今日は

秋晴れも小休止。
真っ白な曇り空の1日で日が暮れてからは
小雨がパラついてきました。
閉店作業をしていると、扉を「コンコン」と叩く音。
覗いてみるとThymeのいのこしさん。
朗読会で用意する店内の香りのサンプルを持ってきてくれたのです。
アロマオイルはブレンドした場合、数日置いた方が
お互いの香りがすんなりと馴染むのだそう。
言われてみると、今はそれぞれの香り(5種類)が
分解してわかるような気がするけどこれがもっと
まろやかになるのかと思うと楽しみ。
こうしてパソコンに向かっている間、近くに置くと
ほのかにさりげなく漂ってくる。
あぁホッとするようないい匂い。
ブレンド名には「おひさまの香り」と名づけられている。

少しづつ、少しずつ

山の木々や町中の木々も
少しづつ色づいてきました。
20171001-大イチョウ.JPG
写真は歴史民俗資料館の入口にある大銀杏。
私は勝手に「サイトヲさん」と名付けています。
(友人に似ているので)
6日〜はいよいよAIR ROOM PRODUCTSの
シャツの展示会が始まります。
ちょうど三春大元神社の秋の例大祭の始まりと一緒。
ここ数日、in-kyoがある中町では夜になると
太鼓の練習の音が聞こえてきます。
どうもこの太鼓の音が聞こえるとソワソワしてくるのは
子供の頃からで、考えてみたらお祭りに所縁のある
土地に住むことが今までも多かったんだなぁと思います。
展示会もお祭りも楽しみでなりません。
遠方からご来店予定のお客様はタイミングが良ければ
素晴らしい紅葉も見ることができるかも?

ここのところの出来事

お休みだった定休日は2日間とも雨予報が出ていたはずが
水曜日は日中、日も差してお洗濯も布団を干すことも
できた。家仕事をモリモリやりつつ、
早朝出かけて昼前に戻ってきて。
ここのところそんな感じで仕事が忙しくてほぼ休みなしの
夫君とほんの束の間、見たかったDVDを見て
一緒にゆっくりめのお昼ご飯。
夕方にはまた仕事へ出かける夫君を見送る。
新しく会社を立ち上げてすぐにこうしてお仕事があるというのは
ありがたいことです。身体だけが心配だけれど。
木曜日の日中はとある雑誌の取材で
雨が上がりますようにと私も含め、取材チームみんなの
願いが通じたのか3時頃には雨が上がり、
一部外での撮影も無事に終えることができました。
以前にも一度事前取材にも来てくださって
インタビューを済ませた上での取材だったので
とてもスムーズ。さすがのチームです。
カメラマンのAさんとも今回久しぶりの再会。
移転前だから1年半ぶりくらいかな?
取材チームの皆さんはもう何年も前からお会いしていて
お仕事だったり、プライベートでも縁があったり。
住む場所が変わってもまたこうして会える機会があるのは
本当に嬉しいことだとしみじみ。
別れ際、タクシーに3人が乗り込み見送る時には
さすがに少し寂しくなりました。
雑誌の発売が近くなったらまたお知らせ致します。

ぴかっぴかの

山崎さんちの新米が入荷しております。
普段、自宅ではほぼ毎日玄米という我が家も
この時期ばかりは銀シャリ新米。
昨夜、ひと足お先に頂きました。
炊きたてぴかっぴかのツヤツヤ。
いつも思うのですが山崎さんちのお米は
ひとつぶひとつぶに張りがあってぷりっぷりしているような
食感なんです。
今年自信作の出来と聞いていた言葉の通り、
ごはんに塩だけでもつい箸が進んでしまいそう。
20170926-2017新米.jpg
10/20(金)のトークイベントではこの「ひなたの粒」の
お米を使っておむすびをご用意しますので参加者の皆さまは
どうぞお楽しみに。
今年は田植えや草取り、稲刈りの作業はどれも
お手伝いに行けませんでしたが
台風だなんだと天候が荒れると田んぼは大丈夫だろうか?
今年の景色は。。。と思いを馳せておりました。
その稲から無事収穫されたお米がこうして無事食卓にあがる
ありがたさといったら。
やっぱり手を合わせて「いただきます」と自然と言いたくなるものです。
そして「ごちそうさま」と。
これから稲刈りという田んぼも福島では多いですが
無事食卓へ届く日ももう間も無く。
黄金色の景色とシャラシャラと風になびく
稲穂の音が心地よい。
山の木々も少しずつ色づき始めましたよ。
20170926-IMG_6361.JPG

