先日の

持ち寄りごはんの翌日。
我が家に泊まった笑達さんとともに
仁井田本家さんへ酒蔵見学へ。
先日の持ち寄りごはんの際に日本酒を
持って来てくださったのは仁井田本家の蔵元はじめ
奥さまの真樹さんと子どもたち。
せっかくの機会だからと酒蔵見学ははじめてという
笑達さんと長谷川家2人で一緒にお邪魔することに。
私が以前に仁井田本家の酒蔵見学をしたのは2011年の年明け間もない頃。
その年にようやくはじめて自社米の自然米を使ったお酒を
つくることができたというお話を伺って、
新酒を飲むことを楽しみにしていた矢先の震災でした。
それ以来の仁井田本家の酒蔵見学。
細かな知識は記憶から薄らいでいるものの、そのときの蔵の様子と
蔵の取り組みや姿勢にエラく感動したことを覚えている。
先日も同様に。いや、それ以上にこれからやっていきたいことを
語る蔵元のお話に感動しました。
決して強い主張というのではなく、
静かなゆるぎなさというのか。
仁井田本家には「穏(おだやか)」というお酒が
あるのですがまさにその言葉そのものだなぁと。
事前に予約をすれば社員の方が丁寧に説明をしながら
酒蔵を見学させて下さいます。
10/1(日)には年に2度の「蔵感謝祭」とのこと。
私も行きたいところなのですがお店があるので残念ながら。。。
ご興味がある方はぜひ。
20170924-仁井田本家しぜんしゅ.JPG

新しいお仕事

今現在は仕事の大方の比重は
お店がメインとなっておりますが
お店を始める前は文章を書く仕事をしておりました。
先日思いがけず文章を書くお仕事のご依頼を頂き、
出版社の編集の方々がご挨拶と打ち合わせを兼ねて
お店までいらして下さいました。
こうして時間と足を使って下さって
実際にお会いしてお話をして。。。
そうしたことにホッとするというか、安心するというか、
当たり前といえば当たり前のことなのかもしれませんが
本当にありがたいことだなぁとつくづく思うのです。
どこぞの大先生であるわけでもないのになぁ。
しかもそろそろ自分の中にあるものを
文章というかたちにしていきたいなぁと
思っていたタイミングというのもあって
とても嬉しいご依頼でした。
あ、もちろんお店のお仕事もこれまで通り
続けていきますのでご安心を。
来年の春頃から。
少し先になりますが詳しくはまた追ってお知らせします。
20170923-福島和菓子.JPG
このキレイな半生菓子はその際に編集の方々がお土産に下さったもの。
福島市の「和菓子 駒屋」というお店のもので
女性がおひとりで何十種類も季節に合わせて
作っていらっしゃるのだとか。
お菓子ひとつひとつの名前と説明を編集の方が
メモにして書き添えて下さいました。
そんなあたたかい心遣いも。

持ち寄りごはん

19日。
この日は京都から似顔絵を描きながら
日本全国、いやいや海外へも足を運んで
展示を行っている画家の笑達さん
盛岡での展示の帰り道に三春の我が家に
立ち寄ってくれることに。
せっかくならばとお声をかけて持ち寄りごはん。
子供たちも含めて12名?13名?のにぎやかな会を
閉店後のin-kyoで行うことに相成りました。
美味しい日本酒とお料理と人が集まってワイワイ。
子供たちのリクエストに応えて料理家の本田よう一さんが
即興でお料理をしてくださるという贅沢。
お酒は仁井田本家の美味しいお酒が数本揃い。
他にもお料理がたっぷり。子供たちも喜んでくれました。
初めましての人どうしも美味しいものを囲みながらの
会話はすぐに打ち解けて和やかな時間となるもので。。。
本田さんが器で料理がまた違ってくるということも
お話ししてくれて嬉しかったなぁ。
こういうときは楽しすぎて決まって写真をあまり撮っていないことが多い。
この日も然り。始まりの数枚だけ。
20170922-本田さんの1品.JPG
笑達さんもまた来年の春頃?福島に来て下さるかも。
その時は是非とも似顔絵を描いて頂こうっと。

