三春にin-kyoがオープンしたから今日で10日。
什器も扱う商品も今までとほぼ同じなんだけれど、
新しい場所で、そして新しいできごとと出会いの中で
過ごす日々は新鮮さと緊張との連続で
家に帰ったら飽和状態の頭で晩ご飯を作り、
その後は子どものようにパタンと寝てしまってます。
まさに初心。8年経とうがなんだろうがやっぱりはじめの一歩。
オープン前には満開だったしだれ桜やソメイヨシノは
今は葉桜になっているものの、その若い緑もまた美しい。
山には淡い色をした山桜が咲き始めてフワフワとやわらかに見える。
「山嗤う」というけれど、こんな景色のことなんだろうな。
目にする風景に、朝陽の美しさや澄んだ夜空にいちいち感動している
今を忘れないでいよう。
工事のときから気になっていたお店のガラス枠につくられたツバメの巣。
一度巣をつくったところへは必ず毎年ツバメが戻ってくるというけれど、
ここはどうなのだろう…?
そう思っていたら昨日あたりからつがいとおぼしきツバメが
せっせと巣作りのためにin-kyoに通い始めた。
ツバメがやってくる場所は幸せを運んでくる。
そんなことを信じて糞の汚れが心配だけれど、このまま見守るとしましょう。
三春の町はうちに限らずツバメが多く飛び交っています。