来月の20日に世田谷の巣巣さんで
永井宏さんについて、
編集者の丹治史彦さんとトークイベントを行います。
(予約受け付けは巣巣さんへ)
だから今一度永井さんの本を読み返している。
これまではサラサラと読み流していた言葉も
今あらためて読み返すとハッと立ち止まる文章があったりして。
それは読む時間帯なのか、季節なのか
自分の心情なのか。
そのときの自分にピタリとくるものには付箋をつけたりしているうちに
気づけば付箋だらけになってしまった。
今さらすみません。永井さん。
電車に乗りながらそんなことをしていると、
次の駅で扉が空いたら「おっ!ちえちゃん」なんて言いながら
永井さんが乗って来そうな気がするときがある。
永井さんが亡くなられたのが春だからだろうか。
沈丁花の香りがしたり、そろそろ桜が花開く頃だと思うと
気配を近くに感じたりしている。