特に何をするでもないのですが
今日でin-kyoはまる10年を迎えました。
今朝はいつもよりも早くお店に行き、
山口さんが早めに届けて下さった
展示用の作品の検品を少しずつ進める作業を。
そんな合間に宅急便の荷物が届く。
送り主を見て「あ!ひょっとして。。。」
はい。実は昨夜は10年のことを意識していたのですが
今朝になってやることを黙々とやっていたら忘れておりました。
届いた荷物を見て思い出したわけです。
陶芸家のくまがいのぞみさんが
dans la natureの千葉奈津絵さんに毎年お願いをして
贈ってくれるアニバーサリーのケーキ。
今年はあんざい果樹園の紅玉リンゴを使ったもの。
キャンドルもちゃーんと10本用意してくれています。
なんとも心のこもった贈り物とお手紙。
いつもお世話になっているのは私の方なのに。。。
10年の間にはお店の引越しが2回。
住む場所も環境も変わったこともあってそれだけの年月が
経っていることにあまり実感がわかないのですが、
そんなぼんやりとした私が、どうにかこうにかこれまで
やってこれたのはまわりの人たちのお陰でしかありません。
お客様や作家の皆さん、お取引のある会社の皆さまにも
いつも支えて頂いています。
感謝の言葉はどれだけ重ねても足りないほどですが
何かで返せるとしたらやはりこの先、お店を続けていくという
ことでしかないように思います。
モノの行き来だけでなく、人が集まって何かが繋がり
広がっていくような。
大きなことをしようだなんて大それたことは考えてませんよ。
(ま、やろうと思ってもできませんけど。)
in-kyoはもっと気軽な場所。
以前に民放サロンにも書きましたが
誰もが気軽に立ち寄れてゆっくりできて、
たまたまそこにいる人と会話したりして。
そんな「縁側」みたいなホッとできる
場所になればいいなと思っているのです。
一歩一歩また歩みを進めていこうと思います。
仕事ばかりでなく暮らしもまるごと一緒に。
11年目に入るin-kyoもこれからもよろしくお願い致します。