寒い。
朝、部屋のカーテンを開けたら青空が広がっていたので
窓を開けて部屋の掃除、洗濯をガシガシ。気分爽快。
が、風が冷たい。
昨日は東京でも場所によっては雪が降ったとか。
蔵前でもみぞれが混じった雨が降ったりして。
福島でも桜が咲き始めて
桜に雪がぽってりと積もっていたと電話の向こうの声。。
同じ景色を見れないけれど、さぞかしきれいだろうなぁと
思いを巡らしてみる。そこへ行った気になってみる。
さてさて。
再々度のお知らせですが、日曜日に行う
手島渚さんの「足ほぐし手ほぐしセラピー」イベント。
まだ少しお席がございます。
渚さんと出会って私が受講をするまでになったのも
福島の友人たちが繋げてくれたご縁でした。
当日は急遽、渚さんのご友人のウクレレシンガーLinaさんが
演奏してくださることに。
そしておやつにはもりかげ商店のかりんとうもご用意しております。
もちろん渚さんの新刊本も販売致します。
お電話でも受け付けておりますので参加お待ちしております。
予報通り
冬に逆戻りのような寒さ。
やりすぎかな?とも思ったけれど、あまりにも寒かったので
ダウンを羽織って出かけた。結果正解。
お店も一日暖房を入れてました。
今日はお店が終わってからNHKのドラマ参加チームとごはん。
私はお店があったので行けなかったけれど、
みんなは日中、ドラマの試写会へ。
話に参加できるように私も事前に送って頂いたDVDを見ておりましたが
ストーリーを追うことよりも、自分が関わった部分が気になって
違う意味でドキドキ。
みんなは大画面で見たそうで、見え方も違っていたようです。
もう一度落ち着いて見てみよう。
in-kyoで実際に使っているコーヒーミルやメジャースプーンなどの
コーヒー道具がちょこちょこと登場してるんです。
ドラマの放送はこれからで、4/29NHK総合でPM7:30〜です。
月曜日
先日、近所でヨガ教室を見つけてふと思い立って
さっそく予約が取れたので行ってみることに。
3人の少人数制というのもいいかなと。
生徒3人と先生。と思っていたら、
昨日のその時間は私だけ。
この何年も教室に行っていなかったので
あちこちガチガチ。呼吸も浅かったよう。
呼吸法を中心にみっちり90分。
今日になって筋肉痛になっているところもあるけれど、
肩や首がゆるんだみたいで気持ちがいい。
昨夜は眠りも深かった気がする。
ヨガを終えてからは千葉の実家へ。
お彼岸に行けなかったのでおばあちゃんにお線香と、
実家の桜を見に。
東京よりも開花が少し遅く、満開の見頃にギリギリ間に合った。
in-kyoというお店の名前の由来ともなっている
平屋の隠居部屋を近い将来、老朽化を理由に取り壊すことになりそうで、
ここで見る桜も最後かもしれないので。
大きく枝を広げる桜の木。
今日の雨風で花びらを散らして、
夏には緑の木陰をつくってくれることでしょう。
と、あたり前に思っていることを記憶にしっかりと刻んでおこう。
両親も元気で一緒に同じ桜を今年も見ることができて良かった。
日曜日
会いたい人に会いに行く。行きたい場所へは行く。
メールや電話では伝えきれない、
味わうことのできない、空気感や時間を大事に。
わかっていながらできずにいます。
どうにもできないことも多い。
頭の片隅ではいつも考えていているのにもどかしい。
不義理でごめんなさいと言うことの方が多いなぁ。
本当にごめんなさい。
日曜日、日中は井山三希子さんのアトリエ兼ご自宅に佐々木美穂さんと
お邪魔しました。このお約束も何年越しでしょう。
やっと伺うことができました。
お二人に直接お会いしてお伝えしたいこともお話できてホッとしました。
人生の先輩方にお会いしてまだまだ自分、頑張らねば!と
色々決意?のようなものをあらたにした日。
夜は世田谷の巣巣さんで
今月15日まで行われている永井宏さんの作品展へ。
この日は山田稔明さん・中森泰弘さん・イシカワアユミさんのライヴの日。
永井宏さんの奥さま、南里さんにもお会いすることができました。