先日の

持ち寄りごはんの翌日。
我が家に泊まった笑達さんとともに
仁井田本家さんへ酒蔵見学へ。
先日の持ち寄りごはんの際に日本酒を
持って来てくださったのは仁井田本家の蔵元はじめ
奥さまの真樹さんと子どもたち。
せっかくの機会だからと酒蔵見学ははじめてという
笑達さんと長谷川家2人で一緒にお邪魔することに。
私が以前に仁井田本家の酒蔵見学をしたのは2011年の年明け間もない頃。
その年にようやくはじめて自社米の自然米を使ったお酒を
つくることができたというお話を伺って、
新酒を飲むことを楽しみにしていた矢先の震災でした。
それ以来の仁井田本家の酒蔵見学。
細かな知識は記憶から薄らいでいるものの、そのときの蔵の様子と
蔵の取り組みや姿勢にエラく感動したことを覚えている。
先日も同様に。いや、それ以上にこれからやっていきたいことを
語る蔵元のお話に感動しました。
決して強い主張というのではなく、
静かなゆるぎなさというのか。
仁井田本家には「穏(おだやか)」というお酒が
あるのですがまさにその言葉そのものだなぁと。
事前に予約をすれば社員の方が丁寧に説明をしながら
酒蔵を見学させて下さいます。
10/1(日)には年に2度の「蔵感謝祭」とのこと。
私も行きたいところなのですがお店があるので残念ながら。。。
ご興味がある方はぜひ。
20170924-仁井田本家しぜんしゅ.JPG

新しいお仕事

今現在は仕事の大方の比重は
お店がメインとなっておりますが
お店を始める前は文章を書く仕事をしておりました。
先日思いがけず文章を書くお仕事のご依頼を頂き、
出版社の編集の方々がご挨拶と打ち合わせを兼ねて
お店までいらして下さいました。
こうして時間と足を使って下さって
実際にお会いしてお話をして。。。
そうしたことにホッとするというか、安心するというか、
当たり前といえば当たり前のことなのかもしれませんが
本当にありがたいことだなぁとつくづく思うのです。
どこぞの大先生であるわけでもないのになぁ。
しかもそろそろ自分の中にあるものを
文章というかたちにしていきたいなぁと
思っていたタイミングというのもあって
とても嬉しいご依頼でした。
あ、もちろんお店のお仕事もこれまで通り
続けていきますのでご安心を。
来年の春頃から。
少し先になりますが詳しくはまた追ってお知らせします。
20170923-福島和菓子.JPG
このキレイな半生菓子はその際に編集の方々がお土産に下さったもの。
福島市の「和菓子 駒屋」というお店のもので
女性がおひとりで何十種類も季節に合わせて
作っていらっしゃるのだとか。
お菓子ひとつひとつの名前と説明を編集の方が
メモにして書き添えて下さいました。
そんなあたたかい心遣いも。

