仁井田本家の帰り道にある田んぼアート。
田植えの頃から看板が出ていましたが
ようやく全貌が。
赤米や黒米の苗の色の違いで
絵をつくっているようです。
昨日は暑かったと思っていたのに
心なしか肌寒く。
それでも早くもひまわりがあちこちで
咲き始めていて、子どもたちも夏休みが始まったようです。
団地の集会所からは今朝からラジオ体操第一が流れ始めました。
私たちは参加しなくていいのかしら?
段ボールハウス
昨夜、美味しい日本酒を造る酒蔵・仁井田本家の
美人女将・真樹さんからメールで
「段ボールハウスを作るから明日手伝ってほしい」と業務連絡。
なんだかよくわからなかったけれど、おもしろそうなので
お昼までだったら行けるねということなり夫君と仁井田本家へ。
段ボールハウスを何に使うかというと
週末23日(土)に仁井田本家でスイーツデーが行われるので
(毎月行われてます!)そこにやって来る子どもたちが
遊べる場所を作ろうということになったそうで…
誰かが中心になって作るのをお手伝いすれば良いのかな?
あまり役に立たないけれどと行ってみるとなんと私と夫君と
真樹さんの三人で制作することがその場で発覚。笑
俄然本気を出さねば!と違うエンジンがかかる。
で、できあがったのがこちら。
中に入ると案外広くて日陰で涼しいし快適なんですよ。
郵便受けの上には「仁井田本家」の文字も。
呼び鈴までついているんです!
最後に完成させるのは当日集まる子どもたち。
この家にペイントしたりシールを貼ったり
楽しんでもらえたら嬉しいなぁ。
窓から顔を出しているのは仁井田家の三女のさきちゃん。
色々お手伝いをしてくれました。
ミンミンゼミやヒグラシが鳴いている中での作業。
入道雲のような雲も出ていてまるで夏休みの工作の宿題を
やっているような楽しさがありました。
途中で頂いた甘酒のシャーベットがこれまた美味しくて。
いい休みだったなぁ。
私は当日はお店があるので伺えないのが残念ですが
お近くの方はぜひ!
詳細はこちら→仁井田本家のホームページ
陽射しが強く
標高が高いからでしょうか?
風は涼しく感じられても日中の陽射しは
肌をチリチリ焼くように強く。
日焼け止めを塗っているけれど
山や海に行かなくても今年は日焼けをしそうです。
今朝は店内の掃除を終えて、
開店前に銀行やら郵便局などの用事を済ませ、
思い立って三角揚げを買いに朝日屋さんへ。
(こちらは朝8時から営業されているのです)
そこから裏道を通って川沿いの道を…
と歩き出したらまったく日陰がナシ。
麦わら帽子を被って出なかったことが悔やまれる陽射しの強さ。
お出かけの際は帽子と水は忘れずに。ですね。
小学生は今日あたりが終業式なのかな?
お店は暑さのためか静かに暮れていき。。。
が、気を取り直して明日は定休日。ゆっくり骨休めします。
蓮まつり
五時半起床。
お店の近くの法蔵寺というお寺で朝6時から
「蓮まつり」があるというのでいつもよりも早起きをして
出かけてみることに。
早朝だし、ゆるくぽつりぽつりという人出を想像していたら
境内にはすでにたくさんの人。
蓮の花がちょうど見頃でいろんな種類(108種といわれています)が
花開き、裏山の斜面には青く涼しげな紫陽花も満開。
人が多くてもなんだかみなさんニコニコしていて
ゆるやかで、お茶が振る舞われたり、朝ごはん(おむすびと美味しいお漬け物)まで
お振る舞い頂いて、ここは極楽浄土なんじゃないかという光景。
風はまだ涼しいものの陽射しが強く、日よけに蓮の葉っぱを
頭に被った妖精のようなおじさんもちらほら。
お参りを済ませて幸せな気持ちで満たされた一日の始まり。
蔵前のときも近くにお寺や神社があったけれど、ここも。
実家の近くにも神社がありました。
そんな環境にいたのでお寺や神社が身近にあって
