春雨や。

昨日に引き続き今日も雨。
窓から見える遠くのビルが今日は白く煙って見えない。
あんなに大きなスカイツリーでさえ頭の方は姿を消してしまう。
ユヌプラス展や桜の余韻に浸っていたのも束の間。
今月19日からはまた展示が始まります。
今回は器。
陶磁器・ガラス・木工作家の3人展です。
DMも印刷が出来上がって、昨日お店に届きました。
今回も写真はご近所・カワウソの萬田康文さん。
デザインは奥さまの渡辺朋子さん。
大人の食卓の風景です。いやぁ美しい。
店頭配布&随時発送致しますのでお待ちください。
また。
今週金曜日は旅ベーグルの日。
土曜日は蔵前界隈の月いちイベントの日。
in-kyoには札幌の「たべるとくらしの研究所」の安斎明子さんが作る
ジャムなどが届きます。
イベント盛りだくさん!
ですが、ふだんのin-kyoで静かにコーヒーというのもおすすめですよ。

芽吹き

花曇りの朝。
家の窓から見える公園の木々は
ふわふわとやわらかい緑が増えている。
お店の花壇のオリーブや冬の間に植えた
球根も本格的な春の訪れを知らせるように
新芽や花芽が育ってきて賑やかになって来た。
日曜日でユヌプラス展が終了致しました。
期間中御来店下さった皆さま。
本当にありがとうございました。
期間中販売させて頂いたマカロンや紅茶も
大変好評で嬉しい限りです。
洋服は着物のように代々受け継いで・・・とは
なかなかいかないものが多いことを考えると
消耗品といえるのかもしれません。
でも。
ただ着飾り、消費していくだけのサイクルのものとは違う
ユヌプラスさんの洋服は、素材もデザインも
身につけていることでじんわりと静かに嬉しくなる。
長く着続けていたいと思えるもの。
素材を生かしきる気くばりが感じられるもの。
初日の夜にユヌプラスの鈴木麻美さんと食事をしながら
モノづくりについてそんな話ができたのも良い時間でした。
タオルやキャンドルなど定番のアイテムは
引き続き常設にてお取り扱いしております。
さてと。
私も頑張ろう。

お花見

お店の前を浅草方面へ向かって人が流れていく。
今日の昼間はそんな感じでした。
どうやら浅草界隈はお花見の人で
大変な賑わいだったようです。
in-kyoは・・・というか私はマイペースにお店を営業。
ユヌプラスさんの作るものの良さをしみじみと味わっておりました。
素材や縫製のことがたとえわからなくても
なんとなく気持いいとかなんとなくかわいいとか。
その「なんとなく」を見過ごさずに感じていたいなと思うのです。
それぐらいさり気ないのにそこにある心配りに気づきたいというか。
あれこれ言葉で言わなくてもモノが伝えてくれることってたくさんある。
洋服だけに限らず、何にでも言えることだな。
食べ物でも何でも。
ユヌプラス展は明日が最終日となります。
通常は日曜日は定休日となりますが
明日は18:00まで営業しております。
マカロンや限定紅茶も残りわずかではありますが
明日も販売しておりますのでどうぞお出かけ下さい。
明日の天気予報。
雨の予報だったのが、夜になって曇りの予報に。
いずれにしても肌寒くなりそうなのであたたかくしてお出かけ下さい。

春爛漫

江戸通りや隅田川沿い。
桜だけでなく、コブシや梅なども一緒に花を咲かせて春爛漫。
浮かれるようです。
今日は久しぶりに近所のおじいちゃんが
コーヒーを飲みに来てくれた。
元気そうでちょっとホッとした。
相変わらず江戸っ子の会話が楽しい。
Oさんにコーヒーご馳走したりして、
太っ腹っぷりもさりげなくてかっこいい。
世代とか性別とか。
関係なく足を運びやすいお店になっていくと嬉しい。
ユヌプラスさんの洋服は女性用と子供用ですが
麻でできた体洗いタオルとか、
石けんなど男性にも人気のものがあるんですよ。
明日はcimaiのパンの日です。
null
写真はスミレのような紫の色がきれいなエプロン。
エプロンといってもTシャツやブラウス、ワンピースの上に
重ね着してブラウスのように着るとかわいいです。
後ろにこのリボンを結びます。
なんと!
「授乳のときにも便利に使えるんですよ」とユヌプラス鈴木さんより。
赤ちゃんがいらっしゃる方へ。
お出かけのときにいかがでしょう?

始まりました!

