「本を抱えて」が始まりました!

ミニブックフェア「本を抱えて」が始まりました。
店内にはアノニマ・スタジオより「旅する灯台1号が」到着。
in-kyoの店内に明かりを灯し、道しるべのような存在に
なっています。
これは美術作家・前川秀樹さんによる作品です。
灯台には灯台守もちゃんといて、見上げて手を振る先にはカモメが手すりに
とまっているのです。
20171216-旅する灯台.JPG
あぁ。日本全国を旅する旅人に再会したような気分。
in-kyoが東京・蔵前のアノニマ・スタジオ1Fの1角にあった頃を思い出します。
たくさんの窓から入る冬の光がとてもキレイで、アラジンのストーブの匂いがして。。。
そこに並ぶ大事に大事につくられた本たち。
あの場でお店を始めていなかったら今の私は一体何をしていたんだろう?
想像すらできません。(本気で)
その場を離れて今、こうして三春にやってきて。
いつか必ずここで本のイベントをやりたいと思って
実現できた嬉しさを、ひとり勝手にかみしめております。
季節柄、クリスマスプレゼントにもぴったりな絵本や
おもてなし料理に大活躍しそうなレシピ本。
毎日の家庭料理のヒントになるメニューももちろんたくさん。
紙の手触り、匂い、文字の美しさ、などなど。
「読む」というだけでなく、本という形あるものに触れる喜びは格別です。
次の次の世代となる小さなお子さんにもぜひ知ってもらえたら。
どれもこれもオススメの本ばかり。
背表紙をただつらつらと目で追っているだけでも楽しいです。
常設でも本は置いていますが、いつもは置いていない本もたくさん揃っています。
「本を抱えて」ぜひ。

雪景色!

宮下さんの展示が12日で終了致しました。
期間中御来店下さった皆様
本当にありがとうございました。
みなさんのお手元に旅立った漆の器が
1年後、5年後、10年後。。。と
お子さんが成長するかのように育っていくことを
想像するだけでも楽しみです。
もしお使いになる中で心配なことや疑問などございましたら
遠慮なくご相談ください。
宮下さんの漆の器はお椀やお皿など一部を引き続きお取り扱い
致しますのでまた是非ご覧いただければと思います。
展示最終日はまさかまさかの雪景色。
前日夜中から降り続け、昨日は銀世界を堪能して
宮下さんは東京へ帰って行きました。
昨日、今日と定休日を頂き
金曜日からはブックフェア「本を抱えて」が始まります。
今日は設営日。
いろんな本があちこちから徐々に届いております。
レシピ本や絵本、エッセイに小説、詩集に写真集。
アノニマ・スタジオの「旅する灯台1号」もやってきます。
20171214-本を抱えて.JPG
本を抱えて。本の世界にとっぷり入って冬ごもり。
寒い日におうちで過ごす時間が楽しくなりますように。。。

明日が最終日です。

日記を更新していないうちに日が経ち。。。
宮下智吉さんの展示も明日が最終日となりました。
今回の展示では、昨年の展示にはなかった
くりもの(手で彫ったもの)のお皿や
1段のお弁当箱、そしてお椀も新しい形が加わって、
何度見ても飽きずに毎日使いたくなるような漆の器が
揃いました。
20171211-漆と注連飾り.JPG
私も一使い手として「このお椀、使ってみたいなぁ」と
毎日閉店後に器を拭きながら色々お料理を盛り付ける風景を
イメージしてひとり楽しんでおります。
最終日の明日には宮下さんがまた在廊をして下さいます(お昼頃〜)
この機会なのでお手入れの不安、漆についての素朴な疑問など
ぜひご本人になんでも聞いてみてください。
20171211-窓辺の水仙.JPG
ちょうど「もりかげ商店」さんの焼き菓子も入荷しております。
店内でコーヒーや紅茶を飲みながらゆっくりと。
師走で気忙しい日々の息抜きに。どうぞお立ち寄りください。

展示も5日目

展示5日目が無事終了しました。
明日はお休みを頂いております。
通常だと木曜日も定休日ですが今週7日は
営業しております。
宮下さんは昨日いったん東京に戻り、
10日は日帰りで箸作りのワークショップ。
そして12日の最終日にもいらっしゃいます。
20171205-宮っちPOP.JPG
それぞれの器には見ていて楽しくなる
名前とPOPが添えられています。
これも宮下さん作。
「さといも揚げの器」とか「おにぎり皿」などなど
美味しそうに盛り付けられた食卓の風景が
目に浮かぶようでとても楽しいです。
今週日曜日には箸作りのワークショップが行われます。
あと1席余裕がございます。
「一人ではちょっと。。。」という方はお席をご用意しますので
2名様でのご参加でも!どうぞ遠慮なくご連絡ください。
ワークショップは八角の拭き漆のお箸に
漆に顔料を加えて色を作った色漆を使って
好きな模様を筆で描いていきます。
昨年はみなさん色や模様を迷いに迷って
描いていらっしゃいましたがでもとても楽しそうでした。
写真は私が昨年、お弁当用のお箸にする予定で作った物です。
白漆を使って米粒を描いてみました。

