川の匂いに混じって潮の香りがした。
今日は肌寒かったけど、この匂いは
初夏の訪れを感じさせる。
水上バスなんかに乗ったら気持ちいいだろうなぁ。
そういえば先日訪れた益子では田んぼの方から
すでにカエルの鳴き声が聞こえたし
ツバメが颯爽と目の前を横切っていったっけ。
道端にはいつのまにかドクダミの葉がワサワサと映えているし。
来月あたりはらっきょうを漬けたり梅干しを漬けたりと
夏仕事が始まる。
うかうかしていると季節に置いていかれそうになる。
うかうかしている場合じゃないな。
週末には山崎さんの田植えのお手伝いに
行く予定でいるけれど、大丈夫なんだろうか自分。
私のまわりでも体調を崩している人の話を聞くけれど
(しかも酉年チーム?)いろんなバランスが
ちょっと崩れているのかも。どうぞみなさまもご自愛を。
あ。
家の近くの並木が何の木かやっとわかったのでここにメモ。
「白雲木」(ハクウンボク)
大きくて丸い葉っぱのかたちも、今まさに満開の白い花も
秋口に成る実もどれをとってもかわいらしい。
石田千さんの新刊「並木印象」(平凡社)を読んでいる影響かな?
木に目が行く。
今まで素通りしていた木に寄り添うような、そしてこちらが見ているのではなく
やさしい眼差しで見られているような・・・なんだかそんな気持になります。
木を見ているから自然と顔を上に向けていられる。