もみじが陽に透けて美しい。
子どもの頃、せっかくきれいなのを選んで
拾って来ても部屋に飾るとあっという間に
カラカラに乾いてしまうのが
悲しかったことを思い出して水の中へ。
こうしておくと少しは長く楽しめる。
師匠に頂いた大根は教えの通り下茹でをしたものを
一昨日は鶏肉と煮て(好江師匠レシピ)、
昨日はおさらいをするようにブリ大根に。
どちらも温め直して食べる翌朝の味わいが楽しみ。
その美味しさを夜のうちにと思ったら、
とろ火でコトコト、落としぶたをしたり、
途中で鍋をゆすってめんどうを見ながら味をゆきわたらせないと。
「煮物は時間と手間をかけるもの」とは好江師匠のお言葉。
圧力鍋でサッとというのではダメなんだそう。
今回は鍋でコトコト(それでもまだまだ足りないけれど)煮ましたが、
普段は圧力鍋、便利に使っているとは言えなかった…
でもやっぱりひと手間の愛情料理はひと味もふた味も違うんだろうな。