20171205-漆お箸.JPG
白漆は乾くと色が落ち着いてベージュに近い色になるので
玄米のようになりました。
今回の皆さんはどんな模様を描くのか今からワクワクです。
ワークショップ終了後には「もりかげ商店」さんの
お菓子(キャロットケーキを予定)をご用意致します。
男性も大歓迎です。
みなさん作業をされていますが展示もご覧頂けるように致しますので
ご来店お待ちしております。

本日から

早いもので師走に突入。
本日から漆作家・宮下智吉さんの個展「家族の漆」が始まりました。
(期間中は6日のみ休み。12日まで開催)
昨日、宮下さんが東京からいらして一緒に設営作業。
今朝の開店時間には宮下さんの展示では毎回恒例のお掃除。
こう見えてin-kyoも日々のお掃除は隅々までやっているのですが
僧侶のような宮下さんがお掃除をすると、
場が清められたかのようにピカピカ輝いて感じられます。
閉店後は二人して水ですすいで固く絞った
手ぬぐいでひとつひとつを拭いて終了。
当たり前のように宮下さんはやって下さってますが
本当にいつもいつもすごいことだなぁと毎回頭が下がる思いがします。
20171201-宮っち展示2017 1.JPG
スッと背筋が伸びる一方で、宮下さんの漆の器たちは
緊張感というよりも親近感さえ感じさせてくれます。
日々の食卓にこそ使っていただきたい器が胸を張って並んでいる。
そんな様子の展示となりました。
今日から4日まで。そして最終日の12日は宮下さんが
在廊して下さってます。
ネーミングも楽しい器の裏側にあるストーリーなども
ぜひとも聞いてみて下さい。
20171201-宮っち展示2017 2.JPG
↓ 1段のお弁当箱が今回の展示て初お目見えです!
20171201-宮っち展示2017 3.JPG

日曜日は

山田稔明さん×高橋徹也さんのライヴ「音楽と音楽」を開催。
はるばる遠方からいらしたお二人のファンの方も多く、
in-kyoの空間があたたかか空気で満たされて
とても濃いシアワセな時間となりました。
ご来場下さった皆さま本当にありがとうございました。
昨年に引き続きライヴを行って下さった山田さん、
そして山田さんのお誘いで今回ゲストとして
初福島でにライヴとなった高橋さんには心から感謝しています。
奇しくも音楽キャリア20年の山田さんはソロ活動を始めて
今年で10年の節目だそうで、in-kyoも同じく10年。
そんな偶然もとても嬉しい記念となる1日でした。
移転後の三春でお店を始めて1年半。
ライブやイベント、展示の開催は
まだまだ手探り状態ではあるのですが、
こうして人が集まって、皆さんが楽しそうに過ごしている
様子を見ると不安な気持ちはどこかへ行って、
胸がじ〜んとしていました。
ここで私ができることは小さなことかもしれないけれど、
誰かが喜んでくれることを少しずつでも増やしていけたら。
そんな思いで地道に日々を重ねていこう。
昨日、今日はライヴの余韻に浸りながらずっとそんなことを
考えておりました。
20171128-宮っちDM2017.JPG
明後日の定休日には漆の宮下さんが東京からいらして
展示の設営に入ります。
今年のDM写真も宮下家の子供たちがモデルで登場。
撮影は大沼ショージさん。デザインは渡邊朋子さん。
普段の宮下家の食卓は漆の器を子供達も普通に使ってます。
むしろほぼお父さんやお母さんが作った漆の器。
おねぇちゃんのさなえちゃんは「これ」と自分で
使う器を選んだりすることも。
使うことが毎日楽しみになる漆の器です。
ライブ同様、ご覧いただいた方がシアワセな気持ちに
なるような器が並びますのでぜひこの機会にお越し下さい。

