札幌滞在備忘録 その2

15日
午前中は草ちゃんの夏休みの自由研究のお手伝い。
(あ、これは内緒か!笑)
H氏と草ちゃんが段ボールで紙相撲のための
大きな土俵を作っていたところへ参戦。
手伝いのはずが自分がはまって一生懸命になってしまう。
が、大人がやりすぎたものは良くないねと却下。
切りの良いところで終えてお昼ごはんはたべるとくらしの研究所のランチ。
晩ごはんに引き続き、使っている野菜は同じ畑からやってきたもの。
健やかに育った野菜ひとつひとつが大事に料理されて、
体と気持ちを喜ばせてくれる。
何度も「美味しいねぇ」と言いながら。
草ちゃん、君のママはすごいんだよ。って気づいてるかなぁ。
この日は18時から楽しみにしていたアン・サリーさんのライヴ。
私はコーヒーの当番で参加。
いつ聴いてもアンさんのライヴでは勝手に涙が滲んでしまう。
聴きながら福島のことや人のことが頭に浮かんでくるからかもしれない。
自分でもその理由ははっきりとはわからない。
勝手に、本当に自分の意志とは関係なく勝手に涙が滲む。
ただ、その涙は悲しいだけなのではなく、光のような美しさとか
明るさとか楽しさも同時に含まれている。
そのことをアンさんの唄声はやさしく教えてくれるのだ。
音楽ってすばらしい。
ひたひたと幸せな心地で余韻に浸った夜。