今年も

週末は鳥越神社のお祭りでした。
土曜日はお店の営業を終えてから、
そして昨日のお宮入は浴衣を着こんで。
ここ何年かはそうやってお祭り見物に出かけている。
というのも生まれも育ちも、そして仕事場も地元の
SyuRoの宇南山さんのお陰。
この日は倉庫を開放してあれこれつまみながら
時間になったら見物に出かけて。
ちょうちんの灯りや担ぎ手の掛け声と見物客の歓声。
あぁ夏が始まるんだなぁと自分の中でも
季節の節目の行事として刻まれるようになった。
ソースの匂いも射的やピンボール、
金魚が泳ぐプールの色、出店の電球がゆらゆらと誘う景色。
こんなに自分がお祭りを好きだとは思わなかったなぁ。
6/1 、2には、福島でもお祭りが行われていたようです。
東北六魂祭。
東北地方の各県を代表するお祭り、
・青森ねぶたまつり
・秋田竿灯まつり
・盛岡さんさ踊り
・山形花笠まつり
・仙台七夕まつり
・福島わらじまつり
が一同に集結し、2日間合わせて
福島市には25万人が足を運ばれたそうです。
と、ライフク実行委員会の田中さんがメールで教えてくれました。
体験、体感してみるとわかること、
頭で考えているだけではわからないことって
たくさんあるのだなぁと思います。
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お休み中、HPの更新もお休みさせて頂きます。
充電してまた21日から頑張ります。
いざ旅へ!
行ってきます。

日記というよりはお知らせになりますが。

ミルブックスから間もなく発売される新刊
「まよいながら、ゆれながら」(文・中川ちえ 写真・馬場わかな)の
製本作業もいよいよ完成間近との連絡が
ミルブックスの藤原さんから入る。
いよいよ本というかたちになって手元にやってくるのか・・・
この本は福島で果樹園とカフェを営んでいた家族、
親しくさせて頂いている安齋家。
彼らが震災による原発事故後に選択した生き方を、
東京で暮らしている私の視点を通して綴ったものです。
写真はフォトグラファーの馬場わかなさんが
そこにある空気と光をそのままやさしく切り取るように
撮影して下さいました。
ひとりでも多くの方に手にして頂いて、
自分にとって大切な人、ものは何か?
シアワセとは何なのか?
思いを寄せて、想像して・・・。
この本がそうして何かしらを考えるきっかけとなればと思っております。
なぜ今なのか?と思う方もいるかもしれない。
本を出すタイミングが遅いとか早いとか、
タイムリーなことを優先して作っていたわけではないので
それが大事なこととは思っていません。
それよりも被災者の方々だけの問題なのではなく、
考えて、考えて、今自分がわからないことだとしても想像してみる。
それを続けていくこと。それが大事なんじゃないかと。
夜中に文章を書くものではないですね。
つい熱くなってしまいました。
in-kyoには先行で6日には入荷予定です。(1日早く5日に入荷しました!)
札幌のたべるとくらしの研究所には7日入荷予定。
一般の書店さんでは早いところで8日頃から
発売予定です。
その他にも長崎のオレンジスパイスさんや沼津のhalさん
東京では世田谷の巣巣さん他、たくさんのお店に
お取り扱い頂いております。
(*Amazonでは6月下旬からの発売だそうです。)
発売に伴い、下記のスケジュールで関連イベントも予定しております。
6/29(土)吉祥寺キチムにて  本を聴く 「幸せって、なんだろう?」
同じく7月3日に新刊「ブータンが教えてくれたこと」(アノニマ・スタジオ)が
発売となるかわしまよう子さんとトークイベントを行います。
詳細・お申し込みはキチムのHPをご覧ください。
http://www.kichimu.la/
7/7(日)福島 器や あんざいにて 出版記念イベント「つながって、輪になって」
安齋家のお母さんが営む「器や あんざい」で
1日だけのライブやトーク、コーヒーやお菓子、雑貨の販売を行います。
*事前予約は不要ですのでお近くの方はもちろん
東京駅からでも新幹線に乗ればすぐ!ぜひお越しください。
安齋果樹園のHP http://www.ankaju.com/
7/20(土) in-kyoにて「つながって、輪になって」
in-kyoにて安齋家の皆さんともつながりのある
ミュージシャンの山田稔明さんのライヴと
中川ちえを交えたトークイベントを行います。
こちらの詳細とお申し込みは
ミルブックスのHP http://millebooks.net
をご覧ください。

