定休日。
梅雨らしいどんよりと重い雲。
それでも湿度がそれほど高くないのが有り難い。
掃除やら片付けをゆるゆる済ませて
お客様から伺っていて行ってみたかった
「遊の丘」へお昼ご飯を食べに。
こちらは三春のお隣の町、西田町の丘の上。
見晴らしの良い場所でご夫妻がカフェとギャラリーを
されています。
ランチは曜日によって手打ち蕎麦の日とカレーの日があるようで
この日はお蕎麦の日。コーヒーは自家焙煎。
カレーの日にもまた行ってみたい。
そしてその後はこおりやま文学の森資料館で8/21まで行われている
「かこさとしの世界」展へ。
加古里子さんと言えば子どもたちに大人気の絵本
「だるまちゃんとてんぐちゃん」シリーズ。
館内では原画はもちろん、「てんぐちゃんからの手紙」と題してクイズが所々にあって
童心にかえって純粋に楽しめる展示。
また郡山市文学資料館の建物も記念館として鎌倉から移築された久米正雄自邸も素敵で
手入れの行き届いたお庭をぐるりと散歩できてとても気持ちが良い場所でした。
久米正雄氏の満面の笑顔の銅像も良かった。
だるまちゃんとてんぐちゃんの絵本に私が出会ったのは
大人になってからで、はじめは「何でだるま?」
「次に出て来るのは何で天狗なの?」と不思議でしたが
子どもにはそんな概念はないのですよね。
身近なお友だちのような、ひょっとしたら自分にもどこか似た
存在だから親近感がわくのでしょうね。
この日の帰り道は展示で流れていたてんぐちゃん音頭がずっと頭から離れませんでした。
館内で購入したかこさとしさんの(現在92歳!)
著書「未来のだるまちゃんへ」(文芸春秋)を読むのが楽しみ。
この本はこどもたちへ向けて書かれたのかもしれないけれど、
そんな子どもたちを育てる大人たちへのメッセージでもあると思います。