1週間が経ちました。

五月女寛さんの展示が水曜日で終了致しました。
期間中にお越しの皆様、本当にありがとうございました。
展示が始まったのが1週間前とは…
信じられない早さで時間が過ぎ去っていて
呆気にとられるほどです。
先週の土曜日は青木隼人さんのギター演奏会。
直前にキャンドルの明かりの中で作品を囲みながら
青木さんの演奏を聴くことができたらさぞかし素敵だろうと思いつき、
五月女さんの器にキャンドルを灯し、
そこで青木さんに演奏をして頂きました。
20151009-土曜夜.JPG
入り口を開け放ち、窓を少し開けると秋の夜風がすーっと抜けて、
それと同時に表の通りを走る車のライトや音なども通り抜けて行く。
目をつむりながら青木さんの演奏を聴いていると、夢なのか現実なのかその境が
解け合うようにわからなくなって、いろんな思いや風景が走馬灯のように
頭の中を巡っていった。
なんとも不思議で、心地よくて、今ここにいることができている
ただそれだけで十分と思えるほど幸せを感じている自分がいた。
20151009-青木さん土曜夜.JPG
演奏をして下さった青木さんはもちろん、
作品をつくって、そして島のような風景を見事に作り込んで下さった五月女さん、
そしてそこに集まって下さったみなさんが作り上げた空間と時間。
一週間経った今でもおだやかな海を漂っているよう。
それはもう余韻ですらなく、その世界と今を行ったり来たりしているみたいだ。
水曜日、最終日の展示を終えた後、何人かの方々に手伝って頂いて
あっという間に撤収も終了。砂もきれいに無くなり、
本当に夢だったのではないかと思うほど。
小さな「HOME」からはどこまでもどこまでも広がる世界観を感じることができました。
展示に至るまでずいぶんと時間がかかってしまったけれど、
今、ここでこのようなかたちで行うことができて本当に良かった。
五月女さんありがとー!
五月女さんは10/20〜
世田谷の巣巣さんでmitome tsukasaさんとの二人展を行うそうです。
お近くの方はぜひ。