・・」という方も多い
布ナプキンもいろんな種類が揃っています。
私も色々勉強中ですが週末はメイド・イン・アース&塩野屋の
スタッフの方が在店して下さっているのでご質問などもできますよ。
この週末はご近所カワウソさんでは「チャハット展」
サルビアさんでは「月イチショップ」
台東区界隈ではスピークイーストと、イベント盛りだくさんなので
散策がてらどうぞお出かけ下さい。

5年が経ちました

早いものでin-kyoを始めて今日で5年が経ちました。
朝起きたときには覚えていたのに
月末でバタバタと銀行へ行ったりなんだりをしていたら
開店する頃には忘れていた。
と、荷物が届いたことで「はっ!」と。
陶芸家のくまがいのぞみさんがdans la natureの千葉奈津絵さんに
お願いをした5周年のお祝いのケーキ。
なっちゃんからはお菓子も。
くまがいさんは毎年こうしてお祝いのケーキを贈って下さる。
お世話になっているのはこちらなのに。
個展前の制作でさぞかし忙しい日々を送っているだろうに
細やかな気づかいに頭が下がります。
本当に本当にたくさんの方々のお陰で
こうして今日という日が迎えられています。
ありがとうございます。と、ひと言では言いきれない
感謝の気持ちを胸に。
また明日から大事に積み重ねていきます。
より良いお店になるように続けていくことが
私にできること。やること。ですから。

カラリと

昨晩はずいぶんと降っていたはずの雨も、
今朝にはきれいな快晴の空に変わっていた。
定休日。
今日は休みのお店を使ってお仲間たちが集まっての英会話教室。
先生は普段、ギャラリーで働いている素敵な女性。
われら生徒たちよりもお若いけれど、彼女との会話が楽しくて
月に1回だけど、地道に続けていけたらいいなと思っている。
午後からはfudokiさんで行われているPUENTEさんの
展示を見に蓮根へ。
戻って来てからはお店でパソコン仕事。
忙しいこともときには救われる。
夜は明日オープンする「結わえる」さんのプレオープンのお祝いに。
場所は元アノニマ・スタジオの1F部分。
あの場所がまた人が集う気持の良い空間として
活かされることになって本当に良かった。
前の場所ではしばらくランチだけの営業でしたが
今度は夜の営業も再開するとのこと。
蔵前にお越しの際はぜひ。
モッチモチの寝かせ玄米が本当に美味しいのですよ。

つめたい雨

昨晩の天気予報では「関東では早いところでお昼ごろから・・・」
という雨降りの予報だったのに、お昼前から降り始めた。
今日は朝からあちこち展示やら何やら
忙しく動き回る予定だったけれど、
どんよりした空を部屋の中から眺めていたら
気持がぐずぐずしてきた。
このまま布団にくるまって何も考えずに寝てしまおうか・・・
とも思ったけれど、そんな気持をエイヤッと布団と共に
跳ね除けて出かける支度。
行きたいと思っていた展示を全部というわけには
いかなかったけれど、その分ひとつひとつをじっくり
見ることができた。
帰りがけに表参道の246commonにできた
CAFE SHOZOのカフェオレで温まったら、
ピンと張っていたものがふわりとほぐされた。
あぁSHOZOさんのコーヒーだ。
いろんなコーヒーがあるけれど、
味だけではないそんなコーヒーが
私は好きなんだな。
昨夜不意に届いた訃報。
心の準備などできているはずもなく、うろたえたところで
何ができるというわけではない。
ただ手を合わせて祈ることしかできない自分は何と無力なのか。
気持の持って行き場をどうしたら良いのかわからないけれど、
今日はこの冷たい雨や、あれこれ動きまわっていたことや
一杯のコーヒーに助けられた。
明日はまた新しい一日。