家族のような

只今、in-kyoでは写真家・大沼ショージさんの
写真展を28日まで行っています。
そしてショージさんは今月、なぜか福島づいていて
23日から福島市に新しくできた「OOMACHI GALLERY 」と
そのお隣、「食堂ヒトト」にて
写真展「火と。水と。土と。」が始まりました(12/2まで)
琵琶湖のほとり、北之庄、火と水と土の近く。
その土地を耕すと決めた一人の若いお百姓、
廣部里美さんの眼差しの一年を追った写真。
細かな説明はここでは野暮になるだけですので
ぜひとも足を運んでご覧下さいませ。
写真を見て、ただ見つめて感じるだけの時間はとてもいいものです。
先々週、山口さんの展示の設営に。
先週はとある雑誌の取材で我が家へ。
そして今週はまた福島市での展示で今月は3度の来福。
ショージさん、我が家へ合宿?帰省していて?まるで家族。
明日には同じくもう一人の家族、写真家・萬田康文さんが
福島にやって来てショージさんともに
食堂ヒトトにて「カワウソ酒場」なるイベントを行います。
(食堂ヒトトにて予約不要*18:00-22:00)
萬田氏もつい昨日まで東京にて写真展を終えたばかり。
写真事務所・カワウソのお二人とも写真づくしの11月のようです。
in-kyoも萬田氏にはAIR ROOM PRODUCTSのDM撮影を、
そのデザインは奥さまの朋子さんにお願いしているのです。
来年の春には萬田氏の写真展をin-kyoで開催しますので
まだ少し先になりますがこちらもどうぞお楽しみに。
尊敬している自慢の家族(擬似ですけど。笑)たちです。

粉雪が

今朝、チラチラと粉雪が静かに舞いました。
ちょうど小学生の登校時間。
私は夫くんの出勤時間に合わせて
お店に送ってもらったのでかなり早めの出勤時間。
でもそのおかげでたぶん三春ではこの冬
初めての雪を見ることができました。
どこか心躍るというか。。。
豪雪地帯じゃないからそんなことも
言っていられるのでしょうが、
冬は冬でなんとも美しいなぁと思う瞬間です。
明日、明後日は定休日。
今週、日曜日(26日)は山田稔明さんと高橋徹也さんのライヴです。
あとわずかですがお席をご用意できますので
ご興味のある方は山田稔侍さんのオフィシャルHPから
お申し込みください→*

冬の景色に

先週の14日に山口和宏さんの展示が終了致しました。
期間中はたくさんのお客様が、そして2度3度と
足を運んでくださる方が多く、本当に感謝しております。
ありがとうございました。
その後、器を手にされた方はもう使い始めていらっしゃいますか?
「柿を乗せてまだしばらく飾っています」
そんなお声もチラホラと頂いています。
私も購入したばかりの器はそうやってしばらく
あれこれどう使うかをイメージしながら
視界に入る場所に置いておくことが多いのですが
どうぞどんどん使ってみてください。
使ってみて心配だったり、あれれ!シミが。。。
なんて気になることがあったら遠慮なくご相談ください。
もし万が一油のシミなどが使い始めについて気になったとしても
日頃の洗って、拭いて、使ってを繰り返していくことで
馴染んでいき目立たなくなっていきますので。
展示期間中、三春の町はちょうど紅葉の一番の見頃でしたが
その時期も過ぎて、冬へと景色がまた少し移ろっていくのを
感じながら日々を過ごしています。
昨日は結局降りませんでしたが雪マークの天気予報も。
雪!という言葉にどうも犬のように内心ワクワクしてしまう
私とは対照的に、運転のことなどを考えて
どんよりとした気分になっている夫くん。ごめん。
店内はあたたかくして美味しいコーヒーや紅茶を
ご用意しておりますのでお気軽にお立ち寄りください。
寒い日はホットのりんごジュースもオススメですよ。
20171120-ショージ写真ぶどう.JPG
大沼ショージさんの写真も後半の写真に入れ替えて
イチヂクやメロン、イチジクが写っているというのに
なぜか冬にピッタリな写真の色合いとなっております。
28日までの展示となっておりますのでぜひご覧ください。

展示は明日まで。

今月3日から開催しております山口和宏さんの展示も
明日、14日までとなりました。
会期終了後もかたちとサイズを絞って
継続販売致します。
また、大沼ショージさんの写真展は28日まで開催。
カレンダーも継続して展示&販売しておりますので
ぜひご覧ください。
20171113-使い込んだ様子.JPG
明日まで山口さんの私物をお借りして
使い込まれたカッティングボードや器も
ご覧いただけます。(わたくしの私物もご用意しております)
使い込んだ様子を見て「こんなに表情が変わっていくんですね」
「これだけ使い続けることができるんですね」など
安心して木の器を手に取ってくださる方が多く、
本当に嬉しい限りです。
お買い上げの方、またお買い上げをご検討されている方も
何かご不明な点などございましたらいつでもご相談ください。