ミニブックフェア「本を抱えて」が始まりました。
店内にはアノニマ・スタジオより「旅する灯台1号が」到着。
in-kyoの店内に明かりを灯し、道しるべのような存在に
なっています。
これは美術作家・前川秀樹さんによる作品です。
灯台には灯台守もちゃんといて、見上げて手を振る先にはカモメが手すりに
とまっているのです。
あぁ。日本全国を旅する旅人に再会したような気分。
in-kyoが東京・蔵前のアノニマ・スタジオ1Fの1角にあった頃を思い出します。
たくさんの窓から入る冬の光がとてもキレイで、アラジンのストーブの匂いがして。。。
そこに並ぶ大事に大事につくられた本たち。
あの場でお店を始めていなかったら今の私は一体何をしていたんだろう?
想像すらできません。(本気で)
その場を離れて今、こうして三春にやってきて。
いつか必ずここで本のイベントをやりたいと思って
実現できた嬉しさを、ひとり勝手にかみしめております。
季節柄、クリスマスプレゼントにもぴったりな絵本や
おもてなし料理に大活躍しそうなレシピ本。
毎日の家庭料理のヒントになるメニューももちろんたくさん。
紙の手触り、匂い、文字の美しさ、などなど。
「読む」というだけでなく、本という形あるものに触れる喜びは格別です。
次の次の世代となる小さなお子さんにもぜひ知ってもらえたら。
どれもこれもオススメの本ばかり。
背表紙をただつらつらと目で追っているだけでも楽しいです。
常設でも本は置いていますが、いつもは置いていない本もたくさん揃っています。
「本を抱えて」ぜひ。