ひょんなことから以前に「また一緒にここで飲みましょう!」と
なった陶芸家の五月女寛さん(同い年)と
shopオーナー大先輩のIさん。
そこに急遽お誘いしたこちらも大先輩のTさん。
「ここ」というのはともすけさん。
食いしん坊は自認してますが、ある程度の年齢にさしかかり
あとどれくらい外食をするのだろうか?なんてことを考えると
年齢のこと、身体のこと、食欲だってこの先どうなるかわからない。
老け込んだ気持ちになっているのでは決してないのだけれど、
あれこれ調べて積極的に多くを知ろうとしなくても、
季節ごとに訪れたいなぁと思えるお店が自分の中で
数件あれば、もう十分満たされているような気が最近はしている。
1ヶ月ぶりのともすけ料理は秋メニュー。
栗やキノコ、いちぢく、その他にあれもこれもと
今日も感激の皿たち。
料理に合うワインも相変わらず美味しいし、
テーブルを共に囲むみなさんは
大先輩だというのに気さくで楽しくて素敵な大人の方々。
気づけばこの日の店内には知り合いがそれぞれのテーブルに。笑
まるで大家族で美味しい食卓を囲んでいるような。
美味しいだけではない幸せな空気。
これもごちそう。
先輩方も五月女さんも共通して言えることは
大変な仕事をしているように見えても(実際に大変だけれども)
ご本人たちはそれもひっくるめて楽しもうとするバイタリティの
ようなものを持っていること。
「好きだから」と言ってしまってはあまりにも簡単すぎるけど、
でも結局はそれだけシンプルなことが原動力なのかもしれない。