毎年恒例となりましたM野屋浴衣祭り。
今年は水上バスに乗船して、日の出桟橋までの往復便に。
すぐ近くだというのに水上バスに乗るのは20代の頃に
乗ったっきりなのでかれこれ・・・
水上バスから見る街の様子は速度も目線も独特なので
とっても新鮮。
川沿いのマンションの空き部屋を探したり、
橋を下から見上げたり。
築地市場が港だったんだってことは
普段はちょっと忘れていたなぁとか。
ものごとを裏側から見たり考えたりする感覚に似ているかも。
おすすめです! 私もまた乗ってみようっと。
水上バスを降りてからは道路をすぐ渡って神谷バーへ。
まだまだお外は明るいです。昼日中です。
結局何人くらいいたんだろ?
大勢で浴衣着て昼間からビール飲んでたらふく食べて。
なんだか昼間からこういうのも久々かも。
M野夫妻には大変お世話になりました。
お陰さまでお江戸の夏満喫。
第二会場の近くで。
本日は隅田川の花火大会。
蔵前界隈にあーーーんなに人が出ることは
年に一度のこの日だけです。
江戸通りは6:00くらいから車は通行止めになり
歩行者天国に。
街のソワソワが移って5時くらいからこちらもソワソワ。
朝から張り切って浴衣を着こみ、お店が終わってから
クッシーとドキドキしながら事務所へ向かう。
今日はすぐ近くのOさんとMさんの新事務所で
花火宴の会へ。
ここがまた花火の打ち上げ場所である第二会場の目と鼻の先。
私たちが到着したときにはすでに持ち寄りごちそうと
Mシェフのおいしいイタリアンがズラーっと並んでいた。
私はOさんからのリクエストの酢卵とパプリカのマリネ、そして日本酒を持参。
腹ごしらえをして・・・とあれこれつまんでいたら花火が始まった!
「わーーー!」
「おーーーー!」
すごすぎると案外こんな言葉しか出てこないもんだ。
終いには圧倒されてハイテンションになって
笑いが止まらなかった。
花火が終わってからは、花火師さんに向かって蛍光ライト
(アイドルに向かって振るアレです)をみんなで振ってお礼をします。
これは地元のUちゃんに教えてもらったこと。
すると空母のような打ち上げ台の上からもライトでお礼が帰って来て・・・
粋と言うほど野暮はなしと言うけれど、お江戸の夏はやっぱり粋です。
ジーンとします。
散々騒いでおいてなんですが
花火がきれいすぎて切なかった。
7月最後の日は
明日は隅田川の花火大会です。
お車の方は夕方から蔵前~浅草周辺は
交通規制がありますのでご注意ください。
昨夜は先日の反省をふまえて?
お酒は楽しくたしなむ程度に?頂きました。
うむ。うむ。
7月も明日で最後。
今日はいろんなことが重なって
いろんなことを考えていたら
胃がキリキリしてしまった。
明日はドーンと打ち上げ花火!
雨のち予定変更
明け方から大雨。
風も強くて目が覚めてしまった。
カーテンを開けてから寝転びながら
空を見ていると雲の流れが速く、
雨がうねるように降っていた。
今日はウチにM母子とY夫妻が来る予定だったけど
大雨だったのでまた日にちをあらためることに。
でもって夜からY夫妻と三茶でゴハン。
と思って待ち合わせ場所のトロワへ行くと
な、なんと福島のA先生がそこにいるではありませんか!
びっくりしたー。
人と偶然会うことは本当に多いけれど、
それにしたってここは三軒茶屋。A先生は福島ですよ。
まぁでも先日のFOR座RESTのお礼も言えたし
なんだか良いタイミングだった。
予定が変更にならなかったら会えてなかっただろうし
不思議なもんだなぁ。
おしゃれさん
蔵前駅から地上へ出るエスカレーター。
私の前をゆく老紳士。
80歳近いんじゃないかなぁ。
タッターソールのバミューダパンンツに
パリッとアイロンがかかった水色のコットンシャツ。
白のハンチングにはブルーのラインが入っていて、
めがねはべっ甲かな?足元は白い革のスニーカー。
スニーカーに入っていたベージュのラインとめがねの色は
コーディネイトしていたのかも?
