昨日は都民の日でしたが設営のためにお休みを頂きました。
お昼頃からご近所に住む曽田耕さんのご協力を得て
いつもの展示テーブルを運び出し、広くなった床に
五月女さんが持参した砂を床に敷き
「HOME」の町を店内に作って下さいました。
この床が…
↓
こんな風に!!
五月女さんと出会ったのはかれこれ10年以上前。
お店を始める前からです。
千石にあったsasuraiというお店でお話をしたことをきっかけに、
鬼子母神神社の手づくり市へ行ったり、
工房の風でも再会したり。
その度に五月女さんの小さな家々や積み土たちが我が家にやってきて。
これまで色々と縁がありながらも、お取り扱いをさせて頂くようになったのは
お店を始めてしばらく経ってから。
どんどん五月女さんの世界観は広がっていて、
土から生まれた小さな家の向こうには
たくさんの物語が生まれているのです。
in-kyoでは今回がはじめてとなる五月女さんの個展。
五月女さんは家以外に器も作られているのですが、
私の中で五月女さんの原点ともなっていると
勝手に思っている「おうち」の作品に限定してお願いをしました。(一部花器もありますが)
(器は10/3 にSyuRoさんにて限定30個の販売がありますのでこちらもぜひ!)
いや、五月女さんのというよりも「私の」ひょっとしたら「みんなの」
原点のようなものかもしれないな。
帰りたい場所、会いたい人、ホッとするような懐かしさ、子どもの頃に遊んだ路地裏、
ポッと灯る明かりや夕餉の匂い、お風呂の湯気とシャンプーの香り、
食卓の笑い声、それからそれから…そんな全てを象徴するような「HOME」
今回の展示テーマです。
ぜひとも子どものようにしゃがんで?じっくり堪能して頂けたら嬉しいです。