持ち寄りごはん

19日。
この日は京都から似顔絵を描きながら
日本全国、いやいや海外へも足を運んで
展示を行っている画家の笑達さん
盛岡での展示の帰り道に三春の我が家に
立ち寄ってくれることに。
せっかくならばとお声をかけて持ち寄りごはん。
子供たちも含めて12名?13名?のにぎやかな会を
閉店後のin-kyoで行うことに相成りました。
美味しい日本酒とお料理と人が集まってワイワイ。
子供たちのリクエストに応えて料理家の本田よう一さんが
即興でお料理をしてくださるという贅沢。
お酒は仁井田本家の美味しいお酒が数本揃い。
他にもお料理がたっぷり。子供たちも喜んでくれました。
初めましての人どうしも美味しいものを囲みながらの
会話はすぐに打ち解けて和やかな時間となるもので。。。
本田さんが器で料理がまた違ってくるということも
お話ししてくれて嬉しかったなぁ。
こういうときは楽しすぎて決まって写真をあまり撮っていないことが多い。
この日も然り。始まりの数枚だけ。
20170922-本田さんの1品.JPG
笑達さんもまた来年の春頃?福島に来て下さるかも。
その時は是非とも似顔絵を描いて頂こうっと。

3連休

カレンダー上は3連休。
in-kyoは通常営業でしたが台風は
明け方通過したお陰で大きな影響もなく
過ごすことができました。
日本を丸呑みするように北上していきましたが
被害が最小限でありますように。。。
ブログで度々登場する師匠。
ここ数ヶ月、ご来店がなく心配していたのですが
つい先日、久しぶりにご来店。
お元気なご様子にホッとしました。
久しぶりすぎて気を緩めると(大げさですけどでも本当に)
涙が出そうになるのを必死にこらえている自分にハッとしたり。
ご来店と書きましたが、コーヒーを飲みにではなく、
おすそ分け(おすそではなく、お福分け)をしに
いらしたのです。
イチヂクの甘露煮とおからの炊いたの。
イチヂクはなんと5時間もかけて仕上げたものだそう。
おからも具材はいつもの通りひとつひとつ選りすぐりのもの。
まだ温かかったからできてすぐのを持ってきて下さったのでしょう。
イチヂクはもったいなくて1個を半分ずつ夫君と分けて
大事に味わいました。これがコーヒーとよく合うこと。
噛むとプチプチという音と皮のしっかりした歯触り。
師匠はワイン煮などにはせず、もっぱらこの甘露煮にするのだそう。
頂いたものは食べ物だけれど、それ以上のものを
たくさんたくさん頂いています。

夕焼け空

三春に引越しをしてきたのは昨年の3月。
まだお店も準備中の頃で、家のベランダから毎日のように
美しく広がる夕焼け空を飽きることなく眺めておりました。
昨日は朝から降り続けた雨がお昼すぎには止み、
夕方にはきれいな夕焼け空が。
刻々と変わる雲の流れを
見上げながら家へと歩いて帰りました。
夕焼け雲と近くの街灯の明かりが
不思議な景色となって。
20170913-夕焼け雲.JPG

石巻へ

先日臨時休業をいただいた日には
石巻へ行っておりました。
目的はちょうど観慶丸本店のお向かいにある
ギャラリー・カンケイマルラボさんで行われる
小野哲平さんと早川ユミさんの展示へ行くこと。
(展示は9/18まで開催)
そして10日まで開催されていた
リボーンアートフェスティバルへも時間の許す限り
足を運んでアート作品を見ることができればと。
そうそう。
友人が立ち上げから手伝っていた
お母さんたちが料理する海辺の定食屋「はまさいさい」で
お昼ごはんを食べることも目的のひとつ。と思っていたものの
石巻へ訪れるのは全くの初めて。
時間も距離感も全くわからなくて
果たしてどこまでどうやっていけるだろう??
と、思っていたらなんとあちらでT夫妻とご一緒できることに!
震災後、何度も石巻へ足を運んでいらっしゃるT夫妻のお陰で
いろんなお話を伺うことができました。
20170913-石巻 海.jpg
20170913-石巻 鹿.jpg
目に映る景色と同様に気持ちもいろんなものが
混じり合って行ったり来たり。
言葉にはまだできない思いがぐるぐると巡っている。
また行ってみよう。何度も。
そう思いました。
この日しか行けない!と思ってお休みを頂いてしまいましたが
思い切って出かけてみて良かった。
20170913-はまさいさいごはん.jpg