4/15(金)10:00
福島県三春町へ移転をしたin-kyoが無事オープンすることができました。
熊本を震源地とした大地震のことを知ったのはこの日、
お店のオープン時間がしばらく過ぎてからのこと。
まだまだ広い範囲で余震が続いているようで、
被害に遭われた方々は落ち着いて眠れぬ日を過ごしているかと思うと心が痛みます。
すぐには何もできない自分に歯がゆさを感じますが、
一日も早く穏やかな日常が取り戻せることを今は祈り続けます。
運送状況も混乱しているので状況が落ち着いて
物資や支援金など、具体的に何かできることが見つかり次第、
個人的にはもちろん店頭でも何かしらご協力できればと思っております。
今は自分の足下をしっかりと。
たくさんの方々のご協力と支えによってまたお店を
新しい土地でできてことに心から感謝しながら
日々を目一杯過ごそうと思います。
「三春にこういったお店ができて嬉しいです」
オープンして今日で4日が経ちますが、
たくさんの方にこのような嬉しいお言葉を頂いております。
こちらこそ素敵な三春の町でお店ができることを嬉しく思っています。
昨日は東京からアノニマ・スタジオの一角にあった頃から
通って下さっているお客様や友人夫妻が来て下さいました。
東京から車で3時間。
上野から新幹線と電車、バスを使って1時間半ほどだったそうです。
桜は昨日の雨風で散り始めてしまいましたが
緑やお寺や神社の多いこの町を散策するだけでも十分楽しめます。
ぜひ、本格的な春を迎えた三春へ。そしてin-kyoへ。
どうぞ遊びにいらして下さい。
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オープンに際してお祝いのお花などなどたくさん頂きました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
オープンのお知らせDMも追いついていない方々も多く、申し訳ありません。
もうしばらくお待ち下さいませ。
黙々と、ほどほどに
今朝もうぐいすがいい声で鳴いている。
お店へ行って黙々と作業。
DMの写真ですが、お店のカウンター内の窓辺にある
タイルの上で撮った写真です。
このタイルはもともと以前のお店「美容室さくま」さんのシャンプー台の
スペースにあったものを利用して、ラ・ヴィーダさんが白く塗装してくれたもの。
真新しくなりすぎず、それでいて清潔で、窓からの光もやわらかい場所。
そしてもうひとつ。美容室さくまさんで使われていた白の医療棚も
譲り受けて使わせて頂くことになりました。
そこには新しくお取り扱いをさせて頂くSyuRoさんの(今までは同じ蔵前だったので
お店でお取り扱いしていなかったのです)アロマシリーズや
こちらも新規のオーラルピースの歯磨きジェルやスプレーなどを置こうかと考え中。
こうやってあれこれイメージしているときがとっても楽しい。
まる一日作業をしているというのに進み具合は牛歩並み。
あっという間に陽が暮れて作業は終了、おウチに帰ってゴハンの支度。
でもそれでいいのかなと。予定通りに進んでいるし。と自分に言い聞かせる。
以前の私だったら区切りのいいところまで終わらせる為に
夜中近くまでお店に残ってやったりしてました。
今、それをやってしまうと夜道が暗すぎて怖くて歩いて帰れないし、
ごはんも自分だけでなく二人して食べはぐってしまうので。
ほどほどに。だな。
花おこしの雨
今日は朝から雨降り。
花散しの雨といいますが、花おこしの雨。
咲き始めたばかりの桜たちはより色が鮮明となり、
目に瑞々しく映ります。
「花おこしの雨」
とは、昨夜訪れたご近所のお店のご主人に教えてもらった言葉。
開花する寸前か、開花間もなくの頃に降る雨は、
花をほころばせる(目を覚ます)きっかけになるような恵みの雨なのだそう。
そう聞くと今日の雨もやさしい気持ちでいられます。
昨日は夫くんの仕事が休みの日だったので
早起きをして開花宣言が出た滝桜を見に。
まだ三分咲きほどでしたが遠くから見ても枝ぶりが見事。
いつまでも眺めていたかったけれど、今日はお店の荷開け作業の日で
しかも福島市からそのお手伝いのためにあんざいお父さんとお母さん、
そして自宅の引越を手伝ってくれた丹治さんと小池さんが
来て下さるのでまきまきスケジュール。
滝桜の帰りには「上の湯」で朝風呂。(8時から入湯できます)
民宿のような小さなお風呂ですが、湯船につかると
お庭のソメイヨシノが見えてなんとも贅沢。
仕事前に自分にご褒美(目の前のニンジン?)午後からは作業。
什器をレイアウトして、器を開梱し始めると空間が少しずつ
動き出してお店らしい表情になっていく(気がする)それが楽しく嬉しい。
お昼ゴハンはあんざいおかあさんと小池さんのお料理。
そしてお茶タイムには丹治さんが自ら焙煎したコーヒーをいれてくれて。
うぅ。なんたる贅沢。ごちそうさまでした。
今日は雨降りですが黙々とひとり作業頑張ります。
↓
DMできました!