先週末は

先週の定休日には千葉の川村美術館で行われた
「にわのわ」というイベントへ行ってきました。
千葉に住んでいた時もなかなか頻繁に行ける場所ではなかったけれど、
緑が深い川村美術館は私にとって、とても好きな場所。
美術館自体の展示もいつも気になるものばかり。
今回はその敷地内で行われたクラフトフェアで
何かしら千葉と所縁があるかたがたが出展されているとのこと。
昨年はお店のお引越しが直前に控えていることもあって、
泣く泣く伺うことができませんでしたが、今年こそはと意気込んで。
雨予報の天気予報も良い具合にハズレて、
頭上には気持の良い青空が広がり、
のびのびとした心地でイベント自体を堪能して、
心から純粋に楽しむことができました。
「にわのわ」を堪能してからは美術館も。
ロスコルームで迫ってくるような奥深い赤に囲まれて、
そうかと思えば外の緑も目に眩しくて。
大充実な一日だったな。
その足で実家へ向かう。
実家方面に向かう電車は、日曜日だというのに
乗客も少なくてのんびり。
そしていつものようにウトウトと舟を漕ぐ。
自分でも知らないうちにどこかのヒモがたわむみたいに
ゆるむんだな。
実家にいる間はずっとそんな調子で眠くて仕方なかった。
手術を終えてしばらく経った父も、そして母も。
元気そうだったのが何より。
親孝行らしきものは何もできていないけれど、
こうしてもう少し頻繁に帰りたいと思う今日この頃。

梅雨入り

明け方汗だくで目が覚めた。
今日から梅雨入りのようですね。
その言葉の通りのお天気。
お米農家の山崎さんちの田んぼは今頃どんなだろう。
緑が濃くなってきた頃だろうか。
ゴールデンウィークの最終日。
ちょうどタイミングが合って、田植えのお手伝いに行ってきました。
この日のお手伝いメンバーは何人くらいいただろう?
10人くらいはいたかな?
機械で植えた稲が倒れたり植えられていなかった部分を
手作業で植えていく。
慣れない水を張った田んぼに足を取られながら
腰をかがめて稲の列を目で追っていく。
いやぁこれがなかなかひと苦労。
などと言っても私などは1日だけのお手伝いなので
筋肉痛になりながらも良い気分転換をさせて頂いた。
吹く風が乾いていて、土の匂いやカエルの鳴き声に包まれて。
頭上はどこまでも広い空が広がって。
どれだけ普段自分がそういったものから離れたところにいるかを
理屈ではなく実感する。
縁あってこういう機会を与えてもらっていることに感謝だ。
これから気温がぐんぐん上がって、
本格的な暑さを迎える頃には草取り作業が待っている。
山崎夫妻の毎日の作業を思うと本当に頭が下がります・・・。
少しは役に立つように、体力つけたい。

天気予報通りに

夕方になって雨が降り始めました。
どうりで眠くて仕方ないわけだ。
日記を更新していないうちにいろんな毎日が過ぎて行きました。
大袈裟かもしれないけど怒涛のこの2〜3ヶ月。
ずーっと潜水をしていて、ようやく息つぎができた感じです。
日記に書きとめたいことがたくさん。
でもどれもとりとめもないことばかりなんだけど、
「あっ」と思ったことは心にとめておきたいなと。
そんなこんなで過ぎた日々のことも少し振り返って
書き出していこうと思います。
そうそう。
あれは2ヶ月前だったかな。
大雨が降った前日。
朝方4時頃、セキュリティ会社からの電話で起こされた。
お店のブレーカーが落ちているようだとの連絡。
幸い電源の一カ所だけに不具合が出ていて、その他は使える状態だったので、
延長コードなどを駆使してその日の営業は何とか行い、
日中タウンページで探した近所の電気屋さんに、閉店後修理に来て頂くことに。
タウンページを配布されたときは、正直今はパソコンで検索するから需要がないのでは…などと内心思っていた。思っていた矢先にこれだもの。
検索よりも早くて頼りになるご近所の底力。
タウンページ万歳だ。
住所が近いところから電話をしていくと、
「うちはもう修理はやっていなくて」と2軒くらいフラれ、
3軒目でようやく様子を見に来て下さるとのお返事。
いらした方はおそらく60歳代とおぼしき男性。
時間をかけて見てくださって、漏電していることはわかったものの、
古いビルだからその原因はわからず。
ひとまず今使えているものに線を切り替える工事をして
普段の業務に支障が出ないようにして下さった。
丁寧な方で本当に助かった。
実家の電気屋で父が仕事をしている姿を重ねた。
もう80歳も近いし、病院から退院してきたばかりなのに仕事を辞めない。
そのことにブツブツ文句を言ってしまったけれど、
誰かが喜んだり助かるなぁと思ってくれたりしているのかもしれない。
それなら続けたいだけ続ければいいと思えた。
今日の雨で思い出した。

