12日にお休みを頂いたのは、
夫君のおばあちゃんの新盆で、
お寺とお墓のある柳津まで長谷川家みんなで行き、
迎え盆には一日早いけれど、提灯を下げて
家まで戻り、さらに親戚の皆さんが集まっての
法事が行われました。
私の実家も本家で祖母も同居していたことから
幼い頃からお墓参りや習わしやらを当たり前のように
(そうしないとバチが当たるとよく言われたものです)
行っていたので、長谷川家のお父さん方の会津の風習
(母方は郡山の風習)を守る気風がストンと腑に落ちるというか、
自分が歳を重ねたからかいいものだなぁと思ったりします。
風習にはなんで?とか不思議?と思うこともたくさんあるけれど
誰かが続けることをやめたらきっと簡単に
なくなってしまうだろうなということばかり。
でもそうした目に見えない「何か」を感じたり、恐れることで
守られているものもあるんじゃないのかなぁと
お盆になると特に思ったりします。
年に一度、会えるか会えないかの親戚の皆さんとも
食卓を囲んでワイワイやって。
そうやって人が集まるきっかけを
ご先祖様がつくってくれているんじゃないかな、なんて。
長谷川家母は準備できっとそんな悠長に構えてなど
いられなかったと思うけれど、相変わらずこづゆは美味しいし、
コロッケや切り干し大根の煮物も美味しかった〜。
って、食べてばっかりいたわけではないのですよ。
一応嫁なので、私は粒マスタード入りのポテトサラダと、
料理家の角田真秀さんレシピの鶏ハムを作って差し入れに。
(⇧これは人が大勢集まるときにとっても助かる一品!)
他にも会津でお父さんやお母さんが用意してくれた
馬刺し(会津ならではのようですね)やお寿司などご馳走たくさん。
食事が落ち着いてからは子供たちもいたので
庭先で花火もやって。。。一日早かったけれど迎え火のようでした。
翌朝も朝ごはんに味のしみたこづゆをいただいて。
お仏壇にも漆のかわいらしい小さなお膳にご飯やこづゆ、
お漬け物や煮物がちまちまと盛られたものが。
明日は千葉の私の実家へ。
ちょうど送り盆。
では行ってきます。