昨晩からの雨も上がり、きれいな空。
朝から気温も高くなって、汗ばむほどの陽気。
ユヌプラス展初日。
着こむほどに味わいが増す楽しさを教えてくれる洋服や
バッグ、タオルやハンカチ・・・
今日はたくさんのお客様がご来店くださいました。
じっくりゆっくり。ご試着をされたお客様の着こなしで
こちらが勉強になることも多く、
みなさんお似合いのものをピタリと選ばれていらっしゃいました。
今回は布小物に今までにはなかったカラフルな布合わせが楽しい
パッチワークの巾着やバッグなども入荷しております。
狭いながらもフィッテングスペースをご用意しております。
着てみると、シンプルなのにあれ?という楽しい発見が
たくさんあるユヌプラスさんの洋服。
ぜひご試着してみてください。
期間中は無休です。桜のつぼみもふくらみ始めました。
この暖かさでさらに花が開き始めそう。
町散策はもちろん、隅田川沿いの散歩もおすすめですよ。

明日からユヌプラス展!

日記がなかなか更新できずにすみません。
その間に東京は桜の開花宣言。
気持ちもお花見の予定も追いつきません。
コブシの花も雪が積もったかのように満開。
さてさて。
明日からユヌプラス展が始まります。
納品の荷物を開けるときはいつもドキドキするものです。
特に展示用の新作は、私もはじめて見るものも多いので。
今回はお子さん用の洋服もお願いしました。
DMのエプロンは親子お揃い。
今回も生地のセレクトセンスにクラクラするほど。
素材の質感を楽しむようにあれこれご試着して下さいませ。
お子さん用の洋服は、90cmくらいのサイズが中心ですが
100〜120cmのものもございます。
90cmサイズなら出産お祝いとしても。
明日はユヌプラスの鈴木さんも多治見から来て下さいます。
ぜひぜひ起こしください。
期間中販売するマカロン↓春らしい淡い色
null

静かな水面のように

気温が下がりましたが昨日と比べると空が澄んでいる。
しゃんと目が覚めた。
静かな水面のような心地で一日を過ごしたいと思います。
今夜は間に合えば新宿の経王寺で行われる震災慰霊祭と
田口ランディさんの朗読会に行ってみようと思っている。
先週のトークイベントから頭の中でいろんな考えがぐるぐると蠢いている。
少し鎮めるためにも。祈ろう。

啓蟄

暖かくなりましたね。
お店の表にある甕の中には、メダカがいるのですが、
冬の間は底の方でじっとしていたのに、
ここ2〜3日は水面近くまでやって来て動きも早い。
昨夜は帰り道に沈丁花の香りがフワリとして。
春ですね。
今日はお店が終わってから馬喰町ART +EATのライヴイベントへ。
松田美緒さんの力強く透明な歌声と渡辺亮さんのパーカッションに
どこか遠くへ連れて行かれたようだった。
それは森だったり、北の地だったり、小川の中だったり…
今日のためだけに演奏された曲も。
会場全体が熱気に包まれて、サイコーの時間でした。
(サイコーと掛け声が入る曲があったのでした)
このイベントは、9日まで開催されている
映像人類学者・分藤大翼氏の「森の民の音楽と食事」展での特別企画
明日は、いきづく森と題してトークイベントが行われるのですが
なんとそこに私も参加することに。
果たして明日はどんな時間になるのやら。
ドキドキしながらも、楽しみでもあります。
イベント以外の時間にゆっくり展示を見るというのもおすすめですよ。
興味のある方はぜひ。
馬喰町ART+EAT www.art-eat.com

3月に突入

時間の流れが早い。
まったく追いついていない。
今日も朝からいろんなことをやっているようなやっていないような。
気づけば外は暗くなっていて・・・
なんだか散漫だ。いかんいかん。
震災の頃のことからこれまでのこと、
これからのことについての原稿を書いている。
忘れてなどいないはずなのに、細かなことをひとつひとつ
思い出しながら書き起こす作業をしていたら、
いろんな思いが蘇ってくるようで気持が振り子のようにウロウロとしている。
震災からもうすぐ2年。
自分への問いかけのような作業。
なかなか厳しいけれど、やり通したい。
さて。
昨日は蔵前界隈の月一イベントの日。
in-kyoではつくばのイチゴ農家・禿鷹plusさんから
美味しいいちご3種(とちおとめ・紅ほっぺ・おおきみ)と
ジャムを送って頂いて販売しました。
店内がいちごの香りで満たされて
一気に春めいた気分の一日でした。
おおきみという珍しい品種は、はじめて口にしたのだけれど、
なんというかコンデンスミルクのような甘みがあって
味わったことのない美味しさでした。
禿鷹plusさんではいちご畑でのいちご狩りや
配送もして頂けるので興味のある方は
こちらをご覧ください。→禿鷹plusのHP

香り

実家の庭先に毎年咲く八重の水仙。
今年は寒い日が多かったからか、
例年だったらお正月の頃には咲き始めるのに
今頃になってやっと。
何本か摘んで帰って来て、自宅の玄関先に活けてみた。
数本だというのに玄関が甘い春の香りでいっぱいに。
お店で育てているヒヤシンスも、あっという間に花が咲き始めて、
首が重そうだったので切って花を別の瓶にさして飾っていたら、
球根からまた花芽が・・・こちらも良い香りをふりまいてくれてます。
風は冷たいけれど、小さい春はやってきてますね。