いわきの鉄と布のomoto・鈴木夫妻から
「石巻へ行っているリビセン(リビルディングセンタージャパン)の東野夫妻が
諏訪へ帰る途中にin-kyoに寄ろうとしているけど
定休日ですよね?」とメール。
諏訪とは長野県であり、石巻とは宮城県だ。
そして三春は福島県なわけで…
地図でみれば確かに通り道かもしれないが。だがしかしですよ。笑
定休日だけれど、むしろ休みで家にいたところでちょうど良かったので
せっかくだからと寄って頂くことにした。
そして連絡をしてくれたomoto夫妻も三春にやって来て下さることに。
三春で待ち合わせ。
いわきからでも三春までは1時間はかかる。
福島は案外と広いのだけれど、東野夫妻は全国北から南から
大移動をしているのでさして苦ではない様子。
むしろ楽しそう。
どこでもドアみたいにポン!とそこへやって来て
ゴハンを食べてコーヒーを飲んで、しゃべって、笑って
諏訪へと帰って行った。
あぁなんと軽やかな旅人のようなんだろう。
なんだかすごく元気をもらった。
実は来月実家の(リアル)隠居が取り壊しになるので
そのレスキューをリビセンにお願いしたのです。
およそ築100年。祖母が亡くなってからは
倉庫のような状態になっていて、
年を重ねた両親にとって重い木戸の開け閉めは厳しく、
めったに風を通すこともせずに傷みは進む一方だった隠居の平屋と
古くなった母屋も取り壊して建て替えることに。
実家を離れた私がどうこうできることでもなく、
せめて隠居のかけらがいつかどこかで何かに役立てられればと。
お米農家のやまざきさんがつないでくれたご縁のお陰で
今回の運びとなったわけです。
頼もしくしなやかなリビセンの二人。いつか諏訪にも行ってみたい。
そして思いがけずomoto夫妻にも会えて嬉しい一日に。