ゴールデン

ゴールデンウィーク
とは、社会人になってから縁が無く、
いつも大抵仕事をしています。
今年も例外ではなく、in-kyoの定休日中には
新宿伊勢丹の4Fで行われている「暮しのおへそフェア」の一角で
コーヒーをいれに行ってきました。
お洋服を販売しているフロアに隣接した場所で
このようなイベントが行われるなんて、なんとも新鮮。
楽しい売り場になっているのでぜひ。
今週末はコーヒーのバトンをaalto coffeeの庄野さんへ。
マンデリンのコーヒー豆をドリップして下さるそうですよ。
それにしても休日の新宿伊勢丹の人の多さにびっくり!
普段は蔵前界隈しかウロウロしていないので
目がぱちくりしてしまいました。
静かな蔵前も今週の土曜日は月一イベントの日。
in-kyoも今週は日曜日も営業しております。
下町散策へもぜひお越しください。

おぼろ月よ

昨夜の月はやわらかくてやさしい光でした。
3人展が23日で終了し、24日は展示替えで臨時休業を頂きました。
展示期間中にお越しの皆さま。
週末は寒かったり雨降りで足元が悪い中、
本当にありがとうございました。
ぢくぢくと準備を進めてきた展示は、いざ始まってしまうと
あっという間に終わってしまい、いつもしゅんと寂しい気持になってしまいます。
が、そんなことばかりも考えていられず、
常設のshopもレイアウトを変えたり、新しい商品が入荷したりと
フレッシュな店内を心がけようと思っております。
今までdrinkメニューは、メモ紙にちぃぃさく書いて柱に貼っていたのですが
ミニ黒板に書くようになってからは、ドリンクの注文が増えました。
今までわかりづらくてすみませんでした。
浅草が近いということもあって、海外のお客さまも多いのですが
先日は台湾からの若いお客様。そして昨日はイギリス人のお二人が。
静岡から仕事の帰りに立ち寄って下さったお客さまも。
コーヒーを飲んで「美味しかった」と言って下さいました。
「美味しい」のたったひと言に励まされます。素直に嬉しいです。
ここのところバタバタに加速がついて、まーったく余裕がないままに
日々を過ごしておりましたが、この辺でちょっと深呼吸。

きれいに晴れました

寒い雨降りの週末から一変。
昨日はきれに晴れて、in-kyoの花壇の緑も
ぐんぐん育っています。
つい先日始まったと思っていた展示も本日が最終日。
本当に早いものです。
最終日ですが通常の営業時間どおり、
本日も19:00まで営業しております。
お仕事の帰りにふらりと。ぜひお立ち寄りください。
先週末には作家の皆さんが在廊して下さいました。
そこで陶芸家の大谷さんが、いつもご自宅で使っているという
耐熱の深鉢を使って、in-kyoのガスコンロで珈琲焙煎!
ほんの15分ほどで焙煎できて、しかも美味しい。
すっかり写真を撮り忘れてしまったのですが、
はじめは真っ白だったその深鉢は、コーヒーの油分と
色でいい具合に艶が出ていて、美しい道具として姿を変えていました。
富井さんの白漆のプレートも使いこんでいったら
どんなふうに味わいが増すのか楽しみ。
食べものや飲み物が想像できるような、お腹が空く器たちです。

3人展!

今日が初日の3人展
陶磁器の大谷哲也さん ガラスの木下宝さん 木工の富井貴志さんの3人
in-kyoも普段のお店とは全く変えて、3人の作品で
店内を埋め尽くしています。
プライベートでも仲の良い3人の作品は、素材が違うというのに
ケンカせずにしっくりと空間に馴染んでます。
とても気持がいい風景です。
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少し肌寒い週末になりそうですが、
あたたかくしてお出かけ下さい。
明日は17:00-19:00の時間帯で
in-kyoにて立ち飲みイベントがあります。
3人が地元で手に入れた日本酒やお酒のおつまみ。
富山の木下宝さんからはお魚の干物が届くことになっています。
明日の夕方はin-kyoが居酒屋となります!
*居酒屋イベントに参加されなくても作品はご覧いただけますので
ぜひお立ち寄りください。

明日から

大谷哲也 木下宝 富井貴志 三人展が明日から始まります。
只今設営中! 欲しい、使ってみたいて思う素敵な器が
たくさん揃いました。
明日が初日です。
ぜひこの機会にお越しください!