3連休

カレンダー上は3連休。
in-kyoは通常営業でしたが台風は
明け方通過したお陰で大きな影響もなく
過ごすことができました。
日本を丸呑みするように北上していきましたが
被害が最小限でありますように。。。
ブログで度々登場する師匠。
ここ数ヶ月、ご来店がなく心配していたのですが
つい先日、久しぶりにご来店。
お元気なご様子にホッとしました。
久しぶりすぎて気を緩めると(大げさですけどでも本当に)
涙が出そうになるのを必死にこらえている自分にハッとしたり。
ご来店と書きましたが、コーヒーを飲みにではなく、
おすそ分け(おすそではなく、お福分け)をしに
いらしたのです。
イチヂクの甘露煮とおからの炊いたの。
イチヂクはなんと5時間もかけて仕上げたものだそう。
おからも具材はいつもの通りひとつひとつ選りすぐりのもの。
まだ温かかったからできてすぐのを持ってきて下さったのでしょう。
イチヂクはもったいなくて1個を半分ずつ夫君と分けて
大事に味わいました。これがコーヒーとよく合うこと。
噛むとプチプチという音と皮のしっかりした歯触り。
師匠はワイン煮などにはせず、もっぱらこの甘露煮にするのだそう。
頂いたものは食べ物だけれど、それ以上のものを
たくさんたくさん頂いています。

夕焼け空

三春に引越しをしてきたのは昨年の3月。
まだお店も準備中の頃で、家のベランダから毎日のように
美しく広がる夕焼け空を飽きることなく眺めておりました。
昨日は朝から降り続けた雨がお昼すぎには止み、
夕方にはきれいな夕焼け空が。
刻々と変わる雲の流れを
見上げながら家へと歩いて帰りました。
夕焼け雲と近くの街灯の明かりが
不思議な景色となって。
20170913-夕焼け雲.JPG

石巻へ

先日臨時休業をいただいた日には
石巻へ行っておりました。
目的はちょうど観慶丸本店のお向かいにある
ギャラリー・カンケイマルラボさんで行われる
小野哲平さんと早川ユミさんの展示へ行くこと。
(展示は9/18まで開催)
そして10日まで開催されていた
リボーンアートフェスティバルへも時間の許す限り
足を運んでアート作品を見ることができればと。
そうそう。
友人が立ち上げから手伝っていた
お母さんたちが料理する海辺の定食屋「はまさいさい」で
お昼ごはんを食べることも目的のひとつ。と思っていたものの
石巻へ訪れるのは全くの初めて。
時間も距離感も全くわからなくて
果たしてどこまでどうやっていけるだろう??
と、思っていたらなんとあちらでT夫妻とご一緒できることに!
震災後、何度も石巻へ足を運んでいらっしゃるT夫妻のお陰で
いろんなお話を伺うことができました。
20170913-石巻 海.jpg
20170913-石巻 鹿.jpg
目に映る景色と同様に気持ちもいろんなものが
混じり合って行ったり来たり。
言葉にはまだできない思いがぐるぐると巡っている。
また行ってみよう。何度も。
そう思いました。
この日しか行けない!と思ってお休みを頂いてしまいましたが
思い切って出かけてみて良かった。
20170913-はまさいさいごはん.jpg

連日

秋晴れが続いていて気持がいい。
洗濯も毎日。
先日いただいたミニトマトも乾物専用の網に入れて天日干し。
(その後、オーブンでさらに乾燥)
太陽の力って素晴らしい。
湿度も低くて乾物(と言ってもセミドライですが)を
作るのにももってこいのここ数日。
って先ほどからまた雨が降り始めたけれど。
夜も一昨日はご近所さんにお声をかけて頂いて
お庭でのバーベキューにおよばれ。気候もちょうど良く、
私はミニトマトのはちみつ漬けやら枝豆を持って行って
ホイル焼きに。あとはもちろん仁井田本家の美味しいお酒も。
なんだかずっと笑いっぱなしでした。
そして昨夜は山梨から来客があり、
日曜の夜だとお休みのお店が多いから困ったなぁと
夫君がえすぺりさんに相談すると(確信犯!?笑)
一緒にまかない(贅沢)晩ごはんとなって楽しい宴の会に。
三春に引越しをしてきて1年以上が経ち、こうして
お宅にお呼ばれまでしたり、一緒に食卓を囲める友人ができたり
本当に嬉しいです。みんなあたたかい。