永井さんの作品にも、ライヴを通して永井さんの言葉や好きだった音楽にも
再会できたようなひととき。
ライヴ中、後ろで永井さんが腕組みをしてニコニコしながら
立っているような気配がしたような…
いや、きっといましたね。と確信。
永井さんが唄っていたボブディランの
「Don’t think twice , it’s all light」
その詩の中で
右を向いたり 左を向いたりしないで
信じるものだけを捕まえて
まっすぐな道を行けばいいさ
それが愉快でいられることだから
いつも笑顔で過ごして、やあ、ご機嫌かいと声を掛ければいいさ
そう君ならなんとかできる
だから、くよくよしないで、イッツ・オール・ライトやで
とある。
この一節が大好きで「そうですよね」と
永井さんと会話をしているようで元気をもらう。
おかげでボブディランの曲を聴くと永井さんを思い出す。
ライヴでは山田さんがこの曲を唄ってくれた。
ろうそくの灯りのようなあたたかな時間だった。
先月
いわきのomoto鈴木夫妻のお宅へお邪魔したときのこと。
まだ日記に書けずにおりましたがようやく。
いわきへは、上野駅から特急電車に乗って行くこともできますが、
東京駅から出ている高速バスだと、時間も電車と30分ほどしか変わらず。
しかも半額ぐらいの金額で行くことができますよと智子さんが教えて下さった。
そんなこんなでのんびりとバスで向かうことに。
omotoの鈴木夫妻はご主人の鈴木康人さんはトンテンカンと鍛治(鉄)のお仕事を。
奥さまの智子さんはちくちくと布のお仕事をされています。
以前にお会いしたときに「いつかin-kyoで包丁研ぎのワークショップを!」と
お話してから、ご自宅に伺うまでにずいぶんと時間が経ってしまいました。
玄関を一歩入っただけで時空が変わる?というのかな。
時空というのとも違うかな。
きっとあの暮らしの中にはomoto夫妻にしか出せない
omoto時間というのが流れていて、そこにポンとお邪魔させてもらったような。
懐かしい居心地の良さが感じられる空間と時間。
この日は私以外にもお客さま。
はじめてお会いしたのに和やかに会話をさせて頂いて、
鍛治仕事を見学させて頂いたり、その後は智子さんと来客の先生!の
手作りの美味しいお料理が並ぶ食卓を囲んで
お酒も飲んでたくさんしゃべって笑って…。
なんとも満たされた時間を過ごさせて頂きました。
もっともっとお二人には聞きたいことや話したいことが
たくさんあるけれど、それはまた次回のお楽しみに取っておこう。
翌日は思いがけず体験鍛治仕事!鉄の和釘を作らせて頂きました。
いつもとは全く違う神経と集中力を使って、
でもいつの間にか夢中というか無心になっていて。
いつまでもいつまでもやっていたいような不思議な感覚でした。
その後は包丁研ぎ。
以前に購入した康人さんの菜切包丁。
手入れが行き届いていなくて恥ずかしい限り。
これまた真剣と集中の時間。
一応短大の授業や、20代の頃に通っていた料理教室で教わっていたはずの
研ぎ作業 。おかしいなぁ。私の勘所がいかに曖昧だったかが発覚!
あらためて道具を使うということを一から学び直さなければなぁと反省しきり。
きれいに研いで刃がキリッと整えられた包丁は
智子さんが作った包丁入れに収まってホッとした様子。
「暮らしが仕事 仕事が暮らし」は河井寛次郎の言葉。
鈴木家から帰ってきて、ずっとずっと感じていた軸のようなものは
何だろう?と思っていたけれど、この言葉に行きついた。
何かが突出していたり偏っているのではなくて
全てが暮らしとして、仕事として含まれている。
豊かさの本質を教えてもらったような気がしました。
私も自分なりのそれをこれからもっともっと
掘り下げていきたいと本気で思った。
展示前の忙しい中、心尽くしのおもてなしに心から感謝を。
本当にお世話になりました。
柿渋で染められた布が庭先で風にはためいていた景色。
青空に淡い柿渋の色が美しかった。
これからどんな作品へとかたちを変えていくのだろう?