世界の持ち寄りゴハン

今日はとある書籍の撮影で朝からお店へ。
日曜日のお店は、定休日というのが
頭にあるからか、いつもより空気が
まどろんでいて、なんとなくゆったりしている。気がする。
移動して自宅でも撮影。
お店と自宅をこうして客観的に見ると、
自分が作っている空間だから当たり前といえば当たり前なんだけど
一緒だなぁと思う。そう気づいているのは自分だけで(たぶん)
勝手にひとりで恥ずかしいなぁなどと思っていた。
写真を撮って頂くのは子どものころから苦手で
相変わらず慣れないものですが、
今日は緊張している一方で
不思議とどこかリラックスできた楽しい撮影でした。
撮影チームに感謝、感謝。
仕事が終わってからは、夜にご近所チームがi
n-kyoに集合して持ち寄りゴハンのための仕込み。
今日はいつもの持ち寄りではなく、この夏海外へ
出かけたみんなが、それぞれの旅先で食べたものの再現持ち寄り。
ちなみに私はスリランカで食べたロティ(チャパティに似た
ココナツが入ったもの)とムングダール豆のカレー。
現地の味のままとはいかなかったけれど、
あちらで粉類やカレー用のスパイスを買ってきたので
それを使ってみた。あと何度か作って少しでもあちらの味に
近づけたいな。
休みの日のin-kyoに10人くらいが次々とやってきて、
ミャンマー・オーストラリア・イタリア
オークランド・インド・サンフランシスコ・from浅草も参戦して
各国の料理がテーブルにならび、ワイワイと賑やかな食卓となりました。
大人の部活動みたいでほんと楽しかった!

ベーグルとスープの朝ごはん

ここのところずーっとカボチャばかりを食べていて
手や顔が黄色くなってしまうんじゃないだろうかと
ちょっと心配・・・ってのは冗談で。
というのも、引っ越しをしてきてから谷中の旅ベーグルさんに
出張販売をして頂くことになって、当初から
「販売だけではなく、せっかく焼き立てだから
それをその場で味わって頂けるようなイベントをやりたいよね」
ということを話しておりました。
美味しい焼き立てのベーグルとコーヒー。
それだけでも良かったのですがここにスープがあったら・・・
などと欲をかいて、しかもそれを自分で作ることにしたので
試作を繰り返していたのでした。
季節に合わせてスープはカボチャのポタージュに
決めたのはいいけれど、
カボチャの品種が一緒でもそのときどきで
甘さも違うし、大きさも違うし。
当たり前のことなんだけれど、試作を繰り返しながら
そのことにあらためて気づかされたというか。
美味しいお料理を作る人を深く深く尊敬することもあらためて。
今朝は昨夜の雨が嘘のように、青空が雲の合間にのぞいて。
いつもより早い時間に店内に射しこむ光はやわらかく清々しかった。
などと書いていると、余裕で朝ごはんのテーブルの準備やおもてなしを
できていたようだけど、スミマセン!全く余裕ナシ。
ご来店のお客様にずいぶんと助けられました。
本当にありがとうございました。
店内のテーブルを6人で囲む小さな食卓。
ちょうど、たべるとくらしの研究所のあんざい伸也くんが
育てた野菜の収穫のタイミングが合ったので、
美味しい白菜やカブを使ったサラダを添えることもできました。
朝食セットは限定12食というほんのわずかな数でしたが
なんだか気持の良い景色でした。
またやりますよ!
ベーグルとスープの朝ごはん。
あ、萬田さんのパンケーキも。
モノと食べものと人が自然なかたちでつながっていくと良いなと思って。