写真はこちら。
ギリギリになってしまいましたが順次発送させて頂きます!
エイプリールフールですが
ウソもつかずに一日が終わる。
(あ、これもウソではございません)
トレーニングというか…
ここ数日歩いてお店へ行っている。
幼稚園や小学校のときに通学路を確認しながら歩いて
練習するのと同じような感覚です。
子どものころからそうでしたがつい道草。
「昭進堂」というおまんじゅう屋さんで
名物の「おたりまんじゅう」を買い、図書館へ寄り、郵便局にも。
お店の裏道となる小川沿いの遊歩道もフラフラ。
お店は工事の方がまだ少し残った作業をされていたので
今日は様子だけを伺って私は作業はせずに帰ることに。
帰り道は地図を見て気になっていた城山公園へ行ってみようと
歩き出したが、これがまた長く長く続く坂道。
途中で断念して公園の手前にあるポッカリと空いた
はらっぱのような広場でベンチに座っておたりまんじゅうをパクリ。
やっぱり山登り(ではないんだけどそれに似た)の
疲れにはあんこがてきめん!買っておいて良かった。
この広場がこれまた気持ちがいい。
今日は雲が出て遠くの景色は霞んでしまっていたけれど、
見晴らしもいいし、しだれ桜にソメイヨシノも楽しめる。
しだれ桜の蕾は花開く時期を今か今かと待ちわびている。
離れたところから見ると枝全体が紅色に染まっているようで
それだけでもすでに山に色を添えている。
↓ ちどり足のようなお花見提灯。
もうすぐ。 うぐいすの鳴き声も聞こえている。
お引き渡し
3月31日
in-kyoのお引き渡しの日。
早起きをして禊ぎをするように半身浴をして目を覚ます。
午前中、早い時間からLaVidaさんへお邪魔をしてご挨拶とお礼、
そして大事な精算など諸々無事済ませて
渡部社長と三春のこと、お店のことなどなどしばしお話をさせて頂く。
まだほんの少し残っている工事はあるものの、
これでお店という箱ができあがったわけです。
現場の確認もさせて頂き、お店の鍵も受け取りました。
本当だったら飛び跳ねるほどの嬉しさとわくわく感が
わいて出てきてもいいのに、もちろんその気持ちもあるにはあるのに
なんともいえないこの緊張感。
これはin-kyoをスタートさせた8年前、
そして駒形に移転をしたときにも味わった感覚。
大きく深呼吸。はぁぁぁ。
今までと変わりなく。楽しく気持ち良く。
でも仕事ばかりに重点を置くのではなく、
「暮らすこと」が整った上でのお店ということを
これからは第一に考えて毎日を積み重ねていく。
そのためにどうやっていったら良いのかを
大まじめに考えよう。
明日からお店の荷物を少しずつ運び込みます。
運び出して→運び込んで
これ、自宅と合わせると何回やってんだろう。
苦手と思っていた引越もだんだん慣れてきました。笑
吾妻小富士
今日は宝島社の雑誌「大人のおしゃれ手帖」の取材で福島市へ。
(近いイメージですが、同じ福島でも三春町から福島市へは
下道で行くと車で1時間半くらいはかかるんです)
以前にこちらの雑誌の「大人の転機図」というページで
取材をして頂いたのがきっかけで、今回の運びとなりました。
何度かに分けての取材。
聞かれた質問に対して的確に答えるのには(自分にとってしっくりくる言葉
かどうかを探すのに)時間がかかるので有り難い限り。
5月の発売となりますのでどうぞお楽しみに。
福島との縁はあんざい家がきっかけです。
そのお陰で息子(弟)伸也くんファミリーが移住した
札幌にも縁が広がったことも嬉しいこと。
福島は穏やかに晴れて今日はポカポカ陽気。
お父さんたちが開墾したばかりの畑から見る吾妻連峰は
広々としていて胸が空くよう。
正面に見える富士山のような形をした山は吾妻小富士とよばれている。
よーく見ると残雪がうさぎの形に。
今年は雪が少なくて、うさぎの耳の部分がずいぶんと短いけれど。
なぜか毎年雪うさぎが姿を現すのだそう。
福島も市内で早いところでは桜の開花が始まったとか。
桃のつぼみも先の方がピンク色に染まって、
もう少しで花をほころばせるのでしょう。
春がやって来ました。
気持ちがいい理由は
前川秀樹さんのクレーンランプの取り付け位置を確認するため
夕方in-kyoへ。
店内の工事をしている間、
フローリングのカバーをする為に床に
養生シートが貼られていたのですが、
今日お店に行ってみるとそれが剥がされ、
きれいなフローリングがお出迎え。
蔵前のお店で使っていた電球が点され、久しぶりに再会した
クレーンランプも設置。
床にはLaVidaのスタッフの方々自ら手作業で
オイルフィニッシュをして下さるとのこと!