いわきも桜が咲き始めたろうか。
omotoの包丁研ぎワークショップは8月を予定しております。
詳細は決まり次第お知らせページにてUP致しますのでどうぞお楽しみに。
明日から
お知らせのページにもUPしましたが、
明日からin-kyoの春夏時間が始まります。
12時Openは変わらず、閉店時間が19時となります。
立ち飲みですが、美味しいコーヒーや紅茶も飲めますよ。
お仕事帰りにふっとひと息。
どうぞお立ち寄りください。
あっという間に満開となった東京の桜。
はらはらと風で散る花びらは美しいけれど
ちょっと切なくなる。
4月からご主人のご実家のある奈良へお引越しをされるというお客さま。
いつもお話させて頂くのが楽しみで嬉しくて。
今日そのお話を伺って、奈良の友人のお店の名前を
何軒かお伝えするのが精一杯でそれぐらいしか何もできなくて…。
またどうかお会いできますように。
あちらでもきっと楽しい出会いが。
つみつみ草時間
東京は気温が急激に上がった先週末には桜が満開となりました。
昨日はかわしまよう子さんの『つみつみ草教室』の日。
週間天気予報では雨マークだったというのに、朝起きたら青空が広がっていて、
ワークショップの間中はポカポカ陽気。
in-kyoのまわりを参加者のみなさんとゆっくりと散策しながら
道ばたの雑草に歩みを止めて。
通いなれているいつもの見慣れた道だというのに、少し視点をずらすだけで
世界が少し違って見える。そんなことにも気づかされた時間でした。
これは他のことにも置き換えることができるなと。
in-kyoでは3回目となるかわしまよう子さんのワークショップ。
今回はお母様と一緒に小さなお子さんも一緒に参加してくれて、
そのこともとても嬉しかったです。
in-kyoの付近は土がある場所が本当に少ない場所なのですが、
それでもみなさんの手にはかわいらしい雑草たちが集まっていました。
散歩から帰って来てからはご自宅から持って来て頂いたあらゆる入れ物(花器以外のもの)に
思い思いにそれらの雑草たちを飾って。
かわしまよう子さんが用意してくれた雑草茶とケーキを頂きながら、
今回は自然のことやゴミのことなどについてお話して頂きました。
日々の暮らしの中にある小さな楽しみだったり、喜びだったり、
自然のことや、気持ち良く暮らす暮らし方を考えたり。
いろんなヒントがいっぱいつまった良い時間でした。
個人では大きなことは急にはできないけれど、
ほんのちょこっとのこと(例えばレジ袋ひとつ、台所洗剤を極力減らしてみるとか
すぐにできそうなこと)を何人かがはじめるだけでも変わっていくことって
あるのでは? 私も今一度自分の暮らしを見直してみようと思いました。
夕方には予報通りの雨降り。
まるでよう子ちゃんが沖縄へ帰るのを寂しがるような雨だった。
参加者の皆さんは雨に濡れずに帰ることができたでしょうか?
参加者のみなさま。良い時間を本当にありがとうございました。
春分
あらたな季節の始まりの日。
定点観測のようにここのところ出勤前に近所の桜の様子を伺っている。
目を見張るような成長ぶりに日々驚かされる。
つぼみがぷくぷくと膨らみ始め、
枝先がうっすら桜色に色づき始めた。
観察日記は小学生の頃の朝顔観察よりも真剣だ。
何でこんなにも桜に魅了されてしまうのだろう。
魅了?翻弄?
今日の空は花曇り。
そして花冷え。
花という言葉が付くだけで沈みそうな気持ちも少しほぐれる。
日本の言葉の表現とはなんと繊細で美しいのだろう。
明日の定休日はいわきのomoto 鈴木夫妻のお宅へ。
東京から3時間のバスの旅。
お二人の暮らしぶりに触れつつ、
以前に購入した包丁を持って、
包丁研ぎのレクチャーをみっちり受けて来ようかと。
タイミングが合えばいつかin-kyoでの包丁研ぎワークショップを
お願いしたいと前々から思っていて。
その前にまずは自分が体験せねば。
モノを選ぶにも、何かをするにしても、
時間がかかるけど私はこんなやり方しかできない。
自分が使ったり、体験したり、味わったり。
ひとりよがりと言われればそれまでなんだけれど、
自分の軸は「ここ」となんとなくでも目印できていた方が
自分の中での迷いのブレも小さくなるし、何より自分が納得できる。
春の遠足のような気分で。
とにかく楽しみ。
明日は春分
陽がのびてきた。
6時の閉店の時間でもまだ暮れきらず、空が青い。
明日は昼と夜の長さが一緒の春分。
ここからスタートするような切り替えのとき。
お彼岸だというのにお墓参りにも行けず、おばあちゃんごめんなさい。
「お知らせ」にもUPしましたが、直前のお知らせで申し訳ありませんが
来週24.25日は臨時休業とさせて頂きます。
定休日と合わせて少しお休みを頂きます。すみません。
寒さが少し戻りそうですが近所の桜はもうすぐで花を咲かせそう。
季節感が…といわれるけれど、二十四節気、七十ニ候、照らし合わせて見てみると
案外と沿っていたりする。日毎の変化を見逃してしまわないように
なんだかソワソワしてしまう。ちょうど啓蟄。
春雨や
天気予報通りに午後からしとしとと雨が降り始めた。
春雨。
漢字で書いてもどうも食べものの方を思い浮かべてしまって
いけませんね。
雨が降り始めて日暮れとともに町がシンと静かになってしまい、
お店でコーヒーをいれてひとりおやつの時間。
くまがいさんが納品の器と一緒に
な、なんとフードムードのお菓子を送って下さった。
お、おいしぃぃ。久々だったので嬉しさ倍増!
しみじみ美味しい。
フードムードのおやつBOXに入っているメモには
「おやつは あるとうれしいもの こころを柔らかくするもの」
という言葉が添えられている。
本当に。その言葉の通り。
雨降りで静かでお店としては困ったもんだなんだけど、
お陰でこころは柔らかい。