再会

思い出し日記。
6日はなんだか体調が優れず、
用事があって出かけていましたが
夕方家に帰ってきてからは
ダルくて仕方なかったので夕飯も食べずに
6時には寝てしまいました。
そのお陰か翌朝は随分と持ち直し。
7日はとある雑誌の取材。
編集の方もライターの方も何度もお仕事で
お世話になっている方々。
久しぶりにこうしてまたお会いできることが本当に嬉しい。
しかも撮影などはまた日をあらためて、
この日は前取材のインタビュー。
東京から2回も足を運んで下さって
本当にありがたいことです。
そうやって丁寧に作られたページは
必ずかたちとなって伝わるのでしょうね。
私がお話ししたことも誰かの何かの
ほんのすこしでもお役に立てると良いのですが。
久しぶりに質問に対して考えながらたくさんしゃべり続け(5時間!笑)
脳が活性化されたかな???
自分を振り返る意味でも(多分それが一番大きいかも)
とても有意義な濃い時間でした。
掲載誌の詳細はまた追ってお知らせ致します。

トマトをたくさん

in-kyoでも少しではありますが
野菜の販売をさせて頂いているえすぺりさん。
自宅用の野菜なども「月いちくらぶ」という
月に一度のおまかせセットをお願いしています。
昨日はその野菜の受け取りの日。
「加工用のミニトマトがたくさんあるんですけど
要りますか?」とえすぺりの海くんから電話があったので
もちろん!と軽く答えた私。
お店が終わって、帰りに寄ってみると想像以上のトマトの量。
思わず笑ってしまった。
黄色のミニトマトがたぶん10kg近く? あはは。
↓ 写真では全く伝わらない実際の量感。
20170905-トマトたくさん.jpg
えすぺり倫ちゃんはセミドライトマトにしたものを
ハーブなどと一緒にオリーブオイル漬けにして
瓶詰めにしていて、その様子がとてもキレイだったので
私も真似してやってみようと思ってます。
思ってます。。。ってまだ取りかかってませんが今夜こそは。
それでもまだまだ大量にあるので後はトマトソースにして
冷凍保存にしよう。なんだか「リトルフォレスト」の映画を思い出す。
昨晩はトマトをたっぷり使った野菜カレー。
ルゥは玉ねぎをよく炒め、水は一切入れずにトマトの水分のみで。
その他の野菜(シシトウ、ゴーヤ、ナス)は素揚げにした
熱々のものを後から盛り付けの時に乗せて出来上がり。
トマトの酸味と甘み、旨みが凝縮されてそれでいて
軽い爽やかカレーとなりました。美味しかったぁ。
畑の恵みをこんなに頂いてありがたいです。
大事に料理します。

打ち合わせ

「AIR ROOM PRODUCTS」の展示期間中に
岡安圭子さんの朗読会を行います。
今回の展示のテーマ自体が
「心地よく、心地よく」
なんですが、「心地いい」ってなんだろう?
シャツの着心地を楽しんで頂くという他にも
お店で心地よい時間?提案?など何かできないだろうか。。。と
考えて企画したのが岡安圭子さんの朗読会なのです。
「朗読に耳を傾ける」という時間は、普段の生活の中では
なかなかないと思うのですが、これが何とも気持ちがいいのです。
岡安さんの澄んだ声が文章の世界に誘い込んでくれるというのか。
そしてさらにリラックスできるような「香り」を加えたいなと、
in-kyoのご近所にあるメディカルアロマテラピーのshop
「Thyme」(タイム)のいのこしゆみさんに
ご協力頂いて、in-kyoの空間に合ったアロマの香りと、
朗読会のときにホッとできて体が温まるような
オリジナルハーブティーを選んで頂くことに。
先日の定休日はその打ち合わせと称して「Thyme」さんへ。
私がお店に到着すると、すでにたくさんの
アロマオイルを用意してくださっていて、
あれこれ試させて頂いて気に入った数本をセレクト。
ハーブティーも数種のハーブをブレンドしたものを
入れてくださって試飲。
打ち合わせなのにすっかり香りとその効能の
奥深さに興味津々。
以前に伺った際にはアロマスプレーを作らせて頂いたのですが
アロマオイルはその時にも選んでいたフランキンセンスが
今回も1番気になる香りだったの自宅用に購入。
(1滴?円というかたちで販売されているんです)
20170902-アロマオイル.JPG
香りのもともとの好みというのもあると思いますが、
自分のそのときの気分や体調によっても選ぶものが
人によってずいぶんと違ってくるようです。
南会津のクロモジの香りも良かったな。
香りもハーブティーもさらにブラッシュアップして
当日ご用意して下さるとのことですのでどうぞお楽しみ。
Thymeさんでは普段からその人に合った
香りやハーブティーを選んで下さいます。
ハーブティーもとっても美味しいものが
たくさん揃ってますよ。
体調の改善の作用もあるといわれているアロマテラピー。
ご興味のある方はぜひ。
(Thymeさんは日曜日が定休日です)