明け方の雷

今朝明け方の雷。
広い大地に響き渡る地鳴りのような音。
夢なのか現実なのかが寝ぼけていてわからず、
「神様が怒ってる。神様が怒ってる」と
頭の中で唱えていた。何度も鳴る雷と稲妻の光で
ようやく目が覚めてそれが現実だとわかった。
今の日本。今の東京。神様は怒っているんだろうか…。
先週末は友人夫妻の結婚式に出席するために
奈良県桜井市にある大神神社に行ってきました。
ここは日本最古の神社といわれているそうで、
由緒正しきその場所でとり行われたお式は
つつましく、厳かで参列したこちらまで清らかな気持ちに
させて頂きました。お招き本当に本当にありがとう!
みんなで引いたおみくじは大吉♪ うふふ。
お昼ごはんは神社のすぐ近くにある三輪素麺のお店で。
華やかな披露宴会場ではなく、この日に揃った友人たちと
気兼ねなく土地の美味しいものを一緒に味わって楽しもうという
友人夫妻のおもてなしがいつものまんまやさしくて。
それがとっても嬉しかったし、忘れられない時間となりました。
お店の方も「今日は特別に」と、鶴の抜き型で抜いた大根を
添えてくれるなどのあたたかい心遣い。
またここの柿の葉寿司ができたてでめちゃくちゃ美味しく、
何個でも食べられそうなほど。
今まで食べたどの柿の葉寿司よりも美味しかった。
葉っぱも柔らかな若葉で包んであって、
それがまた初夏らしい彩りを添えていた。
二人は入籍後、しばらく経ってからの挙式で
この少し肩の力が抜けた具合がちょうど良くて、
心地好く感じられたのかもしれない。
眩しい陽射しとともに記憶にしっかりと焼きついた良い時間。良い一日。
つづく。