壁は漆喰、床はニレの無垢材。
仕上げに使うオイルも天然素材のもの。
新しい匂いは感じるものの、気持ちがいいのは
自然の素材を使っていることと、すでにたくさんの人の手がかけられ、
大切に作られている空間だからなのでしょう。
LaVidaさんのホームページでも工事の様子が細かく
紹介されているのでぜひご覧下さい。
ここに至るまで本当に多くの方々にお世話になっています。
リレーのバトンを手渡された気持ちです。
4月に入ったら什器の設置や商品の設置がスタート。
オープンは桜の開花?満開?の頃と重なりそうです。
山形へ
今日は福島駅であんざい果樹園のお母さんと
小池さんと待ち合わせをして山形にOpenした
「toki no niwa」さんへ連れて行って頂くことに。
最寄りと言っていいのかな?笑
自宅からJRの磐越東線三春駅までいったいどのくらい
かかるのか歩いてみることに。
自宅周辺を知るにも歩いてみるのが一番手っ取り早いし。
地図を見ていたのでだいたいかかる時間は予想していた。
けれども上り坂や下り坂、見える景色や光、風…etcは実際に体感してみないと。
Googleマップやストリートビューでわかることは
多くて便利だけれど、わからないことも多い。
テンポ良く歩いて40分!いい運動。
途中おまんじゅう屋さんに寄り道したからもう少し早く着くかな。
この町にはお寺がたくさんあるので(って言い切るのもおかしいけれど)
おまんじゅう屋さんが3軒くらいあるのです。
乗る予定の電車に余裕で間に合い、
駅のホームで電車を待っていると、思いのほか人が多かった。
そうか春休みなんですね。
2両電車は混んでいたけれど、目の前に座っていた子どもたちが
外の景色を見ながら「線路は続くよどこまでも」を歌っていて
のどかな気分で郡山駅に到着。そして電車を乗り換え福島駅まで。
車を運転する方々にこの行程を話すと一様に驚かれる。
でも案外やってみると新鮮ですよ。
「toki no niwa」さんは以前も山形でshopをされていたんですが、
移転&リニューアルで、今後はイベント開催のときのみopenされるそう。
お店が始まったらタイミングを合わせるのも難しいかも…と思っていたので
行くことができて良かった。
真っ白くて天井が高くて。真空管アンプのスピーカーから流れる音は
体をやさしく包み込むようにやわらか。本当に心地よい空間です。
オープニングイベントは「手紙社」さん。
久しぶりにお会いする面々、先日お会いしたばかりのHさん、
そしてair room productsのカモさんにバッタリ!
会う人にはこうして場所を問わず会えるんだなとあらためて。
オーナーのはらっぱさんのご自宅にもちょこっとお邪魔させて頂きましたが
そこから見える山々の景色も素晴らしかった。
歩いたり、電車に乗ったり、車に乗ったり。
今日は大移動の一日だったけれど、
自然の美しさを目にしていたお陰で心地よい疲れ。
さすがに帰りは郡山駅までお迎えに来てもらったけれど。
飽きずに見上げて
晴れの日が続いている。
かと思ったら今日は昼間に小雪が舞い始めた。
積もるほどではないにしても、
もうすぐ4月だというのに、まだまだこんな日もあるのだな。
夕方にはきれいな夕焼け雲が空に広がって、
寒いのについベランダへ出て見とれるように眺めていた。
家の窓からは見えないのが残念だけれど、少し歩けば
遠くに安達太良山の姿も見える。
山がほとんどない千葉県出身者には新鮮な景色。
そして昨夜は満月。
今日も月明かりが眩しいほど輝いている。
夜は夜で飽きずに空を見上げてしまう。
ようこそ
日中はお役所関係に届け出やら何やら諸々。
夫君が美容室に行くことになっていたので
その間、ペーパードライバーは近くの喫茶店で
お昼ゴハンを食べながら待つことに。
老舗なのかな?なかなか落ち着く喫茶店。
カレーを注文すると、なんとお味噌汁がついてきた!
これ、普通なのかしら?
大根と里芋のお味噌汁美味しかったです。
そして夕方からははじめてお会いする方ばかりだったのですが
夫君のつながりでホームパーティーに
お招き頂きました。
素敵なお宅でみなさんそれぞれお子さんもご一緒で
和やかで楽しい会でした。
そして手料理の数々!美味しかった〜。
お酒は地元仁井田本家の日本酒。
これがまた食事と合って美味美味。
本当にごちそうさまでした。
↑
最後にはこんなケーキまで用意して下さって。
この日小学校の卒業式だったという息子さんには
卒業おめでとうケーキも用意されていて、
とってもあたたかな集まりに
ご一緒させて頂いて嬉しかったです。