自然に手を合わせることができるって気持ちが落ち着きます。
山や川、海なども同じで。
ベランダプランター
春先に夫君が種を蒔いたり苗を植えて育てはじめた夏野菜。
少しずつ収穫の時期を迎えており、
自給自足とはいきませんが夕飯やお弁当の一品に
色を添えてくれています。
本日はピーマン。
なかなか立派です。
プランターながら一丁前です。
晩ごはんのおかずの生姜焼きに千切りにして加えてみました。
元気な歯ごたえと苦味が夏の味。
収穫量は少しなのでその分大事に味わうから
なんとなく食べてしまうということがなくていいものだなと。
「いただきます」「ごちそうさま」が自然と。
いいですよ。小さく栽培。
田村大元神社礼大祭
町のホームページもあるけれど、
行事などの情報は町のあちこちに貼られている
ポスターで知ることが多い。
毎日見かけるものだから、このアナログ感が
かえって記憶にしっかり刻まれる。
お店の目の前のヨークベニマルの壁にも
専用の掲示板があって、今月来月は
お祭りや盆踊りなどが続く。
昨夜はお店が終わってから田村大元神社の礼大祭へ。
お店がある「中町」は町内が違うのだけれど、
こちらの神社は自宅がある地域の氏神様にあたるのです。
長獅子や三匹獅子の舞を見ることができるというので
境内へ行ってみると…
あれ?神楽殿で舞っているのは町内のご婦人方。
獅子舞は昼間だったのかな?と少しがっかりしつつも
お参りをし、この日の為に練習していらしたご婦人方の
舞を鑑賞(これがまた楽しかった)し、
昼間とは違う提灯に照らされた境内の
華やいだ様子にしばらく浸っていた。
が、蚊の襲撃に遭い夫君とあきらめて車で帰ろうとすると、
いつもの道路に規制が。
ちょうど獅子舞が坂道を降りて来るというので
車を駐車場に停めて見学をさせて頂くことに。
長獅子の舞は(中に10人の男性が入って)
私が今までに見て知っていた獅子舞とは違い、
もっともっと荒々しく、まさに邪を払う力強い聖獣?
ちょうどゆるやかな下り坂を下りながら、そして最後は
階段を上って境内へと向かう姿は獅子というか龍のようでもあり…
長獅子の後ろに続くのは三匹獅子。
獅子の面にカラスの羽のようなたてがみ?
に見立てたものを被り、太鼓を叩くのは小学生(5〜6年生だそうです)。
その後ろに続くのは低学年(3年生)の小学生。
しかも誰もができるわけではなく、この地域の男の子しかできない大役なのだとか。
境内に入ってからの舞がこれまたすばらしく、
蚊の襲撃などしばし忘れ、まるで「もののけ姫」の
ワンシーンに入り込んでしまったかのように
心奪われ、なんとも幻想的なひとときを過ごすことができました。
この土地で絶えること無くおそらく何百年と受け継がれてきたお祭り。
三匹獅子のお役目を卒業して大人になると、
今度は長獅子の一員として祭りに参加することになるのでしょう。
観光のためでもなく、そこで生まれ暮らす人のためのお祭りということに
(それはあたり前のことなんだろうけれど)感動した。
三匹獅子のお母様方に
「長獅子の背中についているたてがみ(和紙でできている)が
舞っている最中に落ちることがあるからそれを拾って持っていると
お守りになるんですよ」と教えて頂いた。
途中、雨が降ったりで濡れて汚れていたたてがみを拾い上げ、
家に帰って泥などを水できれいに洗いながすと
邪を払う清い白が現れた。
夏の音
一週間分の日記をUP致しました。
お時間ございましたらよかったら遡ってみてください。
天気が良くて、まだ明るいうちに帰れる時は
歩いて帰ることが多いこの頃。
桜川沿いの遊歩道を歩いていると
ヒグラシの鳴き声。
まだ梅雨明けもしていないというのに
夏の終わりのようで少し寂しいなぁなんて思っていたら
タイミング良く「ホーホケキョ」とウグイスの声。
今年が特別なのか?三春は例年そうなのか?
