cimaiのシュトーレンは店頭販売分も完売致しました。
毎年、毎年、ひとつずつ大事に作られているcimaiのシュトーレン。
今年もとびきりの美味しさです。
パン同様、きっと毎年材料と配合諸々を吟味して
ブラッシュアップしているんだろうな。
シュトーレンはすごく手間がかかるもの。
1年に1度、この季節だけの味わいを大事に頂きます。
さて。
店内のレイアウトを少しばかりクリスマスを意識してみました。
なんせ、今まで蔵前のときはお土地柄か、師走に入るとクリスマスよりも
すでにお正月へと意識が向かい、クリスマス感が薄かったもので…。
今朝、ヨークベニマルの店内を見て
「あ、クリスマスですよね。そうですよね」と駆り立てられて?
せっかくディスプレイするなら店内にモミの木でも置きたいところですが。。。
幼い頃のクリスマスには希望のおもちゃと一緒に
絵本をよくプレゼントされてました。
すぐに熱を出したりなど病気がちな子どもだったので布団の中で読む本をと。
だから私の中ではクリスマスというと絵本というイメージなのです。
新潟・北書店の佐藤店長が選ぶ本で
「あぁこの本、ゆっくり読みたいなぁ」と
思っている本が何冊もあって、そう思っている本に限って
ここ数日見事に旅立って行ってます。
今日も。
野尻抱影「星は周る」(平凡社)
ずっと気になっていて読んだことがなかったので
これは!と思っていたのですが。
でも同じように「あ!」とこの本を手にして下さる方がいらっしゃることも
これまた嬉しい。「やっぱり、ですよね」と心の中で共感。
本って不思議なもので1回読んだことのある本でも
またふとしたときに読み返すと印象がちがったりすることもあったりして。
「クリスマスに大事な誰かに本をプレゼントするなら
あなたはどんな1冊を選ぶでしょう?」
あ、こんな企画を来年はやってみようかな。