昨日、一昨日の定休日は、
つくばに田んぼがあるお米農家やまざきさんちの
稲刈り作業のお手伝いに夫君と行って来ました。
今回は忙しい合間、無理を言ってやまざき家に初宿泊。
そうすれば2日間手伝えるし、なんなら晩ご飯も作るよ!
という押しかけ女房ならぬ、おしかけ宿泊ということで。
水曜日は助っ人メンバーもたくさん揃っているということで
家の用事を済ませて我らは自宅を出発。
それでもなんだかんだとつくばの田んぼまでは3時間強かかる。
到着した頃には(ねらったわけではございませんが)
ちょうどお昼時。minokamoさんが作ってくれたごちそうランチを
頂いてからいざ作業スタート。
無農薬米の稲がここのところの雨で倒れている。
そこを鎌を使って手刈り。その後、束ねて天日干し。
乾燥機を使っての乾燥でも十分美味しいのだけれど、
お天道様の力というのか、最終的な水分量は同じでも
ゆっくりと水分を抜いて乾燥させる天日干しの方が
断然美味しいのだ。
昨年の豪雨による災害からちょうど一年。
泥水の中でもすっくと立っていた稲の姿と
水が引いた後の辺り一面灰色の景色は今でも頭から離れない。
だから黄金色の田んぼはまぶしく感じられるほどだった。
あぁなんてきれいな景色だろう。
今年無事この黄金色を見ることができて本当に良かった。
シャラシャラと風になびく乾いた稲穂の音も耳に心地よい。
が、まだまだ作業は続く。
果てしないと思われる、倒れて雨水に浸っている稲を手で起こす作業。
かがめた腰をまっすぐにして見渡すとまだまだ稲の海が広がっている。
昨日は山崎夫妻と、針灸師の菅原夫妻、そして私たちの6名。
これがお手伝い人員がいない日は2人で行っているかと思うと
気が遠くなりそう。でも地道に作業を進めて行くしかない。
自然に逆らわず、共に。あともう少し。
たった2日間のお手伝いだったけれど、昨日の帰りは
さすがに2人してクタクタで、途中何度も仮眠しながら帰った。
今日は筋肉痛だし。笑
本当に本当にすごいことだなぁと頭が下がる思いがする。
山崎家に限らず全国で頑張っている農家のみなさんにも感謝です。
無理を言って宿泊させてもらって
こうして作業を手伝わせてもらうのは貴重な体験。
山崎家のみなさん、本当にありがとう!
新米がお店に入荷するのはもう少し先になりますが
とびきり美味しいピカピカのお米ができましたよ。
入荷次第「お知らせ」のページにUP致しますので
もう少々お待ち下さい。