六本木で

お店が終わってから今日はT夫妻と久々ゆっくりゴハン。
今日会う約束だったのに、昨夜もともすけさんでバッタリ。
実はその前にもTさんとはバッタリ。
そういう時期ってあるんだな。
夕方から降り始めた冷たい雨。
日中にあたたかくても夜になると
ストンと気温が下がることがあるので
これでは風邪をひいてしまいそう。
六本木のABCで待ち合わせをして
何年振りかに訪れる「さだ吉」さんへ。
前に訪れたのもTさんが連れて行ってくれたのでした。
もう何年も前のことで、方向音痴の私は場所がうる覚えで、
もうひとりで行くことはできないだろうなぁと思っていたので嬉しかった。
以前に訪れたときとはお店の体制も変えて少しカジュアルに。
ランチも始められたとのことですよ。
手をかけたお料理はどれもこれも美味しかったぁ・・・
お店はたくさんあるけれど、食べるお店に案外困る六本木。
そんな方はぜひ。女性ひとりでも入りやすいですよ。
港区六本木6-2-7ダイカンビルB1F
TEL03-5786-4155 日・祝 定休
まだまだしゃべり足りないような、本当にしゃべりたかったことが
話せていないような。
そんなもどかしさもあるのに目の前のお料理は美味しいし
単純にできているから、結局は楽しくなってしまって
シアワセな心地で家路に着いたとさ。

メルヘン見せ物展

お店が終わってからいそいそと馬喰町ART+EATへ。
作っているものはずっと前から見ているものの、
ご本人にはお会いしたことがなかった豊永盛人さん。
琉球張り子やかるたなど。
それらはかわいらしさだけじゃない
おかしみと悲しみがまぜこぜになっていて、
でも最後は「めでたし、めでたし」と
ハッピーエンドでしめくくられる物語のような世界。
今日は馬喰町バンドのライヴ後に豊永さんご本人のライブが
あるのでそれは行かねば!と向かったのでした。
あぁ。
あれは行った人でないと口では説明できません!
なんだかよくわからないけどゲラゲラと良く笑った。
すごいですよ。豊永さん。ありがとう!ってお礼を言いたい気持ち。
展示をゆっくり見れなかったのでまたあらためて伺いたいですな。
展示はART+EATで~27日まで。
お近くにお越しの際はぜひ。
その後はおさだゆかりさんとともすけさんでゴハン。
おさだゆかりさんは「わたしの住まいのつくりかた」(主婦と生活社)という本を
出されたばかり。
これからご自宅を建設される方、リノベーションを
検討中の方、お引越しを予定されている方に。参考になることが
たくさんつまった1冊ですよ!
ともすけさんの美味しいお料理とワインで小さくお祝い。
いやぁホントいつ行っても美味しくてびっくらです。
なんだかわかんないけど私もがんばろう!という気持ちになった夜でした。

工房からの風

昨日、編み物教室を終えたその足で
千葉の市川で毎年行われている「工房からの風」へ。
先日お店を訪ねてくれた大谷哲也さんも出展していて
しばし立ち話をしながら気になる土鍋を購入。
「工房からの風」を主宰する稲垣さんにも久しぶりに
お会いすることができた。
他にもいろんな方にお会いすることができて嬉しかったぁ。
2年ぶりかな?
いや、もっとかな。
ワイワイ賑わうショッピングセンターの奥で、
気持の良い風が抜けるように
ぽかんとそこだけ違う空気が漂っているあの雰囲気は
初めの頃と変わっていない。
それがずっと続いているというのはすごいことだなぁ。
ちょうどアノニマ・スタジオからは
稲垣早苗さん著「工房からの風」が発売されたばかり。
日常の中でモノを使いながら
たとえ会ったことが無くても、
その向こう側にいる作り手に思いをめぐらせていると
ぐんと豊かな、そしてやさしい気持になれるような気がする。
それは道具だけに限らず洋服でも食べ物でも本でも何でも。
そんなことを教えてくれるような素敵な本です。

編み物

編み物教室へ通っていることは
度々この日記にも書いておりましたが、
たぶんその間、ずっと同じものを編んでいて
それが一向に終わっておりません。
ニットのチュニック。
草木染めのくすんだピンク色の毛糸で
サイズはもちろん、編み地も好きな模様編みを選んで
先生に教わりながら編み進めている。
ようやく前身頃があと少しで終わりそう。
今年こそは完成させて早く着てみたいのだけどどうだろう。
2カ月ぶりの編み物教室。
少し肌寒くなってきて、ようやく毛糸に触れることが
しっくりとしてきた。
教室へ向かう道の途中では、どこからか
キンモクセイの香りがふわりと漂ってきた。