かーっちょいいぃぃっ!目が釘付けになってしまいました。
歳を重ねているから決まり過ぎていてもいやらしくならないんだなぁ。
この暑さの中、朝からあんなにおしゃれしてどこへ行ったんだろう?
初恋の人とデート?なんて想像してみたり。
清潔感があってこぎれいで。
私もあんな歳のとり方をしたい!
あ、もちろんおばあさんになるんですけど。
今日、お店に来て下さったKさんの足元は
キラキラのラインが入った足首ウォーマーが。
そしてサンダルからのぞく足の爪にはきれいな色のペディキュアが。
手の爪には塗らない分、私も一応足の爪には塗ってみたりしてるんですが
冷え対策でしっかりつま先ガード。見えないおしゃれ?ではないです。私のは。
おしゃれな冷え取り方法もあるのだなぁ。
その後にいらっしゃった大阪からのお客様はお着物で。
麻のお着物もかわいらしかったし、ガラスの帯どめも。
とってもきれいに着こなしていらっしゃいました。
しかもな、なんと10年くらい前に通っていたお教室が一緒だったそうで!
ここのところそういうことがとっても多い。
いろいろと勉強になった1日。
土用の丑の日の次の日は
Aさんからお土産で頂いたさんまのみりん干し。
お陰で夕飯の買い物に行かなくて済んじゃった。
干物があるし♪なんて思いながら
明日のお弁当のあれこれも♪と
作りはじめたらいろんなものが食卓に並んだ。
いい感じに漬かったぬか漬け・昨日のパプリカ。
カブの梅和え・ピーマンとおじゃこの炒め煮。
玉ねぎのおみおつけとすでに夏の定番となった山形のだし。
ご実家が山形の I さんから、だしには色々入れるけれど
シシトウもしくはピーマンは絶対入れた方が美味しいと
教わったので、今日はピーマンを入れてみる。
確かにこの苦みがいい感じ。
今度はシシトウでやってみようっと。
ゴハンを食べ終わったところにMさんから電話があって
久々長電話。同じようなことを同じようなタイミングで
考えていてたまにびっくりする。
しかも動物っぽい感覚のところで通じてしまって。
なんでだろ?おもしろいなぁ、もう。
やっぱり
昼間は暑くて外に出られないので
色々と家の中で用事を済ませる。
洗濯2回戦。
ベランダに洗濯ものがズラッと干された景色は爽快!
ポルトガルの港町ではカラフルな洗濯ものが
飾りつけのように干されていたっけ。
そんなことをふと思い出した。
3時近くになってようやく出かけることにする。
今日は神楽坂のロンダジルさんで行われている
吉村和美さんの個展へ。
初日でずいぶんと無くなったという情報は聞いていたけれど
売約済みのものも展示してあるとのことだったので。
2階の展示スペースにはもちろん点数は少なかったけれど
色のバリエーションや模様、かたちの色々を見ることができて良かった。
昨日の岡田さんのときもそうだけど、
あらためて自分が器を好きなんだなぁとしみじみ思いました。
(今さらですけど)
見ていて飽きないし、買うとも決めていない器でも
どう使おうかあれこれ想像を膨らましている時間が楽しくてたまらない。
展示のご案内を頂いておきながら
なかなか全て伺うことはできませんが
こうして足を運んでモノに触れる時間はやっぱり心躍ります。
家に帰ってまだ明るいうちからビールをプシッと開けて
ゴハンの準備。土用の丑の日だけど鰻はまたあらためて。
あぁ南千住の「尾花」!この夏こそはここで鰻が食べたい。
マリネにするべく焼きパプリカは
こげこげにした薄皮をはがした後に手でちぎってマリネに。
こうした方が味が中まで入っていく感じがするのと、
食べていてみずみずしい気がする。
元気な夏野菜たち。どれも美味しいので鰻でなくても今日は◎。
偶然
