ハナミズキの花が満開。
両手を空に広げるように、パンと開いて上を向いて。
そしてあっという間にサッと散る。
その潔さが大好きな花のひとつ。
つんのめりそうなくらいに走って
そんなんじゃまだまだ足りないよと思ってた。
疾走し続けなきゃと。
でもそれで私が倒れてたら誰も助けられない。
大切な友人たちと美味しいものを囲んで
ワイワイ楽しい時間を過ごせない。
今頃気づくなんて何やってんだかなぁ私は。
Sちゃんに会って顔を見て話ができた。
ホントはまだまだ話足りないことが山ほどあったけど、
でも言葉以上に目の前にSちゃんがちゃーんといて、
そしてまたSちゃんの家族の顔や景色が浮かんできて・・・
そのことが私を支えてくれている。
まずは態勢を整えて自分の歩幅で。
陸上部だったときも短距離じゃなくって長距離だったんだし。
全速力で疾走し続けるなんて所詮無理だったんだ。私には。
私を支えてくれてきた大事な人たちを支えられるように。