帰り道の途中では週末に行われる
田村大元神社のお祭りに向けてお囃子の練習をしていた。
笛の音に合わせて子どもたちが叩く独特の太鼓。
お祭り見に行けるかな。楽しみだな
この土地で迎える初めての夏。
はじめて耳にする季節の音、匂い、色。
ポチポチと
夕食後、たまった洗濯済みの洋服の山を
一気に片付ける。
ようやく毎日の生活ペースがつかめてきたかなと思いつつ、
やはりまだまだ新しい出来事の連続でもあり
それはそれでもちろん楽しいのですが、
家に帰ってごはんを食べた後はバタンキューという日が多い。
が、今日はなぜだか目が冴えている。
できずにスルーしていた家の雑事を済ませてちょっとスッキリ。
ここ数日体に発疹が出て無性にかゆい。
はじめは虫さされか何かと思っていたけれど、
全身にぽちぽちと出始めて、おさまったかと思えば
またかゆくなり。
調べてみると、虫さされ以外だと内蔵や自律神経の乱れも
発疹の症状が出るのだとか。うーん…。
まだまだ続くようならば病院に行かねばかぁ。
早寝早起きは心がけているものの、
どこかまだ神経が休まっていないのかも。
休息大事ですね。
だるまちゃんとてんぐちゃん
定休日。
梅雨らしいどんよりと重い雲。
それでも湿度がそれほど高くないのが有り難い。
掃除やら片付けをゆるゆる済ませて
お客様から伺っていて行ってみたかった
「遊の丘」へお昼ご飯を食べに。
こちらは三春のお隣の町、西田町の丘の上。
見晴らしの良い場所でご夫妻がカフェとギャラリーを
されています。
ランチは曜日によって手打ち蕎麦の日とカレーの日があるようで
この日はお蕎麦の日。コーヒーは自家焙煎。
カレーの日にもまた行ってみたい。
そしてその後はこおりやま文学の森資料館で8/21まで行われている
「かこさとしの世界」展へ。
加古里子さんと言えば子どもたちに大人気の絵本
「だるまちゃんとてんぐちゃん」シリーズ。
館内では原画はもちろん、「てんぐちゃんからの手紙」と題してクイズが所々にあって
童心にかえって純粋に楽しめる展示。
また郡山市文学資料館の建物も記念館として鎌倉から移築された久米正雄自邸も素敵で
手入れの行き届いたお庭をぐるりと散歩できてとても気持ちが良い場所でした。
久米正雄氏の満面の笑顔の銅像も良かった。
だるまちゃんとてんぐちゃんの絵本に私が出会ったのは
大人になってからで、はじめは「何でだるま?」
「次に出て来るのは何で天狗なの?」と不思議でしたが
子どもにはそんな概念はないのですよね。
身近なお友だちのような、ひょっとしたら自分にもどこか似た
存在だから親近感がわくのでしょうね。
この日の帰り道は展示で流れていたてんぐちゃん音頭がずっと頭から離れませんでした。
館内で購入したかこさとしさんの(現在92歳!)
著書「未来のだるまちゃんへ」(文芸春秋)を読むのが楽しみ。
この本はこどもたちへ向けて書かれたのかもしれないけれど、
そんな子どもたちを育てる大人たちへのメッセージでもあると思います。
はじまりました
お知らせページでも告知しておりましたが
本日は都合により開店時間を12時〜とさせて頂きました。
午前中に諸々と事務手続きがあり、
用事を済ませて早めのお昼ご飯を食べてから
お店を開けることに。
と、思いついてご近所の食堂へ。
以前にこの日記にも書いた私の中での通称「左」の方です。
はじめて訪れたときからメニューにあった冷やし中華。
この前行ったときにはまだやってないのとのお返事だったけれど
7月に入ったし、さすがに始まっているでしょうと注文すると
ご主人はまるでずっと作り続けていたかのように「はい」とひと言。
「冷やし中華はじまりました〜」
寿司桶のようなこの容器。
内側が水色なのが冷やし中華専用ということなんでしょうか。
薄焼き卵も注文が入ってから焼いてくれました。
開け放たれた店内の窓からは網戸を通して涼しい風が入って来る。
その風に揺れて青銅の風鈴がきれいな音を鳴らして。
梅雨明けもまだですが、気分は夏へ。