扇風機もエアコンもつけずにお昼まで寝ていた。
全身汗だく。
寝が浅かったらしく、内容も覚えていられないような
途切れ途切れの夢を見続けていた。
起きても疲れていたのであまりいい夢ではなかったよう。
シャワーを浴びてさっぱりし、
朝昼ごはんをたらたら食べて出掛ける準備。
今日は巣巣さんへ永井宏さんも参加するという
ブルーグラスのライヴへ。
と思ったら私が到着したら終わってました。
時間をチェックしていなかったのがいけなかった・・・
ま、久々永井さんにもお会いしてお話ができたのが良かった。
元気そうだったのが何より。
そしてまた恐いくらいの遭遇率でMさんたちにバッタリ。
ってことでその後Mさんと二人で三茶の
tokoro cafeで行われていた岡田直人さんのtokoro展へ。
岡田さんのラインを保ちつつ、その一方で
色々と挑戦しながら制作をしている新作を見ることができて良かった。
お話をしていると岡田さんはとっても穏やかな人なのに
そうした挑む姿勢が常にあって、とても刺激を受ける。
またあの白い工房へ伺いたいなぁ。
tokoro cafeへも久しぶりにお伺いしました。
展示期間中はカフェはお休みでしたが
サービスで頂いた水割りエスプレッソが気つけ薬のように沁みました。
美味しかったー。閉店間際に伺って申し訳なかったです・・・
今度またゆっくりと伺うことにしよう。
で、ここでもバッタリHさんに。今日はそんな偶然続きの一日。
夏の皿
お店が終わってから冷水さんの食堂イベントのお手伝い。
先日試食をさせて頂いて、きょうがその本番。
というのになんだかボケボケ。
こんなお店があったら働きたい!と思うほど
お料理はとびきり美味しいし、料理長は魅力的だというのに
いやはや。
おばちゃん足手まといにならないように
洗いものにまわってしばし頭を冷やして
心を落ち着かせる。
夏の皿も白から始まり味が積み重なっていったところで
一度リセットしてから夏の太陽のように赤の皿へ。
最後は水面にキラキラと光る日射しのようなメロンゼリーが・・・。
冷水さんのお料理にはストーリーが感じられるのです。
機会があったらぜひ召し上がって頂きたいお料理です!
イベントが終わってからはまかないゴハン。
とっても贅沢。
帰りに電車で余韻に浸っていたのもつかの間
家に着いてブチっと電池が切れて何もせず寝ることに。
もうすぐ
満月。
家に帰ってベランダに出ると
ぷくぷくと満ちてきた月がちょうど真正面に浮かんでいた。
暑さに体力が消耗されているのか
ドーッと疲れが出てしまう。
こんなときはついついゴハンも簡単なもので
済ませてしまいがち。
が、しっかり出汁をとってなんてことはないおみおつけを作って
炊きたての玄米ご飯と野菜をあれこれ。
おじゃこを炒って、砕いたピーナツも一緒に冷ややっこにかけたりして。
料理という料理でもないんだけど、なんだかそんなおかずで満足。
あぁキートンは元気だろうか・・・
などとまるで片思い状態。
で、実家に電話をすると昨夜はさみしがって鳴いて(泣いて?)いたようだけど
今日はじゃれて遊んでずいぶんと慣れてきたとのこと。
良かった、良かった。
ふにゃりというやわらかい子猫の感触がまだ手に、
みゃぁーみゃぁー甘えた鳴き声が耳に残っている。
えーっと。
話は変わり、アノニマ・スタジオでのHP連載
「瓢箪からコーヒー」が更新されました。
先月の福島でのイベントFOR座RESTでの出来事のお話です。
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タイトルは「冷やしきゅうり」ですが主役は鶏味噌です!
焼きナスにも合いますよー。